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ドラマの感想など

【ネタバレ】幸福相談#12

TBS 1972年8月22日

 

あらすじ

社長とケンカをして会社をサボった南(沢田雅美)は、もっと収入のいい仕事を探すと言い出す。一方、道夫(小倉一郎)は公団の留守番のアルバイトをしていて、こんなアパートに住みたいと思うが…。

2024.6.14 BS松竹東急録画。

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松田夏目:倍賞千恵子…昼はOL、夜は占い師の28歳独身。字幕黄色。

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新田一郎山口崇…新田厨房工事店社長。字幕緑。

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松田南:沢田雅美…夏目の妹。19歳。

新田道夫:小倉一郎…新田家の五男。20歳。

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新田精四郎:山本コウタロー…新田家の四男。

妙子:西条まり…夏目の同僚。

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山本武…おしぼり会社の社長。

日高百合子…占いの客。

庄和子…占いの客。

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北見八郎:森次浩司…グラフィックデザイナー。

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新田サク:小夜福子…新田家の母。

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監督:川頭義郎

 

アパート

外は雷雨。

 

夏目は押し入れの中の缶詰がなくなっていることに気付き、泥棒が入ったのかと焦る。しかし、南は6500円で売れたとケロッとして話す。どうでもいいことだけど、パチンコの景品をほかで売ってもいいの?

 

夏目「ああ、そうか。道夫君の借金ね」

南「ご名答でした」

夏目「あきれた人ね」

 

夏目は、せっかくお母さんが彦根から出てきたのに、横浜見物につきあわなかったことに文句を言う。南は、彼のお兄さんに一刻も早くお金を返しておかないと決心が鈍ってしまう。結婚を反対の人から借金してるわけにいかないと言う。

 

結婚を反対している夏目に借りようとしてたじゃない!?

 

夏目「ますますあきれるわ。あのね、今までお母さんがいたから手控えていたけど、私、言いたいことがあるのよ」

南「分かってるわよ。はい(スチームアイロンに入れる水を渡した?)。手紙のことでしょ?」雷鳴にビビりながら「それにね、手控えてたなんて言うけど、そうも思えないな。かなりギャーギャー言ってたわよ」

夏目「ホントに下品な言い方するわね、あなたって。じゃあ、自分で悪いって知ってて、あんな根も葉もない告げ口したのね? あれじゃまるで私と一郎さんが…」

南「恋人同士のように?」

夏目「先回りしないでよ」

雷を恐がり、夏目にくっつく南。

 

夏目「私と一郎さんはね…」

南「お姉さんがタイプで『いちろう』なんて打つ、そんな仲です。私と道夫君を結婚させないために会ってるなんて、そんなね逢びきの口実に使われちゃたまんないわ」

夏目「逢びき? よくそんな言葉使えるわね」

 

落雷の音についに押し入れに入り込んだ南は、うちの社長がお姉さんの占いのことを聞き、ぜひ社運を占ってほしいと言っていたと伝えた。

 

新田厨房工事店

一郎「え~と、排水トラップが2ダース、2ダース。え~と、配水管が1ダースの…」ノートにメモしながら検品?

 

サク「あの、ちょっといいかい?」

一郎「うん? 何?」

サク「ヘヘッ、あのね、この間の話だけどさ、考えてくれたかい?」

一郎「この間の? なんだっけ?」

サク「イヤだねえ。夏目さんと正式にお会いするってお話しだよ」

 

一郎「ああ、あのことか。え~と、ディスポーザーが…」

サク「ちょちょ…ちょっとごまかさないで返事はどうなの?」

一郎「ごまかしてなんかないよ。いや、考えたんだけどさ。やっぱり正式に会うなんて、ちょっと変だよ。だって…道夫のことじゃ、しょっちゅう会ってるんだもん」

サク「だからさ、そんな会い方じゃダメだって言ったでしょう。もうちょっとちゃんと」

一郎「いや、分かってるけどさ。あの人とだと、結局、同じことなんだよ」

 

サク「どうして?」

一郎「うん? どうしてって…う~ん、つまり、そういう人なんだな。いくら正式に会ったって、すぐケンカ腰になっちまうんだから」

サク「フン。お前のほうが悪いんじゃないのかい?」

一郎「いや、そんなことはないよ。僕はちゃんと…とにかくさ、母さん。そのこともうちょっと待ってくれないかな」

サク「待つって、そりゃあ、待ったっていいけど、10年も20年もじゃダメだよ。もうちょっと真面目に考えてくれないと」

一郎「考えてますよ」

サク「ホントだね?」

一郎「ホントだよ。母さんも疑い深いなあ」

サク「そりゃまあそんならいいけど。もうすぐお昼だよ」

頭をかく一郎。

 

占い師の夏目。「あなたには困(こん)の卦が出ていますね。この卦が出たときは、ちょっと難しい立場にあなたがいるということなんです」

女性「あの人とうまくいかないんでしょうか?」

夏目「いえ、そうとは言い切れませんけど、相手の気持ちに問題があるということなんです」

女性「…といいますと?」

夏目「その方は、今すぐ結婚に踏み切る気持ちにはなれないみたいですね。あなたみたいにいいおうちの方で、お仕事もちゃんとなさってらっしゃるんでしたら、他にもいい縁談があると思うんです。まあとにかく、もう少しご家族の方の厚意に甘えられて、そして、しばらくお待ちになることですね」

女性「そうですか。じゃあ、これで」お金を渡す。

夏目「ありがとうございました」

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庄和子さんは「ほんとうに」にも出てた。

 

夏目の前に現れたのは南と一言も発しない中年男性。

南「え~、こちらの生年月日は大正11年4月1日。そうでしたね? 社長さん。で、え~、ただいま、おしぼり製造業の社長さんでして、また、あの近々、大阪のほうにも事業を広めたい、そういうふうに思ってらっしゃる、そうですね? 社長」

大きくうなずく社長。

南「で、あの、その事業の将来を占ってほしいと。そうですね? そういうこと。どうぞ」

 

夏目の占い。竹串みたいなものをじゃらじゃら。「あの…その…実は今のお嬢さんと同じ卦なんです。つまり沢水困(たくすいこん)っていうんです。あの、これはコップにヒビが入って水が漏れる状態に似てまして。え…つまりジリ貧なんです」

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南「お姉さん」

夏目「口でおっしゃること実行力のバランスが悪いと申しますか、つまり、イソップのオオカミが来たと言う少年のように…いえ、これは例えでして、資金難、実力不足のときでして…」

せきばらいする社長。

夏目「あの、こういう場合は、あまり無理をなさらないで、ご自分の気持ちを変えられて、なるべく明るく努めるんですね。そして、欠点を反省されて隠忍自重なされば、おのずから道も開けて…とまあ、そういうご運なんです。これでどうかしらね? 南」

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南「うん…そうね」

ムッとする社長。

 

なぜセリフがなかったんだろう。

 

大正11年は1922年なので「わが子は他人」の昭和元年生まれの元さんとは4歳しか離れてません。早生まれで5学年差。

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大正生まれの人がまだ50代くらいの時代。

 

夏目の働くオフィス

課長に書類と持っていく夏目。あの独特な笑いの課長じゃない。夏目が席に戻ると電話が鳴り、出ると南だった。南は会社をサボって東京駅にいると言う。

 

大きな水槽のある喫茶店

夏目はどうして会社をサボったのか南に聞く。夏目の占いでコテンコテンに言われた社長があんな占いインチキ、お金払って損したと夏目の悪口を言うのでケンカになり、映画を観ていたと言う。同居してるんだから昼間呼び出して言うことじゃないよね!?

 

南は占いなんか大嫌いなのに夏目の肩を持ってケンカになるなんておかしいと自分で言う。夏目はかばってくれたことは嬉しいと前置きして、社長とケンカしたり、会社をサボったりするのはよくないと注意した。給料も大したことないし、辞めたくなったとこぼす南。

 

夏目「おしぼり会社もいいけど、いくら一生懸命やっても、将来、どうなれるってわけじゃないでしょ? あなた、中学しか出てないんだし何か手に職をつけたほうがいいんじゃないかしら? 例えば、ろうけつ染め習うとか、私みたいにタイプ覚えてもいいし」

 

月謝がいると言う南に夏目は出世払いで返してくれればいいからとお金を出す気でいる。しかし、夏目は一種のローンみたいなもので、それで縛って結婚を諦めさせようとしているみたいだからと断る。

夏目「バカね。そんな悪辣なこと、この私が考えてると思うの?」

南は結婚するためなら危ない橋を渡らないことにしていると笑顔で答える。

 

店に北見が入ってきて、夏目に声をかけ、南の隣に座る。夏目のハンドバッグの上に座っても平気な顔。夏目をモデルにしたいと言う北見だが、モデルになってくれそうもないのでカメラ雑誌の編集を勧める。夏目ほど頭が切れるとルポライターになる道も開けるし、その美貌を生かせば司会業もできると言う。

 

あんな会社の事務員なんかにうずもれているのはもったいないと言うが、夏目は断る。「どうせ私は平凡な女ですから、うずもれてても結構です。でも、あんまり石油か石炭みたいに言わないでください」

 

石油か石炭みたいにうずもれてはいない、と言いたい?

 

北見は短気な夏目にもう少し考えてから断ってくれてもいいでしょうと言いすがるが、南が割り込み、仕事口を紹介してくれるよう頼む。夏目は余計なことなさらないでくださいねと注意するが、南は就職の邪魔しないでくださいと言い合いになる。妹ともケンカする夏目にあきれる北見。

 

道夫と南は公団に来ていた。麗子の友達の依頼で旅行中、小鳥の世話をするために留守番することになった道夫。小鳥の世話を頼むことを変わった人だと言う南。どこかに預ければいいと言うが、これだけたくさんの小鳥だとどこだってお断りだと道夫がフォローした。

 

しかし、ベランダに鳥かご出しっぱなしってどうなんだろう? クーラーのきいた部屋に置いとくのが正解? 

 

一郎は道夫1人で泊まるので反対はしなかった。「でも、四郎ちゃんが結婚の体験入隊だろうなんて言うからな。あんまりいい顔してなかった」

 

南は北見に就職口を紹介してもらったが高校を出ていないという理由でダメだった。食堂のコックの口ならあり、道夫の今の店よりちょっと待遇がいいので勧める。少しでも収入が多い方がいいと南は言うけど、道夫も修業中の身だし、今はしかたなくない?

 

公団は2DK。住み心地が良さそうだと部屋を見る道夫。こんな贅沢な家具は置けないけど、だったらもっと広く使えるかな?と南も言う。入居資格は婚約でもいいが、2人の収入合わせても、この団地の家賃だと2万近く足りない。南は夏目の言うように手に職を付ければもう少し余計に給料がもらえると言うが、道夫はそれだと時間がかかりすぎると反対。

 

「たんとんとん」の中西夫婦って改めてすごいな。若い夫婦で共働きで新築一戸建てを建てちゃうんだもの! 「兄弟」の京子は田舎から集団就職したといっても高卒だったのに、南はなぜ中卒? 高校中退だったりするのかな?

 

新田家茶の間

精四郎「ねえ、冷暖房関係の仕事もっと増やさない? あれ儲かるもん」

一郎「しかし、据え付けは研二にしかできんだろう。そんなに増やせるかな?」

精四郎「ん…ねえねえ、うちにも冷房つけない? なんか自分のうちに冷房なくてさ、人のうちに勧めるってのは変だもんね」

サク「何、のんきなこと言ってるの。そんな贅沢はできませんよ。お前はうちわでたくさん」

一郎「ハハハッ」

 

サク「ねえ、いっそ道夫、今の店を辞めさせて、ここで働かせたらどうだね?」

一郎「そうだねえ」

精四郎「うん、あいつね、今んとこよりもいい給料出したら、すぐ戻ってくるよ。なんかとにかく安いからね。あの、早く変わりたいっつってた。なんか当てあるらしいよ」

一郎「ホントか?」

精四郎「うん。恋人の姉さんにね、いつか紹介してもらうとか言ってた」

一郎「なんだと?」

 

精四郎「それじゃなかったらさ、今のまんまで、この店でも働いてたことにしてやったら?」

一郎「ここで働いてたことにして証明出してやれというのか?」

精四郎「うん、実際は払わなくてもさ、そうすりゃ公団の入居資格も出来るし」

一郎「そんなことはできんよ。お前、あんなアパートの留守番世話したりして、あいつを唆したのと違うか?」

精四郎「違うよ、やだな。道夫が兄さんの借金返したいって言うから、アルバイトを世話しただけだよ」

サク「そんなごまかしでなくて、ホントにこのうちへ連れ戻せばいいよ」

精四郎「うん。それでもいいけどさ」

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度々、道夫を連れ戻せばいいという話題になるけど、せっかく修行してるのにねえ。

 

夏目の働くオフィス

電話が鳴り、また南。会社のお友達のところに泊まるという報告に道夫の泊まっている公団ではないかと心配する夏目。

 

占い師の夏目。「あなたの運勢は今が一番盛んなときですね。この雷火豊(らいかほう)の豊というのは、豊満、豊麗、豊潤という意味ですから…あの…あなたは妊娠してらっしゃいませんか?」

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女性「そんなことも分かるんですか? 実はそのことでどう始末するか悩んでるんです」

夏目「始末ですか?」

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占いの女性客は日高百合子さんだと思うけど、1話では道夫の働くレストランの店員だった。

 

それにしても、どう始末付けたんだ!?

 

占い師姿のまま、電話ボックスで新田家に電話した夏目は団地の場所を聞く。団地に行った夏目は一郎と鉢合わせ。

 

夏目「あの…みな…南が来てるかと思って」

一郎「ああ、また変な想像ですか。でも、まあ、ちょうどよかった。ちょっと話したいことがあるんだ」

部屋には誰もいない。

 

レストラン

一郎「ああいうことをしてもらっちゃ困りますね」

夏目「何がでしょう?」

一郎「いや、道夫に就職口、世話してもらったりしちゃ迷惑なんですよ。あいつこれから店で働かせようと思ってるところですから」

夏目「ああ、それなら私じゃありません。北見さんです」

一郎「北見? またあいつですか。しかし、それにしてもあいつだったら、当然、あなたが間に入って…」

 

夏目「いえ、違います。でも、あなたにいくら説明しても分かっていただけないと思いますからやめます」

一郎「そんなことありませんよ。もしそれが本当だったら信用しますよ。僕はそんなに人を疑ってばかりいるような男に見えますか?」

夏目「いえ、疑うっていうより、あの…人の言い分を聞かないっていうか」

一郎「いや、誤解です。僕はですね…まあ、やめましょう。バカバカしい」

 

夏目「それにしてもいくら結婚に反対だからって弟さんの転職の自由まで奪うのはどうでしょうか? いきすぎだと思いますけど」

一郎「ハッ、あなたは甘いな」

夏目「そうでしょうか?」

一郎「道夫たちはね、公団のアパートに申し込みをするところまで考えてるんですよ。そのために収入の合計が足りないからと転職まで思いついている」

夏目「そうでしたか」

一郎「それでもあなたは職業選択の自由なんて澄ましてられるんですか?」

 

夏目「いえ、澄ましてるわけじゃありませんわ。第一、私が転職を勧めてるなんて誤解だって、今、申し上げたばかりじゃありませんか」

一郎「いや、だって今、転職の自由がどうとか」

夏目「いや、それは…やめます。またケンカになりますから」

 

一郎「うちのおふくろが…あなたと正式につきあったらと言ってるんですがね」

夏目「あの…うちの母もそんなこと言ってました。でも、そんなこと変ですね」

一郎「そうですね。変ですね。まあ、今更、こんなにしてケンカ腰になってばかりいるんだから」

夏目「私だけがケンカ腰とでも?」

一郎「違いますか?」

なぜかフッと笑い合う2人。なんでだ!?

 

一郎は最初から夏目が好きで言いがかり付けてるよう感じもあるけど、夏目はああまで言われて何で一郎? 顔、顔なのか?

 

買い物をして公団に戻ってきた道夫。南も部屋を訪ねてきた。夏目に内緒で来たと笑う南に泊まってくわけじゃないから内緒にすることはないという道夫。南はすぐ帰るからと部屋に入るが、道夫はドアを開けっ放しにした。

 

一郎の書いたメモが落ちていた。「四郎に聞いた。給与証明のことダメだ。いつまでもバカなことは言ってるな」紙を丸めて捨てる道夫。

 

鳥かごはみんな部屋に入れて布をかけている。

 

道夫と南がベランダに出ると子供たちの笑い声が聞こえる。

道夫「平和だな」

南「そうね」

道夫「こんなうちに住めたらいいのにな」

南「お兄さんとお姉さんの調子じゃ無理ね」

素晴らしいひと

素晴らしいひと

  • 南 沙織
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

南沙織「素晴らしいひと」1972年6月1日発売。(「純潔」のB面)

 

テレビやラジオからとかじゃなくバックに歌が流れる珍しいパターン。

 

道夫「このままどっか行こうか」

南「えっ? どこへ?」

道夫「どこか遠くへさ」(つづく)

 

来週金曜日には最終回! まあ木下恵介アワーを見慣れると今の時代の伏線回収的なラストじゃないことは分かってるから、最終回が結婚式とかではないと思う。

 

公式サイトでは月曜日に次週1週間分の番組表が出るので、月曜日には分かることですが、いつもはその前に次の番組のCMが始まるか、あるいはテレビ誌に出てるかしてました。これが木下恵介アワーの終焉ではありませんように(祈)! 

 

残りは全て「おやじ太鼓」以前の白黒作品です。

劇◎「喜びも悲しみも幾歳月」(1965年4月6日 - 9月28日)全26話

劇◎「二人の星」(1965年10月5日 - 1966年3月29日)全26話

劇◎「記念樹」(1966年4月5日 - 1967年2月14日)全46話

劇◎「今年の恋」(1967年2月21日 - 4月11日)全8話

ア◎「女と刀」(1967年4月18日 - 10月10日)全26話

ア◎「もがり笛」(1967年10月17日 - 1968年1月9日)全13話

 

「記念樹」は一番本命で見たい作品だけど、ずっとアワーを見てくると、他のいずれの作品もおなじみの人たちが出てくるので見たくなります。山口崇さんは「二人の星」「記念樹」「女と刀」にも出ていて、秋野太作さんは「記念樹」以降「おやじ太鼓」まで5作品連続出演。竹脇無我さんは「もがり笛」に出演。

 

「今年の恋」は全8話と短いけど、加藤剛さんと栗原小巻さんのそれぞれの弟たちが秋野太作さんと渡辺篤史さんという豪華キャスト。アワーでは兄と姉、弟と妹という組み合わせが多いけど、弟同士が友達で、というパターンの話みたい。

 

どれが来ても見る気満々なので、どうかひとつ。