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— シネマサテライト (@CinemaSatellite) November 10, 2022
『招かれざる客』🈑
12/15(木)13:00~14:49
娘の結婚相手が黒人だったことに苦悩する白人夫婦を描く名作。主演のキャサリン・ヘプバーンがアカデミー賞を受賞、共演は今年1月に亡くなった名優シドニー・ポワチエ。https://t.co/d1RtiNNsvi pic.twitter.com/oTG7PElj6G
1967年 アメリカ
あらすじ
娘の結婚相手が黒人だったことに戸惑い、葛藤する白人夫婦を描くヒューマンドラマの名作。夫婦を演じるのは、数々の名作でコンビを組み、私生活でもパートナーだった名優キャサリン・ヘプバーンとスペンサー・トレイシー。ヘプバーンは2度目のアカデミー主演女優賞を受賞し、スペンサーはこれが遺作となった。黒人青年を演じるのは今年1月に亡くなった名優シドニー・ポワチエ。製作・監督は社会派のスタンリー・クレイマー。
2022.12.15 BSプレミアム録画。
意外と見ているポワチエ。
飛行機に乗ってきた黒人男性ジョンと白人女性ジョーイのカップル。これからジョーイの両親に結婚の挨拶に行く。ジョーイの母の友人・ヒラリーはジョンに興味津々。ジョンは医師。
ジョーイの実家には黒人メイドのティリーがいて挨拶した。ジョーイが部屋にいるときにティリーが来て、思い上がった黒人は大嫌いとジョンとの交際に反対する。
母・クリスティーナが帰宅。ジョーイは10日前に出会って20分で恋に落ちたと語る。出会いはハワイ。ジョーイの実家はサンフランシスコ。ジョン・プレンティスは37歳。8年前に妻子を事故で亡くす。ジョーイは23歳。
ジョーイの父・マットはスペンサー・トレイシー。この映画の撮影後に亡くなる。
ジョーイは両親が黒人との結婚にいい顔をしないことを不思議がる。時間が欲しいというマットにジョンは今夜ニューヨークにたち、ジュネーブに行くため、返事は今日中に欲しいとジョーイは言う。
マットはすぐに電話をかけ、ジョン・プレンティスについて調べさせた。
マットとクリスティーナの話す部屋に行ったジョンは、ジョーイは結婚は確定していると思っているが、両親に反対されてまで結婚する気はないのだと落ち着いた口調で話した。
クリスティーナはジョーイに常に白人が有色人種より優れてるなんてことはないと教え続けた成果だと納得した。折り返しジョンのことを調べた電話でジョンが優秀な医師であることも判明。
踊りながらステーキを運んできた青年。ティリーの手伝いに来ていたドロシーと踊りながら帰って行った。何だ、この突然のダンスシーンは!?
アイロンがけをしながら、ジョーイの惚気話を聞くクリスティーナ。体の関係はまだないと言う。
マットとジョンの話し合い。子供は作るのか?という問いに自然なことだから子供は作ると言う。ジョンはジョーイから父はリベラリストで差別と闘っていたと聞いていたと話す。
ジョンは自分の両親にジョーイが白人だと言わずに結婚するとだけ電話で伝えていたら、ジョーイの家に行きたいと電話してきた。ジョーイはすぐ承諾。ジョンはジョーイが白人であることは手紙で伝えようとしていた。
ジョーイの両親の友人・ライアン司教が来た。司教は人種の違うカップルを多数見かけてきたせいか驚くことなく2人の結婚を祝福した。
司教は、この映画にも出ていた? どの人だろう。
ヒラリーもやって来た…野次馬根性だったのね。すぐにクリスティーナは外に連れ出し、5000ドルの小切手を切るから二度と目の前に現れないでとクビを言い渡した。クリスティーナは画廊のオーナー。
ライアン司教の話を聞くマットとクリスティーナ。マットの渋面にインチキ自由主義者と笑いながら言う司教。
ジョンたちを空港に送り、帰ってきたマットとクリスティーナ。途中、駐車場でボイゼンベリーアイスを頼むマット。ドライブスルーともまた違うのね。駐車場でそのまま食べるスタイル。車を出そうとしたときに黒人青年の車にぶつけてしまい、老人は家から出るな!と怒鳴りつけられ、50ドル渡し、これで新車でも買えと怒鳴り返した。マットは新聞社社長でお金持ち。
家で着替えていたジョンをティリーがズカズカ部屋に入って来て、ブラックパワーでお嬢様を傷つけたら許さないよ! 色男でもないし!とまくし立てた。上半身裸だったジョンが慌ててシャツで隠していたのが紳士〜。
ジョンとジョーイは空港に行く途中、ジョーイの友人カップルに会った。黒人シンガーが歌い、着物姿の日本人女性?が給仕する不思議な店。友人カップルに触発され、ニューヨークにもついて行こうとするジョーイ。
空港でジョンの両親を出迎え。両親はジョーイを見て戸惑う。ジョーイが運転する車でジョンの父は、はっきり反対だと言う。
夕食に招かれた司教が改めて家に来た。マットもティリーも反対。クリスティーナはジョンの人柄を見て、ジョーイの気持ちに共感し始めていた。
ジョンの両親を歓迎し、コートを預かるクリスティーナ。ジョンに両親に出すお酒を作るようジョンに言った。「花嫁の父」にもあったけど、招待した家の男が準備する習慣?
クリスティーナはベランダにジョンの母を呼び、話をした。ジョンの母は驚いてはいたがショックを受けているわけではなく、夫が反対していることを心配していた。
クリスティーナとジョンの母、ジョンの母とジョン、ジョンの母とマット、マットとジョンの父、ジョンの父とジョン…個別に話し合っていく。ジョンの父は黒人と白人の結婚は州によっては法律違反、ジョンの両親はジョンを医師にするため苦労した話などをジョンにする。
ジョンの母はマットになぜ男の人は情熱を忘れてしまうのだろうと涙ながらに語る。
ジョンは子供を育てる義務はあっても所有物ではないと話した。
ジョーイはクリスティーナと荷造り。ジョーイは本当に楽天的な明るい性格だな〜。ジョンの母は自分の喜びは関係ないとマットに話してたから、実は結構複雑なのかもね。
マットがみんなを呼んだ。世間の風当たりの強さなどを説き、結婚を承諾。ティリーが作った夕食を食べ始めた。(終)
人種より歳の差が気になるんだけどな〜。
物語の舞台は90年代だけど、白人男性と黒人女性のカップルが当たり前に出てきたね。でも未だに珍しい感じもするな。