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ドラマの感想など

【ネタバレ】イエスタデイ(2019年)

2019年 イギリス

 

あらすじ

売れないシンガーソングライターのジャックが音楽で有名になる夢を諦めた日、12秒間、世界中で謎の大停電が発生。暗闇の中で事故に遭ったジャックが目覚めると、あのザ・ビートルズが世の中に存在していない!世界で唯一、彼らを知るジャックはザ・ビートルズの楽曲でデビューを掴むが・・・。

イエスタデイ (字幕版)

イエスタデイ (字幕版)

  • ヒメーシュ・パテル
Amazon

2022.2.26 ムービープラス録画。

 

奇抜な設定とビートルズの曲が聴きたいと思って観ました。ムービープラスは比較的新しい映画をやるね。

 

道端で歌うシンガーソングライターのジャック。普段はスーパーで働いている。フェスに出ても客は友達数人。親友エリーはジャックの才能を認めてくれたが、ジャック自身は今の生活に見切りをつけた。

 

その夜、世界中で12秒だけ停電が起こり、自転車で走っていたジャックは転倒し、病院へ。ジャックは前歯を2本なくし、ヒゲも剃られてしまった。すぐに見舞いに来たエリー。

 

退院し、エリーと友人たちが集まり、ジャックにギターをプレゼントしてくれた。音楽を諦めようとしていたジャックは複雑な気持ちになるが、気を取り直してビートルズの「イエスタデイ」を弾き語ると、エリーをはじめ友人たちは感動する。ビートルズの曲だと言っても、どこか噛み合わない会話。

イエスタデイ

イエスタデイ

  • ヒメーシュ・パテル
  • サウンドトラック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

ジャックは家に帰り、“ビートルズ”を検索するが、カブトムシしか出てこない。ローリング・ストーンズは存在する。ジャックだけがビートルズを知っている世界になっていた!?

 

必死にビートルズの曲を思い出す。そして、コカ・コーラも存在しないらしいことが分かった。

 

ライブの日。音楽を諦めると言っていたジャックが出かけようとしているのに両親が曲を聴きたいと言い、「レット・イット・ビー(あるがままに)」を弾きかけるが、何度も邪魔が入る。

 

ライブでは子供たちが騒ぐだけ、いつものパブでもリアクションしてくれたのは友人だけ。しかし、客の一人に名刺を渡され、スタジオで録音した。できたCDをタダで働いているスーパーで配り、歌う店員としてテレビで「イン・マイ・ライフ」を歌うが、思ったような反響はない。

 

その日、エド・シーランからジャックに連絡があり、いい曲だと褒められた。自宅も訪問するエド・シーラン(本物)。近くに住んでいてツアーに参加してほしいと言われ、エリーに同行を断られ、友人のロッキーを連れてモスクワに行った。

 

ライブの打ち上げでエド・シーランに作詞対決を持ちかけられ「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」を弾き語り、エドに勝った。エドのマネージャーのデブラに声をかけられ、ロサンゼルスに行くことになり、自宅でパーティーが行われた。

 

エリーは今頃気づいたけど、「ダウントン・アビー」のローズか。ドレス姿しか見たことないからなあ。

peachredrum.hateblo.jp

ロサンゼルスでのレコーディング。ビートルズの曲は採用されるが、ジャックのオリジナル曲「サマーソング」はボツ。こんな夜はタバコが吸いたいともらすと、「タバコって?」とロッキーに聞き返された。タバコもない世界。

サマー・ソング

サマー・ソング

  • ヒメーシュ・パテル
  • サウンドトラック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

見た目を整えてから露出しようと謎の歌手・ジャックとして売り出されることになる。デブラにリバプールに行きたいと言い、イギリスに戻ると多くの人に囲まれた。ストロベリー・フィールド、ペニー・レイン、エリナー・リグビーの墓を訪れた。詞を思い出せるようにというのもあったのかな。

 

ホテルでエリーと再会し、いいムードになりキスするが、一夜限りの関係になりたくないとエリーは部屋を出て行った。

 

子供の頃を思い出すジャック。翌朝、ロッキーとともにエリーを探す。ジャックにとってエリーは幼なじみの妹のような存在であることが分かってしまい、エリーからこれまでのようにはいられないと泣かれた。すぐにロサンゼルスに戻らねばならず、気まずい別れ。

 

ジャックを売り出す戦略会議。何か発言するたびにやたら拍手。ジャックの提案のアルバムタイトル「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」「ホワイト・アルバム」「アビーロード」は却下された。

 

ある日、エド・シーランから「ヘイ・ジュード」を「ヘイ・デュード(相棒)」にしたらどうかと提案され、レコーディングも進む。エリーから電話があり、倒産したピア・ホテルが再オープンしたこと、ギャビンと付き合いだしたと報告を受けた。 ギャビン? 最初にパブで名刺をくれてレコーディングをした人ね。

ヘイ・ジュード

ヘイ・ジュード

  • ヒメーシュ・パテル
  • サウンドトラック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

ゴールストンのピア・ホテルの屋上でジャックのコンサートが行われる。デブラは商品としてのジャックにしか興味なし。楽屋にエリーがギャビンと共に訪れた。ギャビンとエリーはレコーディングの時から楽しそうだったもんねえ。

 

ここで事故前の回想。エリーも教師だけど、ジャックも元々教師だったのか。

 

コンサート前。曲の着想などを聞かれる中、ビートルズを知っている人がいる!? 動揺するジャック。

 

コンサート会場。最前列で友人が「サマーソング」を歌えと言う垂れ幕を出してるのが面白い。

ヘルプ!

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  • ヒメーシュ・パテル
  • サウンドトラック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

コンサート後、男女が楽屋を訪れた。ビートルズを知っていて、ビートルズの曲を広めたことを感謝してくれた。女性はジャックにメモを渡すと帰って行った。男性はモスクワ、女性はリバプールでジャックを目撃していた。

 

女性のメモに書かれた場所を訪れたジャック。ジョン・レノン!! そっくり! 船乗りをして世界中を旅していたという。愛する女性と暮らしていて78歳。

 

エド・シーランのコンサートに飛び入り参加し歌う。いい曲だな〜。曲が終わり、ジャックの曲はすべてビートルズの曲だと告白し、楽曲はすべて無料ダウンロードできるようにするとし、エリーに愛の告白をした。客は拍手を送る。

 

エリーが幸せになるならいいさと身を引くギャビン。いい奴〜。ジャックとエリーはマスコミ(とデブラ)から逃げた。

 

その後、ジャックはエリーと結婚。ジャックは歌い続ける。子供たちの前で歌っているから教師に戻ったということかな。子供は2人。

オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ

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  • ヒメーシュ・パテル
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エンディングはイエスタデイではなく、ヘイ・ジュード。

 

ビートルズコカ・コーラ、タバコ、そして最後にハリー・ポッターもない世界と判明した。ビートルズ以外は何か意味があったのかな?

 

後味のいい映画! 面白かった! イギリス映画は好きなの多いかも。それとジャックの歌声が好きだった。サントラ買っちゃった。


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