2004年8月21日 テレ朝
あらすじ
高杉貫一郎は若手弁護士。持ち前の正義感から国選弁護人を引き受ける。事件は、傷害致死事件。被告・立花勝己は、会社経営の春田を鉄パイプで殴って逃走、春田は翌日死亡した。立花はニュースで春田の死を知ると、警察に出頭、即座に逮捕された。ところが、立花は無実だと訴える女性が現れる。女性は立花の恋人と思われたが、立花は否定する。
たまたま見つけた作品というか、植木等さんの他の作品を調べてたら見つけて、村田雄浩さん主演、「澪つくし」英一郎役の鷲生功さんの名前も見つけたので見ることにしました。それにしても小浜はこの先出てくるのかな？
若いカップルがキャッキャっとはしゃいでると思ったら、男から突然別れを切り出された。男は一人で警察署に入っていった。
村田雄浩さん演じる高杉貫一郎は弁護士。妻の美幸は川上麻衣子さんで塾の先生。
お、鷲生さんいきなり登場で高杉と話している。鷲生さんは堤検事役。短髪にメガネ。
植木等さんは鶴川泰三という有名な弁護士。今回の立花勝己の事件を譲ってくれた。植木等さんは最近、クレージーキャッツ時代の映画を見たばかりだから、おじいちゃんになったなーと思ってしまう。
立花勝己が冒頭でいきなり彼女に別れを切り出した男か。自らが乗るバイクと接触した車の運転手と言い争いになり、殺してしまった。素直に認める立花。
鷲生さんは検事ということでセリフは多いけど、ナレーションベースになったり、顔じゃなく裁判所内が映ったりしてる〜^^;
テレビに出ている鶴川の元に若い女性の声で「立花勝己は無実です」という電話が来た。鶴川から話を聞いた高杉は立花に話を聞くが、「お前には関係ないだろ」とキレ始めた。鶴川は喫茶店の支払いも高杉に押し付けるなど、テレビでは人情弁護士っぽく見せてるけど、ケチ？！
簡単に終わる事件と思われていたが、もう一度立花の周辺を調べ始めた。保護司をしていた杉山義男(山田吾一さん)の経営する工務店で働いていたことを知り、杉山の息子・哲也(東根作寿英さん)を訪ねた。妻が川越美和さんか。
哲也は立花とは1年以上会ってないと言い、後に妻の敏子に話を聞くと、哲也と立花は兄弟のように仲が良かったのに事件後、一切話もしないし、会いにも行かないと不安がっていた。
殺された春田は杉山と仕事上のつながりがあり、杉山は春田と大内という男に騙されて大金を取られたらしい。大内は1億もの大金をせしめ、妻に5000万を渡し、偽装離婚した。
大内の保証人になったばかりに借金を背負ってしまい、杉山義男は妻とともに崖から飛び降りた。山田吾一さんもまた古いドラマでばかり見かけていたから、あんなに白髪になっていたんだな〜と時の流れを感じました。
知り合いのはずの春田だとは暗がりだったから分からなかったと立花はいうが、高杉は誰かを庇っていると直感した。
裁判を延期してほしいと検事と裁判長に話した高杉。堤検事は「なぜですか？」と詰め寄るが、高杉はわけをまだ話せなかった。
大内は杉山義男に頭を下げて保証人にしたが、裏では春田と手を組んでいた。
高杉の元に若い女性の声で「立花勝己を無罪にしてあげてください。それまでつぐみさんを預かります」という電話が来た。娘が誘拐された！ その後、娘のつぐみは元気な様子で「私、大丈夫だから」と電話が来たが、すぐ切れてしまった。
立花の元に行った高杉は、女性の名前を聞き出そうとしたが答えてもらえない。妻は娘がいなくなって、すっかり元気をなくしていた。
高杉は偽装離婚の疑いがある大内の妻の後をつけた。新築の大きな家から出かけ、電車に乗って、大内と会っていたところを見ていたのは高杉だけではなく、哲也も大内に詰め寄った。ナイフを出した大内から哲也を守ろうとして、高杉が傷を負った。
大内を法廷に引っ張り出せると喜び、哲也に娘が誘拐されて10日経ったことを言った。哲也が立花の彼女に呼びかけて、つぐみを解放してくれた。
事務所に行くと、つぐみを誘拐したという女性が来ていた。哲也との子供がいると言っていて、つぐみの話によれば誘拐とはいえ、危害を加えなかった。
真実は春田が哲也に鉄パイプを向けてきたので、奪い合っていて春田を殺してしまった。駆けつけた立花が罪を被ると言ってきた。
立花も哲也も罪に問われ、被告人が一人増えたが、事件は解決。大内も詐欺罪で再逮捕された。
鶴川に励まされたが、国選弁護人という儲からない仕事でマイホーム購入も先延ばしすることになったと妻に言われてしまった。(終)
派手な法廷劇のない弁護士ドラマ。小さな部屋で裁判長、弁護士、検事で打ち合わせするとかリアリティ重視？！ リアルを知らないけど。その分、近距離で小浜と英一郎が話し合う場面が見られました。
初登場と言うけど、シリーズ化はされなかったみたい。残念。
