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【ネタバレ】赤い運命▼第17回『夏の朝、娘は消えた』

TBS 1976年8月13日 

 

あらすじ

直子(山口百恵)は、島崎の娘として信人(宇津井健)と一緒に暮らすことに。島崎(三國連太郎)は直子を求めて、吉野家や彼女が関係する場所で次々と嫌がらせをする。

赤い運命

赤い運命

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2024.7.10 BS-TBS録画。

peachredrum.hateblo.jp

脚本:佐々木守

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吉野信人:宇津井健

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島崎直子(吉野いづみ/若杉京子):山口百恵

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大竹由美子(吉野世津子):岸田今日子

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吉野いづみ(島崎直子/青山圭子):秋野暢子

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大竹修三:前田吟

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吉野俊介:南條豊

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下条秋子:木内みどり

尾崎:犬塚弘

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クニ:星美智子

岸野一彦

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島崎栄次:三国連太郎

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大竹ハルヒコ:小沢雅裕

大竹ヒロミ:中立奈美

劇団日本児童

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山口:仲谷昇

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上村拓也:池部良

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山村美矢子:有馬稲子

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ナレーター:若山弦蔵

 

吉野家

クニと朝食作りを手伝う直子。起きてきた俊介は、つまみ食いをし、和やかな雰囲気。いづみはピーマン嫌いなことを文句を言い、直子がサラダを作ったと聞くと朝食を食べたくないと出て行った。

 

中庭で縄跳びをする俊介、ゴミ出しに出たクニ。起きてきた信人は、直子に俊介といづみには秘密にしておこうと念を押す。

 

ゴミ出しから帰ってきたクニは裏口にいた島崎に驚く。クニは島崎の顔を知らないのね。玄関の門を飛び越えて入ろうとする島崎だったが、パトロール中の警官に見つかってその場を後にした。

 

島崎のところへ行こうとする直子を止め、信人は私に任せてほしいと言う。うーん、任せているからこの状態なのに。

 

検察庁

吉野の部屋に先輩の山口が来ていた。山口は信人が島崎に同情的なのが信じられない。挨拶程度に帰って行った。

 

クニから信人に電話があり、島崎が白百合園で暴れているという連絡に直子が行こうとしているという報告があった。信人が白百合園に向かうので、直子を外に出すなと言って、出かけた。

 

白百合園・仮宿泊所

島崎が子供に絡むので秋子が子供から引き離した。信人が駆けつけたが、直子もクニを振り切って白百合園へ向かった。

 

島崎は直子を返せの一点張りで信人を何度も殴る。直子も駆けつけ、信人に島崎のことを堪忍してやって、許してと泣く。「赤い疑惑」より父娘がベタベタしてるところはキモいなあ。

 

吉野家に忍び込むところを見ていたいづみは家には入らず、すぐに通報した。通報専用の電話?

 

帰ってきたクニは島崎に背中から抱きつかれ、直子はいないかとしつこく迫られた。怖すぎる。しかし、いづみが通報していたのでパトカーが駆けつけ、島崎は逮捕された。

 

昨日捕まった島崎が直子を身元引受人に指定したと吉野家に電話があった。

 

警察署

島崎の身元引受人になったのは美矢子。未成年者は身元引受人にはなれない。島崎は一度は拒絶したものの、結局は外に出た。

 

食堂

島崎がビールを飲んでいるのを見ている美矢子。島崎は席の近くに来た子供の棒アイスを舐めて「ありがとう」って! うわ〜、イヤ!

 

検察庁

信人は島崎の身元引受人になった美矢子にお礼を言う。いづみにいつまでたっても真実を話せないという信人だけど、信人のさじ加減だよなあ。美矢子は満州で人間不信に陥った島崎が満州時代の恨みを晴らそうとしたんじゃない?と鋭い指摘。信人は島崎の心の傷を癒せるのなら自分の残りの半生をかけてもいいと話し、あなたはそんな人ねと美矢子は涙を浮かべる。

 

それがあなたね、そこか吉野信人の魅力か。私も決心しようかなあ、街へ出てキレイなブラウスでも買ってゴーゴーでも踊りに行こうと出て行った。ここが最後?

 

大竹家

由美子が帰らないので、子供たちを連れて名古屋から来た大竹と子供たち。庭に出ていたハルヒコがいなくなっており、由美子が外に出ると、島崎がハルヒコを連れ歩いていた。話があると家に入っていく島崎。すぐに信人に電話する由美子。

 

島崎は由美子に直子を呼んでくるように言う。直子が来るまでここを一歩も動かない座り込む島崎。信人が駆けつけ、島崎は帰って行ったが、大竹は島崎の言うことを聞くように信人に頼み込んだ。

 

白百合園・仮宿泊所前

島崎は「俺の控訴を取り下げてくれるか」と何度も信人に言い、大竹家に何するか分からないと言い、白百合園へ入って行った。

 

大竹家

由美子と子供たちは名古屋へ帰した大竹は信人に助けを求めた。

 

検察庁

信人が出勤すると尾崎から上村副部長あてに妙な電話があったことが伝えられた。第三回公判で証言した島崎の娘は検事の娘だという男の声だった。

 

尾崎に美矢子に連絡するように頼むと美矢子は辞めたと言う。

 

中平法律事務所

美矢子の同僚から美矢子はドイツへ留学したと伝えられた。信人へのメッセージは“成功を祈る。”

 

信人は空港に駆けつけたが、美矢子に会えずじまいだった。飛行機の座席のシーンが美矢子の最後か。

 

副部長室

信人は先ほどの電話について上村に問い詰められたが、言及せず。

 

吉野家

夜、「直子、直子」と呼びかける声がする。島崎の呼びかけに出て行こうとする直子を信人が止めた。

 

朝、クニが直子の書き置きを信人に見せた。

 

やっぱり島崎の父のところへ行きます。許してください。 直子

 

家を飛び出し、信人は辺りを捜した。(つづく)

 

自分の娘じゃないのに執着し続ける島崎が怖い。しかし、ここで美矢子の出番が終わっちゃうなんて、弁護士はどうなる!? 今回から登場した仲谷昇さんは信人と同僚の検察官だよね? ていうか、当時の妻である岸田今日子との共演というのを見かけてビビった! 結婚してたんだ!