🗼#昭和100年 企画🗼
— 日本映画専門チャンネル (@nihoneiga) July 23, 2025
巨匠・篠田正浩監督を追悼し
初期の代表作を放送🎬
明日は
「#はなれ瞽女おりん」
◆7/24(木)よる7時30分ほか
放浪の旅芸人おりんの道行きを描く#篠田正浩 #岩下志麻 コンビの最高傑作👏
北陸で長期ロケを敢行した#宮川一夫 の圧巻の映像美が光る📽️https://t.co/pbMcW4FhI5 pic.twitter.com/E0ly7qB08o
1977年 日本
あらすじ
北陸の美しい四季を背景に、三味線や歌で各地をめぐって生計を立てる盲目の"瞽女"の姿を描くドラマ。厳しい生活態度を強いられる瞽女の1人・おりん(岩下志麻)はある男と関係をもったことから、'はなれ瞽女'に。ある夕暮れ、おりんは1人の大男(原田芳雄)と出逢い、奇妙な二人旅が始まる…。主演の岩下が'77年度日本アカデミー賞、同年度ブルーリボン賞で主演女優賞を受賞。撮影の宮川一夫が同年度日本アカデミー賞技術賞受賞。
2025.7.24 日本映画専門チャンネル録画
芸術祭参加作品
東宝株式会社
海の近くの小屋みたいな家に置き去りにされた女の子。村の人が集まって、こんな娘を置いて、逃げるわけない、波にさらわれたんじゃないかと噂するが、めくらの娘抱えて暮らしの辛さがこたえたのだという者もいた。
そこに薬売りの斉藤さんが通りかかった。おお、浜村純さんだ。村人は、お前さんのような世慣れた人の知恵が欲しかったと女の子の事を相談した。おりん、6歳。斉藤さんは自分が持っていたおにぎりを渡した。おりんの生まれ在所は若狭小浜の仏谷。両親の顔は知らない。
おりんは斉藤に連れられて、越後高田の里見の瞽女(ごぜ)屋敷の弟子になった。
製作:表現社
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プロデューサー:岩下清
飯泉征吉
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原作:水上勉 新潮社版
脚本:長谷部慶次
台詞:長谷部慶次
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音楽:武満徹
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おりん:岩下志麻
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カネ子(瞽女):横山リエ
ツギ子(瞽女):神保共子
ヤス子(瞽女):宮沢亜古
おりんの少女時代:嶺川貴子
老婆:原泉
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伊助:加藤嘉
斉藤(薬売り):浜村純
炭焼男:殿山泰司
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今西万太郎(刑事):桑山正一
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助太郎:西田敏行
別所彦三郎(香具師):安部徹
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男(平太郎):原田芳雄
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監督:篠田正浩
キャストクレジットが横書きで80年代の映画だっけ?と思ったら、1977年か。この月は篠田正浩監督特集だったけど、あらすじを読んで他のは怖そうだったりグロそうだったりしたので唯一、これだけ見ることにしました。篠田監督と岩下志麻さんとは夫婦。
あれから20年…21の時にふしだらな女として里見の瞽女屋敷を出されたと男に話すおりん。岩下志麻さんが主役なのに字幕が色付きじゃないのね。
大きな屋敷に住む男の出征祝いに瞽女が呼ばれていたが、まだ来ないと焦っていた。少し遅れたおりんはみんなの前で歌う。これ、歌は吹替?
目は見えなくても、あれはできるべ?と下品に笑う男たち。初井言栄さんがいた!
回想
斉藤のおどに連れられ、寒い中、歩くおりん。
瞽女屋敷では目の見えない女性たちがそれぞれ家事をしている。足音で斉藤さんだと気付くおかみのテルヨ。おりんはテルヨからお姉さんたちを紹介され、優しくされた。自分たちで全ての家事をこなす瞽女たち。
おりんは男にこれまでの身の上話をしていた。今は1人で行動していて、3月までは善光寺にいた。
男は宿なしで、石切り飯場の仕事が終わり、これから郷に帰るところだといい、眠ってしまった。
瞽女屋敷
幼いおりんがテルヨから三味線や礼儀作法を教えられていた。瞽女は耳も鼻も口も手足もみんな阿弥陀様にお預けしているから、毎朝毎日お経を唱え、大事な作法の道を踏み外さぬようにお願いしている。踏み外せば地獄。恐ろしい地獄に落ちる。弟子入り8年目でお姉さんと呼ばれ、3年後に年季明け。
テルヨらと数人で雪の中を移動し、屋敷で歌を披露するおりん。ここまでが回想。
明るくなって、竹を白杖代わりに歩くおりんのあとをつけて歩く男は祭りへ誘う。男は、おりんの杖を奪い、おりんを背負って走り出した。手引きもなしに山道をよく知っているおりんに感心する男。
瞽女屋敷
孫次のところに毎夜出かけて行くツギ子をテルヨが叱っていた。
大きな農家の家の前で歌うテルヨたち。テルヨに殴られたツギ子は顔を腫らしている。不作でろくなものはあげられないが、父が死ぬ前に瞽女の歌が聴きたいと言っていたと年老いた男の娘が言う。三戸部スエさんだね。
歩いている途中、つわりで苦しむツギ子。
成長したおりん。月のものが来たおりんにテルヨは瞽女は男と寝てはならんと教える。おりんが8つの時に孫次の子供を身ごもったツギ子は大きなおなかで歩いていた。
「橘中佐」を歌う兵隊たちの列を避けた路地の隙間に倒れた。あまり聞かない軍歌に昭和の話ではないな?とようやく気付く。
テルヨたちと歌っているおりん。美人なおりんに歌っている途中でも近づいてくる男。あ、西田敏行さん! 酒を勧められ、おりんもニコニコ。テルヨはそれとなくかばう。男と寝れば落とされる、と危惧する。
瞽女は13の時に三三九度までして神様の嫁ごになる。
しかし、おりんはテルヨに諭されても、体のほてりを抑えることができず、テルヨのことを寂しい人だと思うようになった。
瞽女一行が寝かされた部屋。脚を縛られていたおりんの紐をほどき、助太郎が脚を広げた。怖かったが経験したいとも思っていて受け入れるおりん。
このことがきっかけではなれ瞽女になったおりんは見知らぬ男に手引きされ、男たちに抱かれて、銭をもらった。
かつて、能登の珠洲で子供を産んだが、男は逃げたので、子供は凍えて死なせた。えっ!
男と行動を共にするようになったおりん。男は、おりんに拾われた手引き男だと客に説明し、拾ったんじゃないのか?と笑われた。
人様のものに手ぇ出したらいかん!と母に叱られた幼い頃を思い出す男。おりんに名前を教えてと言われて、鶴川仙蔵と教えた。おらを抱いてくだせえと迫るおりんを拒絶する鶴川は抱いてしまったら他の男と同じ、一緒に旅ができなくなると話した。
お! 川で水浴びをするおりん。脱いでるんだな~。鶴川は仏様のようだとそばに寄らなかった。
岩下志麻さんとか十朱幸代さんとかお父さんも俳優だったりするのに、それでも脱がされるんだな~…昔の芸能界、怖いね。いや、まあ、岩下志麻さんの場合、夫の映画だけどさ、でもさ。
歌は岩下志麻さんと声質のよく似た人なのか、本人も多少歌っているのか?声はよく似ている気がする。
鶴川は下駄づくりをし、商売がうまくいったら、瞽女をやらなくていい、おりんは、おらの妹だというが、おりんは一番好きな人じゃと兄さまと呼ぶことを拒絶した。
祭りの日、いろんな人が商売している中、鶴川も下駄の店を出していた。おりんは何もしなくても飯が食えてうれしいと隣に座って下駄を磨く。
大八車におりんを乗せ、移動するようになった鶴川。めくらになって初めて幸せつかんだというおりんに鶴川は美しい仏様のようにしておきたいと抱くことは拒否し続ける。おりんは仏さまでも妹でもねえ!と反発する。
移動中、地震が起こり、海沿いの道で抱き合うおりんと鶴川。
宿に泊まったおりんは、宿屋にいた別所という男からホントに鶴川さんの妹なのか?と尋ねられた。おりんは訳あって昔は瞽女をしていたが、兄と再会できて旅をしていると説明。何かとおりんに近づこうとする別所。店を出してる仲間か。
やくざ者が誰の許可を取って…と絡んできた。鶴川が連れられて行き、別所は鑑札の地回りの話さえつけば戻ってくるとおりんに声を掛けた。
雨が降り出し、別所が下駄をしまうのを手伝った。宿屋に戻ると、別所は仲間から鶴川が警察にしょっ引かれたと聞かされた。地回りの者と話しているうちにケンカになり大けがを負わせた。別所は、おりんちゃんを心配させないようにと仲間に口止めした。
別所は、おりんの脚を拭き、そのうち戻ってくると笑った。鶴川がこの町について郵便局で書留を送っている、誰か身内の者がいるに違いないと話し、おりんには、いつから夫婦になったと問い詰めた。
何日も戻ってこない鶴川を何か余罪が見つかったに違いないと一緒に行こうと誘う。しかし、おりんは兄と妹でもいいと残ることを選択し、1人で行くという別所にお礼を言った。
しかし、別所は山の中へおりんを運び、誰も見てやしないと襲った。おりんは自分で帯を解くといって、帯をほどいて地面に横たわった。
ことが終わり、別所に兄さまに言うてくれるなと口止めするおりん。別所は、おら言わねえぞと言って去っていった。言わない方が都合いいよな!?
戻ってきた鶴川に「お前見てたのか?」と聞くおりん。鶴川は荷物から小刀を取り出し、走り出した。許してくれと泣くおりん。
回想
男に抱かれたことが分かり、テルヨに厳しく叱られたおりん。
戻ってきた鶴川は大八車に乗るように言うが、おりんは独りになりたいという。鶴川は別所や地回りを殴って、警察にバレたら大変だから、しばらく別行動を取ろうということになり、去っていった。
浜辺で大量の薬を持った男の死体が見つかった。薬売りの別所さんだと野次馬の1人が言う。やっぱりな~。
おりんは旅の途中で長岡瞽女にいたという、はなれ瞽女に会った。荷物を見ていてくれと言われて待っていると、長岡警察の今西という男が事情を聞きに来た。
同じはなれ瞽女のたまと行動を共にするようになったおりん。今西がこっそり後を追う。
警察に戻った今西は袴田虎三という軍人を紹介され、鶴川仙蔵は岩淵平太郎という脱走兵だと知らされた。
お座敷に出たおりんとたま。夜、老婆が訪ねてきて、両親を亡くした幼いめくらの女の子を小銭と共に押し付けた。
しかし、夜のうちに老婆と娘は崖から飛び降りて死んでしまった。おりんとたまが浜辺を歩いていて、土座衛門がいると知らされ、おりんは泣いた。はっきりとした約束をしなかったため、断られたと思った!?
行く先々で三味線を弾き、歌を歌い、お金を稼ぐたまとおりん。
今西がテルヨを訪ねた。おりんが屋敷を出たのは9年前。テルヨもおりんに会いたがるが、警察も消息をつかめていない。おりんの在所が若狭の小浜だとテルヨが教えた。
善光寺の境内で平太郎と再会したおりん。たまは幸せになってけれやと去っていった。平太郎はいつおりんが来るかと思い、ずっと善光寺で店を開いていた。
大八車を引く平太郎と一緒に歩くおりん。
人相書きの出ている平太郎と瞽女のおりんは目立ち、警察に通報された。
浜辺に行った平太郎とおりん。サーベルの音を聞き分けたおりんだったが、平太郎は警察に捕まった。
別所殺しを白状しない平太郎は拷問を受け、おりんも独居房?に入れられた。おりんも脱走兵幇助の罪に問われてるのね。
袴田から取り調べを受けるおりん。何を聞かれても、めくらだから難しいことは分からないと答え、袴田をイラつかせた。見えたのは兄さまの優しい心だというおりん。
おりんの調書を見せると、平太郎は罪を認めた。金持ちの息子の代役で兵隊になった平太郎は、シベリア出兵反対と叫び、最後に一度だけおりんに会わせてほしいと頼んだ。
シベリア出兵というのは1918年…大正時代の話だったのね。
独居房にいたおりんにウソをついていたとわびる平太郎。大聖寺に母親が1人で下駄屋をやっていると話した。
おりんがテルヨを訪ねたが、近所の女性から先月末に亡くなったと聞かされた。屋敷に人はおらず、黒猫だけが残っていた。
ボロボロの着物のおりんが一人歩いていた。
トンネル工事をしている者が岬の鼻先に赤いものが見えると話していた。木に赤い着物が引っ掛かっており、根元には白骨化した頭蓋骨が…!
あっ、エンドロールが流れた。りんは生まれ故郷に戻ったということ?
おりんの少女時代:嶺川貴子
斉藤(薬売り):浜村純
おりん:岩下志麻
男(平太郎):原田芳雄
平田守
沖田弘二
小池栄
猪浦宏昌
立沢雅人
荒川保男
伊助:加藤嘉
采野圭子
嶋崎伸夫
大田一喜
カネ子(瞽女):横山リエ
ツギ子(瞽女):神保共子
ヤス子(瞽女):宮沢亜古
本田悠美子
三戸部スエ
助太郎:西田敏行
塚本信夫
宮下捷
橋本朔子
小林恵美子
大川宏
松野達也
小林トシ江
鶴来貴司
炭焼男:殿山泰司
佐野哲也
別所彦三郎(香具師):安部徹
朝野和信
木村英二
今西万太郎(刑事):桑山正一
新井和夫
矢崎滋
老婆:原泉
長藤尚子
野次馬の男:伊達三郎
武田洋和
山崎満
並木静夫
和泉喜和子
八木秀司
酒井憲一
林成行
安永憲司
田中筆子
トンネル工事の男:松山照夫
石垣守一
堀礼文
*
三味線:本條秀太郎
瞽女唄:杉本キクイ
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無形文化財越前万才
尾張知多万才保存会
佐渡人形芝居保存会
佐渡赤泊新谷小獅子舞保存会
佐渡青木鬼太鼓保存会
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協力
ホシノ工業株式会社
田辺建設(株)
主婦の店ナルス
小川民芸品店
重要文化財 吉島家住宅
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製作:表現社
エンディングのキャストクレジットは登場順だろうな。このくらいの時代からエンディングにキャストクレジットを流し始めたんだな。
薬売りの別所さんは「赤い絆」のボースンだった。
原田芳雄さんは上半身裸で拷問を受けていたけど、長髪で色気がすごい。


