徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】花嫁の父

1950年 アメリ

 

あらすじ

エリザベス・テイラースペンサー・トレイシー共演。娘を嫁に出す父親の複雑な心境を描く傑作コメディー。最愛の娘・ケイが突然、結婚を宣言。母親のエリーは浮かれるが、ケイをまだ子供だと思っていた父親のスタンリーは複雑な心境だった。婚約、結婚式の費用に招待客、さまざまなことに悩まされるスタンリーだが…。「バンド・ワゴン」はじめ、数々のミュージカルを手がけたヴィンセント・ミネリ監督の端正な演出が魅力的。

2022/6/16 BSプレミアム録画。

 

散らかったパーティー会場、スタンリーがソファに座り、娘の結婚についてカメラ目線で語り始める。

 

3ヶ月前

弁護士のスタンリー・バンクスは19歳の長男・ベン、食いしん坊の次男・トミー、そして、20歳の一人娘・ケイがいる。ケイの様子がおかしいことに気づき、妻のエリーに尋ねると恋をしているのでは?と言われ、出入りの多い友人の中から誰が相手か考える。

 

ケイはバックリーという26歳の男性と結婚したいと言い出した。デートの誘いに来たバックリーは長身でスマートな美男子。

 

スタンリーはケイに一度バックリーと話をさせてほしいと頼んだ。9時から約束があるというケイに6時半に迎えに来させて夕食を食べようと提案する。リビングに呼び出して、みっちり30分2人きりでバックリーに話し続けるスタンリー。

 

今度はスタンリーとエリーでバックリーの実家のダンスタン家を訪れた。バンクス家と同じくらい大きな屋敷に住み、メイドもいる。打ち解けて話をする両家。

 

婚約パーティー。スタンリーは招待客に飲み物を作って出した。花嫁の父の役割? マティーニ、コーラなど客がどんどん飲み物を取りに来て1人奮闘する。こういうのは日本では見られない光景だね〜。

 

エリーが結婚式でドレスを着られなかったことを後悔してると聞いて盛大な結婚式を挙げようと思うスタンリー。エリーとケイに任せるととんでもない予算になりそうだった。招待客を250人自宅に呼ぶので料理などの相談をする。

 

モーニングを試着するスタンリー。お腹のボタンがようやく止まり、エリーを呼ぶ。エリーはベンも新調したのだから新調すれば?と言うが、20年で2回しか来たことがないのだから当日までに痩せると言う。

 

披露宴の業者が自宅を内見。余計な家具を避けたりしなければならなくなった。開かない窓があり、モーニングを着たままのスタンリーが力を込めるとモーニングの背中が破け、結局、新調した。

 

ケイのために贈り物がたくさん届き始めた。しかし、ここに来て結婚式はしないというケイ。泣き出したケイを慰めていたスタンリーは、新婚旅行のことで揉めていることを知る。バックリーはノバスコシアで釣りをしたいと言うのだが、新婚旅行に向けてドレスをたくさん買っていたケイはガッカリ。しかし、バックリーが謝りにくると熱い抱擁を交わして仲直りした。

 

結婚式のリハーサル。牧師主導で歩き方の練習。牧師は会合があると言って、新郎のバックリーが来る前に慌ただしくリハーサルを終わらせた。

 

その日、スタンリーは思うように足が動かせない夢を見た。グニャグニャの床、ボロボロの服で四つん這いになっても進めなくて、うなされて起きた。キッチンにはケイが起きていた。結婚式が怖いというケイを励ますスタンリー。

 

式当日。窓を外したり、家具を運び出したり…ひっきりなしに電話がなったり。やがて家は花が綺麗に飾り付けられていた。エリーのドレス姿に見惚れるスタンリー。ケイも童話のお姫様のようだった。タクシーで教会へ。ブライズメイド多くない? 練習通り歩くスタンリーとケイ。式が始まる。スタンリーは、その後の段取りで頭がいっぱい。牧師の問いかけに答えて、後ろに下がる。

 

誓いのキスの後、スタンリーに笑顔を向けたケイはバックリーとそのままタクシーに乗り込み、自宅へ。家は人でいっぱい。85ドルで楽団を頼んだが、誰も音楽を聴いていない。

 

ケイは階段の上からブーケトス。その後、紙吹雪を浴びたケイたちは新婚旅行に出かけた。ケイとろくに話もできなかったスタンリーとエリー。家の中はグッチャグチャ。エリーはメイドのデライラに掃除をさせるのはかわいそうと掃除機をとりに行こうとした。

 

その時、ケイから感謝を述べる電話が来た。スタンリーは息子は嫁をもらうまで、しかし娘は生涯娘だとエリーに言い、2人で踊り始めた。(終)

 

スタンリー役のスペンサー・トレイシーは「老人と海」の老人役!?

peachredrum.hateblo.jp

へー! 気付かなかったな。

 

エリザベス・テイラー

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こういう結婚式までのゴタゴタとか見てるだけでめんどくさ〜って思っちゃう。しかも、自宅でパーティーやらなくていいでしょ〜! デライラは太った黒人メイドなんだけど、今、同じ映画が作られたとしても絶対このポジションは黒人の俳優じゃないんだろうな。ドタバタで面白いというより、面倒臭そうが勝ってしまった。

 


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