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【ネタバレ】赤い絆▼第14話 あなたのために耐えぬきます

TBS 1978年3月3日

 

あらすじ

信夫(国広富之)の母・登喜(真屋順子)に、志津子(左幸子)の過去を公表すると脅された恵子(山口百恵)。やむなく清川(高橋昌也)の養女となることを承諾してしまう。

2024.12.13 BS-TBS録画

peachredrum.hateblo.jp

脚本:今井詔二

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渋谷(小島)恵子:山口百恵

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志摩信夫:国広富之

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吉川総一郎:井川比佐志

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志摩邦夫:鈴木瑞穂

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志摩登喜:真屋順子

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吉川真砂子:岡まゆみ

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大竹甲板長(ボースン):安部徹

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高梨三郎:夏夕介

松崎:大石悟郎

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吉川洋一:長谷川諭

大沼:藤木敬士

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萩野克己:石立鉄男

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小島明子:斎藤友子

エミ:山本百合子

ジュンコ:舛田紀子

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佐々木梨里

千歩憲生

竹口安芸子

島村卓志

関悦子

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清川健夫:高橋昌也

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吉川志津子:左幸子

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プロデューサー:春日千春

        野添和子

        山本典助(TBS)

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音楽:菊池俊輔

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主題歌:赤い絆(レッド・センセーション)

    作詞:松本隆

    作曲:平尾昌晃

    歌:山口百恵(CBSソニー)

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協力:株式会社コスガ

   銀座ふそう

   ドヴィスマン紳士服

   鈴乃屋

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ナレーター:城達也

協力:ホリプロダクション

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監督:野村孝

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製作:大映テレビ株式会社

   TBS

 

信夫たちのアパート

恵子が新日本海運の清川専務の養女になると信夫に伝えた。志摩家に嫁ぐには恵子の出生の秘密を消す必要がある。信夫は登喜の差し金と部屋を飛び出したが、信夫が出て行くと陰から「恵子さん」と声がかかる。信夫たちのアパートは203号室。

 

登喜、いたのか! 登喜は養女になることは自分の意志だと示せと恵子に命じた。

 

戻ってきた信夫は小島信夫でいい、いや、渋谷信夫でいい、2人で愛の城を作ろうというが、恵子はずっと貧乏してきたから外交官の妻になりたい、通訳の仕事がうまくいくと思ってるの? 私を愛してるんだったら、私の言うとおりにしてとお願いした。いつからそんな打算的な人間になったんだ?と落胆し、出て行く信夫。

 

吉川家

花嫁衣裳を着て、総一郎や洋一に見せる真砂子。せっかく花嫁衣裳を作っていいただいたのにと泣く真砂子を総一郎が慰め、婚約不履行で訴えてやる!と怒る。

 

いつものバー

清川に「養女にしてください」と頼む恵子。清川は離婚届けを出し、信夫と離婚するように言う。清川の養子になるためには一度、小島恵子に戻らなければならない。恵子は表向きだけだと思っていたが、清川は清川恵子として嫁にいってもらうと正式な手段を踏もうとする。これからはここへ帰ってきなさいとメモを渡した。

 

志摩家

登喜を責める信夫。登喜は清川の養女になることはさっき聞いたとごまかす。さっき来た清川と恵子が持ってきたという離婚届にショックを受けた信夫は恵子が結婚式までは清川家で暮らすと聞き、怒る。

 

通産省

邦夫に会いに行った総一郎だが、邦夫は結婚は本人同士の問題、選挙資金のことも契約書を交わしたわけではないとそっけない態度を取り、総一郎は婚約不履行で訴える、抱き合い人事のことも洗いざらいしゃべってやる!と出て行った。邦夫はすぐに清川に電話した。

 

日本海

婚約不履行のことはなんとかしましょうと答えた清川。

 

吉川家

そちらが婚約不履行するのなら清川は恵子の養父として洋一を訴えると言い出す。洋一の罪をかぶったのが恵子と初めて知った総一郎だが、清川をぶん殴る。昭和のドラマって結構いい歳の大人が殴り合いするんでびっくりするよ。

 

真砂子が総一郎に何事か伝えた。玄関先にマスコミが集まっており、第三吉川丸の生存者を隠しているのか?と追及された。

 

定番の新聞の輪転機

 

生きていた乗組員?

 

怪情報流れる

 

否定する吉川社長!

 

吉川海運 第三吉川丸の生存者を隠蔽か⁉

 

宿に泊まっていた志津子。昔、この辺に戦災孤児の収容所があったと仲居に話しかけた。汚い子がウロウロしてたらしいと悪口を言う仲居。お客様が戦災孤児の可能性を考えろ!

 

吉川海運の記事を読んだ志津子はすぐ会計を頼んだ。仲居が出て行き、志津子の前に現れたのは松崎。清川から行く当てのない人間は自然と昔の思い出のある場所へ向かうと聞いていた。清川から相談したいことがあるので一緒に帰ってくださいと頼んだ。

 

清川家に萩野先生が来て、養女の件を聞く。恵子は外交官の奥さんになりたい、信夫さんと外国に行きたいと答えた。私の意思、私の考えと訴えかける恵子の意思をくみ、帰っていった萩野。

 

志津子に恵子が養女になったことを伝えた清川は、第三吉川丸の生存者を引き渡してほしいと頼んだ。清川は洋一に志津子の過去を話すと脅し、家へ帰るように言った。清川家で顔を合わせた志津子と恵子。志津子の顔を見た恵子は無言で涙を流した。志津子が帰った後、あんた人間じゃないと恵子が清川を責めると、20年前から鬼になったと答えた。

 

お手伝いさんから小島明子が訪ねてきたと聞かされた清川は追い返すように言う。「お姉ちゃん!」と叫ぶ声が聞こえたが、恵子は出ていけなかった。

 

吉川家

志津子が帰ってきた。洋一と抱き合って泣き、総一郎には許してくださいと謝った。すぐ許す総一郎は、やっぱり、優しい人だ。

 

志津子はボースンの大竹を紹介された。覚えたての言葉を使いたい。ボースン=甲板長。志津子は大竹さんとお話があると洋一を部屋に行かせた。

 

ここではちょっと…と吉川家を出た志津子と大竹だったが、大竹は三郎たちの車に拉致された。見逃す志津子。真砂子が見てたよ!

 

信夫たちのアパート

離婚届を取りに来た恵子だったが、信夫はサインしないと拒否し、通訳のことで友達と約束があると出て行った。

 

三郎たちのアジト

清川と松崎が大竹に会いに来た。松崎と大竹は顔見知り。松崎に説明を求めたが、清川にボースンを紹介した。

 

吉川家

総一郎が帰ってきて、大竹の身柄を船に移すと言うが、志津子は姿が見えないとごまかす。真砂子は不良に引き渡すところを見ていたと言うと、総一郎は志津子をビンタ。やっぱり暴力。わけがある、子供たちのためにやったと謝る志津子だったが、総一郎は怒って志津子を追い出した。やっぱり怖い~。

 

三郎たちのアジト

社長を裏切るわけにはいかないと大竹はしゃべらない。清川は吉川さんはあんたを守ってくれたかね?と揺さぶる。

 

吉川家

志津子が追い出されたと知った洋一は志津子を捜しに出た。

 

エミやジュンコがたまたま洋一に会い、その後、恵子にも会い、恵子がパルコ前を走る。

 

信夫たちのアパート

信夫が離婚届を見つめる。

 

志摩恵子

昭和33年3月20日

東京都調布市西つつじが丘

3番地3号9

 

明子が恵子に会いに来た。おねえちゃんを返してくださいと言う。明子は母から小島家から取り上げたと聞いており、信夫を偽善者と罵って出て行った。よねも情報通だね~。

 

代々木八幡神社

恵子が志津子を見つけた。謝る志津子に恵子は自分の意思だと言う。志津子は幸せになってね、会えなくなるかもしれないと走り去った。萩野が現れ、自分を殺してまで信夫や信夫の母の言いなりになるなんて大バカ野郎だと怒鳴りつけた。

 

清川家

人を操るのがそんなに面白いの? あんた、鬼よ、悪魔だわと清川を責める恵子。清川は俺を怒らせないことが利口だと言っていると、洋一が姿を見せた。殺してやるとナイフをちらつかせる洋一だったが、清川をかばって恵子が刺された。清川はすぐ警察と救急車を呼ぶように叫ぶ。恵子は洋一に逃げるよう指示。洋一、人をよく刺す。

 

恵子は、清川をお父さんと呼びかけた。計画の手伝いをするから洋一を許してと頼んだ。通りかかった信夫! 苦しそうな恵子。(つづく)

 

また病院、そして輸血か!?

 

年明け1月3日と6日に「赤い死線」を放送するそうで。ということは、年末年始に「赤い絆」を終わらせちゃうのね!? 1月2日が最終回ってことになる。まあ、同じBS-TBSとはいえ、「それぞれの秋」は昼の放送だから年末年始は休止だけど、赤いシリーズは朝7時の放送だから構わずやるのか~。見れるかなあ?