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【連続テレビ小説】純ちゃんの応援歌 (102)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

恭子(松本友里)と西川(北京一)のことで悩んでいる純子(山口智子)を見て、純子の機嫌が悪い原因を探る秀平(髙嶋政宏)と清原(浜村純)。純子はあき(伊藤榮子)に相談するが、秀平は、恋愛は当人どうしの問題なのだから干渉しないほうがいい、と言う。純子が、それは冷たいだけだ、と反論し、話が決着しないままでいると、西川が恭子へ置き手紙を残して、東京へ行ってしまった、と昭(西川弘志)が純子を呼びに来て…。

2階で洗濯物を干している純子。なんとなく機嫌が悪く、秀平もわけを聞けずにいると、清原先生に呼ばれ、1階へ。高嶋政宏さんは長身だけど、浜村純さんも同じくらい長身だなあ。

 

清原「純子さん、どうしたんだね」

秀平「それが分かんないんですよ」

清原「なぜ機嫌が悪いんだね。僕は何もした覚えはないし」

秀平「僕だってありませんよ。恭子ちゃんの見合いが壊れたんでそれで悩んでるのかとも思ったんですが」

清原「そんなことで悩むような子じゃないよ」

秀平「何でしょうね」

純ちゃんは、いつも笑顔のいい子ってわけじゃなく、案外不機嫌を隠さない子というのが面白い。

 

清原「ひょっとすると…」

秀平「心当たりありますか?」

清原「ある。今朝コロッケが出たね」

秀平「はい」

清原「僕は箸をつけなかったんだ。朝から油っこいものはと、そう思ったからね。しかし、純子さんの得意のコロッケを残したのが気に障ったのかね」

秀平「まさか」

秀平はともかく清原先生にも気を遣わせるのはちょっとな…。清原先生は奥さん思いで優しいので、かわいそうになる。

 

1階に下りてきた純子は「何を2人でひそひそ話してはりますのん?」と言いながら外へ行った。

清原「君。純子さんを怒らせるようなこと何かしたんじゃないのかね」

秀平「とんでもない。全然身に覚えがありませんよ」

 

あきがミシンをしているところへ純子が来た。昭はおなかを壊して寝ている、恭子は楽譜を買いに出かけているけどもう少しで帰ってくるとあきに言われ、相談があるから、うちに来るよう純子は言った。

 

あき「えっ、そんな…恭子が?」

純子「ゆうべ恭子に聞かされて私もうびっくりしてしもて」

速水家の2階。純子は秀平のいる前であきに相談。

秀平「そうか。それで君、ゆうべから浮かない顔してたんだな」

純子「実はそうなんや。けど清原先生には言わんといてね」

秀平「分かった」

言ってもいいと思うけどな。

 

あき「恭子がなあ…」

純子「お母ちゃん、気が付いてた?」

あき「これまでもよう西川さんに甘えたりしてたのは知ってたけど、お兄さんのように思てんのやとばっかり思てた」

純子「私かてそうや。それでそのあと私一人で西川さんとこへ行ったんや」

秀平「西川さん、何て言ってんの?」

 

純子「西川さんは大人やから、そんなこといっときの感情で言うもんやないて恭子に言ってくれはったらしいんや。それで私、それやったらパントマイムはやっぱり続けるて、そう恭子に言うて東京へ行ってくださいって西川さんに頼んだんや。恭子は西川さんがパントマイムはやめるって言わはったから、ほな私が食べさしてあげるて言うてしもたんやから」

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あき「そやけど、そんなことで恭子の気持ちが収まるやろか。もしほんまに好きになってるんやったら…」

純子「お母ちゃんはどない思う? 私はどう考えても賛成できひんのやけど」

あき「そら、西川さんは人柄はええお人や。それにしてもなあ…」

純子「私はとりあえずお母ちゃんに言わへんて言うてあるさかい、ちょっとの間、そっとしといてやってほしいねん」

あき「(うなずく)はぁ…まだまだ子供や子供やと思てたのに、いつの間にか人を好きになる年になってたんやなあ」

 

小野家

パジャマ姿で食事をする昭の隣で歌っている恭子。そこへあきが帰ってきた。

あき「楽譜、あったか?」

恭子「うん。3冊も買うてしもたわ」

またミシンを踏み始めるあき。

 

昭「西川さん、帰ってきてんねんてな」

恭子「うん。そやけどまたすぐ東京に行かはるんやて」

 

速水家

純子「ほな、秀平さんは黙ってた方がええて言わはんの?」

秀平「そうだろ。だってこれは恭子ちゃんと西川さんの問題なんだから。それにもう2人とも大人なんだし。周りでとやかく言うことじゃないと思うけど」

純子「そんな…」

秀平「男と女が好きになるのに、どうして周りの人間が騒がなきゃいけないんだ」

 

純子「騒いでるんやないねん。心配してるんやんか。食べていけるかどうかも分からへんし、西川さんとは年かて離れてるし」

秀平「しかし、恭子ちゃんがいいって言うならいいんじゃないの?」

純子「そんなんただ冷たいだけやんか」

秀平「そうかな」

純子「そやないの。秀平さんの考えはちょっと変わってると思うわ」

 

秀平「変わってるって…そんなことないと思うけど」

純子「ううん、変わってる。私にプロポーズした時かてそやないの。最初は土砂崩れの中で生きるか死ぬかいうどさくさの時に『ウィル ユー マリー ミー?』なんて。2度目の時かてそやないの。昭と雄太の野球の試合の応援してる最中に突然や。普通やったらもっと落ち着いたところでプロポーズするのんと違う?」

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2回目の時は「ウィル ユー…」じゃなく「結婚してくれないか」だったね。ついでに玄関前で改めてもう1回、言わせてたね。

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秀平「いや、あれは…。いや、それはいいよ。それよりも僕に言わせれば君がやってること、おせっかいだよ」

純子「おせっかい?」

秀平「そうさ。意見を言うのはいいよ。しかし、君が直接、西川さんに掛け合ったのはやりすぎだよ」

純子「そやけど、もし恭子が東京へ行って西川さんを食べさせるために働いたとしたら西川さんヒモになってしまうやないの」

秀平「ヒモ?」

純子「そうや、ヒモや」

 

清原先生は「和」という書を書いていた。下に降りてきた秀平。

清原「どうした? まだ収まらないようだね」

秀平「ええ、ちょっと…」

清原「弱ったな」

秀平「先生」

清原「うん?」

 

秀平「ヒモっていうのは何ですか?」

清原「ヒモっていうのは、君、ロープのことだよ」

秀平「そうですよね」

清原「どうした?」

秀平「いや、その…。ちょっと意味が分かんないんですけど…。例えば僕が純子のロープになるというのはどういう意味なんですか?」

 

清原「君が純子さんのロープになる?」

秀平「はい」

清原「それはだね…。う~む。あ~、それは…あっ、この夫婦がだね一本のロープでしっかり結ばれ合うというか、つまり固く絆で結ばれるという意味じゃないかね」

秀平「するといい意味になりますか?」

清原「いや、しかし普通ロープになるとは、そういう言葉は使わないからね。う~ん…。あっ、ああ、違う違う。君がロープと言うから勘違いしたんだよ。あのね、ヒモになるというのはね、女に食わせてもらう寄生虫のような男のことを言うんだよ」

 

秀平「ああ、そうなんですか。そうですよね。どうもおかしいと思った」

清原「ヒモがどうしたのかね?」

秀平「いえいえいえ」

ヒモ談義、面白かった。この夫婦の間に清原先生がいてよかったと思う。

 

西川さんは部屋の掃除。そこに恭子が訪ねてきた。

恭子「お掃除してはるの?」

西川「そうや。『立つ鳥跡を濁さず』や」

恭子「いつ、東京に行かはんの?」

西川「うん、2~3日のうちかな」

恭子「ほんま。私一緒に行くからね」

 

西川「あかんて。お母さんやお姉さん心配させたらあかんで」

恭子「反対されんのは分かってる。けど、私は平気や。西川さんはパントマイムのことだけを考えてはったらええのや。ほな、うち、仕事やさかい」

それにしても西川さんの髪型とか見てると80年代の終わりや90年代の感じに見える。派手なシャツとかもバブルの時代っぽい。「動物のお医者さん」の二階堂みたいな。

 

昭は部屋で布団に仰向けに寝ながら本を読んでいた。そこに小百合が来た。

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小百合というのは静尾ちゃんの妹であり、昭や雄太(や金太郎)の憧れのマドンナ的存在。はっきり言って静尾ちゃんより性格がいいと思う。

 

小百合「おなか壊してるんやて?」

昭「うん、まあそんなとこや。練習のし過ぎで過労らしい」

小百合「今、お姉さんの食堂に行ったら昭君が寝てはるって聞いたさかい」

昭「何か用か?」

 

小百合「学園祭来てほしい思て。雄太君と一緒に来てほしいわ」

昭「えっ、ほんま?」

小百合「起きんかて」

昭「いや、もう大丈夫や。せっかく来たんやし、ゆっくりしていって」

小百合「うん」

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以前、小百合は「お茶の水を狙ってる」と言っていたけど、結局、地元の大学に行ったのかな? この時代に大学行ってるだけでもすごいけど。

 

昭「で、学園祭いつ?」

小百合「今度の日曜日。これ、お茶とお菓子が出る茶菓(さか)券、置いていくよって」

昭「おおきに」

小百合「来られる? 野球の練習あるのと違う?」

昭「大丈夫や。監督とレギュラーは遠征試合行ってるし、補欠は3時で練習切り上げるから」

小百合「ほんまに来てね。私、案内してあげるさかい」

昭「うん」照れたような笑顔がかわいい!

 

翌朝、昭が純子を呼んだ。まず出てくるのが清原先生なのが、ちょっと気の毒。どうせほとんど純子関連の人しか来ないし。

昭「西川さんが東京行かはったんや」

純子「えっ?」

昭「恭子姉ちゃん宛てに玄関に手紙入れていって。で、今、もめてんねや。ちょっと来てくれへんか」

純子「分かった。すぐ行く」

 

あきは朝食の準備をしながら、恭子の様子をうかがう。

 

西川の手紙

「恭子さん、君の好意はうれしく思います。しかし、僕も男です。君の言葉に励まされました。そうですね。まさに初心忘るべからずです。僕は危うく人生の目的を失うところでした。大丈夫です。パントマイムを捨てたりはしません。もう一度、東京で頑張ってみます。さよなら。スティーブ西川」

 

恭子宛の手紙をみんなで共有。マリ子でさえ均ちゃんのラブレターは隠したのに。昭の寂しげな表情が何だかキュンと来るんだよなあ。

純子「よかったやないの。西川さん、またパントマイムを続ける言うてはる」

恭子「うそや。うちを安心させるためにうそを書いてはんのや」

純子「うそやない。ほんまのことや。西川さん、ほんまにそう言うてはった」

恭子「お姉ちゃん、西川さんに会うたの? 西川さんに何を言うたん?」

 

墓穴を掘った純ちゃん。昭と雄太も心配そう。雄太は会社帰りに夜学にも行ってるから最近出番が少ない。そしてナレーションの杉浦直樹さんの声もここんとこ聞いてないような?? であります口調が聞きたい。

 

恭子と西川さんのことに関しては秀平に賛成かな。大人同士だしね。西川さんならしっかりした人だし、悪いようにはしないような気がする。今日は祝日なので放送はなし、そして明日も国会中継でなし。もー!