TBS 1971年10月27日
あらすじ
杉山巡査は浜子に縁談の話を持ってきたが、相手は駅前の「大松の湯」の主人らしい。噂では優しい人らしくみんなは賛成だが、浜子はまだ悩んでいた。そこに大松が浜子の働きを見に来る。すると大松は浜子が気に入り、次の休みに遊びに行くことになるが…
2026.1.19 BS-TBS録画
落語家風の健。形態模写で「ねえ、ちょいとおかみさん時間ですよ」。声は森光子さん、松原智恵子さん、樹木希林さん、最後は飯田蝶子さんかな?
脚本:松田暢子
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音楽:山下毅雄
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松野まつ:森光子
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芙美:松原智恵子
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浜子:悠木千帆
サチコ:西真澄
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たき:飯田蝶子
徳一:江戸家猫八
老人:若宮大祐
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マリ:天地真理
りん子:鈴木紀子
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杉山:曽我廼家一二三
玲子:正司敏江
敏夫:正司玲児
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健:堺正章
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大松:犬塚弘
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久子:富永美沙子
初:石井富子
君江:島田多江
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火石プロ
芸プロ
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一郎:松山英太郎
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プロデューサー:須子信仁
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演出:久世光彦
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制作著作:TBS
サチコの誕生日は5月29日。浜子の誕生日は8月7日。健が占いを読む。浜子の誕生日は…処女を失いやすく、ショックでキチガイになりやすい…おいっ! しかし、裸にボカシが入ってもキチガイは無音にならないのね!? 最近、”キチガイ”という言葉に寛容になった気がする!?
茶の間
家計を締めるとしたら、お父さんの晩酌、たばこだというまつ。
杉山が浜子に縁談を持ってきた。相手は52歳、10年前に奥さんが亡くなり、娘も嫁ぎ、正真正銘独身。職業は駅前のお風呂屋さん。大松の湯。大松イッサクさんは犬塚弘さん。浜子は再再婚で大松が再婚。
祥造が電話で大松の湯の評判を聞いていた。水商売の人が客層で儲かっている。
マリと健はピッカピカのリンゴを丸かじりしながら話をする。
居酒屋に行って、老人と話す健。30年前、大松と兵隊で一緒だった…? よく聞き取れない。老人も浜子のことを聞く。30歳。再婚。生き別れと死に別れ。
りん子が大松の評判を聞いてきた。金払いもよし、酒癖もよい。徳一が大松の湯に入ってきた。あっちの40円は安い。しかし、おっかねえババアが番台に座っている。
ボイラー室に戻ってきたヨッパライの健。人柄がいいと聞いてきた。あの老人は、大松が兵隊で一緒だった身寄りのない人で引き取ってる人らしい。
祥造は浜子さえよければ、その話を進めると、まつにいう。姑はいない、番台の人は親戚だと杉山に聞いた。大松がこれから一緒に来て、杉山と風呂に入る。汚い格好をして働いてる姿を見られたらかわいそうだというまつ。
浜子を着替えさせようとするが、浜子は乗り気ではない。風呂屋のおかみさんという柄じゃない。
杉山が大松を連れてきて、浜子と顔合わせ。床屋夫婦が男湯の脱衣場に乗り込んでケンカを始めたが、杉山が2人を追い出した。
客間に招いて祥造、まつ、杉山、大松で話をする。祥造は、なぜ浜子を選んだのか聞く。女の子と老人がいて、浜子がうまく回してくれると思ったから。今度のお休みにでも遊びに来てもらいたい。
いくら玉の輿でも52歳と30歳よ? そんなへりくだる必要ある?
芙美と一郎も浜子の話をする。しかし、祥造は腑に落ちない部分がある。本籍は富山、ちょっと調べてみると電話をかけた。
閉店後、りん子が訪ねてきた。
祥造は、かなりの資産家であることを確認し、聞いていた芙美、一郎にまつにもしゃべるなと口止めした。
りん子から縁談が決まりかけちゃ壊れるというウワサがあると聞き、誰にも話さないでほしいと口止めした。ほら、昭和ドラマのあるある。
数日後
浜子は芙美に着物を着つけてもらい、デートに出かける。
健は女湯に背を向けて接客していた。たきから健が大松の湯のボイラーマンと一緒にいたことを指摘された。飲んだくれで有名。
大松家
大松の妻が設計した台所に案内した大松。妻が亡くなる前にアメリカから仕入れた電子レンジもある。大学の英文科を出たという妻。1961年から電子レンジあるってすごい。妻の肩書に気後れした浜子。前の奥さんが設計した台所では使いにくい、一度ぶっ壊しちゃいましょうという浜子にびっくりな大松。
ボイラー室で大松の話をする祥造とまつ。10万坪の山林を持っていて、思ってたより金持ち。どこかに欠陥があるのかね?と聞く祥造。やっぱり止めたほうがよかったのかと心配するまつ。
仏壇の前で亡くなった母と妻の写真を浜子に見せる大松。浜子は笑い出し、これまでも破談になったのだろうと話した。あなたの奥さんの自慢話を聞いてると頭に来ちゃう。仏壇も台所もぶっ壊しちゃえばいい。
今までの縁談相手は何も言わずに笑って、あとから断った。浜子みたいにはっきり言ってくれる人はいなかったという大松。
帰りの遅い浜子を心配する祥造とまつ。祥造が大松に電話し、10分ほど前に浜子が帰ったこと、浜子に断られたと聞かされた。
元気よく帰ってきた浜子は、お説教してやったと笑っていた。
浜子は、いい人がいたら結婚するとサチコにいい、理想は背が高くてはげてない人で私が死んでも写真をずっと飾っている人だと話した。大松さん、そのものなんだけどね。
「涙から明日へ」タイム。
大松は八尾では有名な資産家の息子。しっかり者の母に見立ててもらった妻と2人が生きていたころは幸せだったろうと思うまつ。
健の歌を聞きながら、編み物をする浜子。(つづく)
昔は伴侶が死ぬとすぐ再婚してた。この間の「ありがとう」第3シリーズでももうお父さんの話は、しないようにしようと言ってたし、死んだ人のことはさっさと忘れようという考え方だったから、いつまでも母と妻の思い出話をする大松が変わり者扱いだったんだろうけど、無理に再婚しなくていいのにね。1人でいちゃダメだったんだろうね。
でもま、浜子も最後にもらしてたように自分を忘れないでいてくれる人が理想でもある…複雑だなあ。
