徒然好きなもの

ドラマの感想など

【連続テレビ小説】純ちゃんの応援歌 (19)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

雄太(高岡俊広)はせん別までもらって別れたのに、戻るのは足取りが重い。純子(山口智子)はそんなこと気にするな、と笑い飛ばすが、あき(伊藤榮子)は本当の母親が日本に帰ってきていたら、と気にする。速水(髙嶋政宏)が、楽しそうに雄太たちに野球を教えるのを見て、正太夫笑福亭鶴瓶)は速水と純子の仲がいいのが気に入らない。陽一郎(川津祐介)は大阪で仕事を決めて帰ってきて、雄太を養子にしたい、と言い出すが…。

オープニングの名前の出方が今までと違ってる気がする。前は役名がフルネームで出てたけど、下の名前だけになった。

 

純子は雄太を連れて信州の身寄りを頼っていったのですが、おばさんもおじさんもただもう迷惑がるばかりで、純子は雄太を再び我が家に連れ帰ることにしたのです。

 

そんな嫌がってもなかったけどやむに已まれぬ事情があったのよ。

 

いつものつり橋まで来たが雄太の足取りが重い。「だってさ、俺、格好つかないよ」。餞別にボールをもらってのこのこ帰ってきて…と気にしていたが、純子は明るく「何言うてんの。行こう。みんなびっくりするで」と肩を組んで帰った。

 

小野家で野球道具の手入れをしていた昭と金太郎。「おばやん、さいなら」とあきにもきちんと挨拶し、帰っていった。あきはミシン掛け、恭子は一升瓶で米つき。

 

しかし金太郎が戻ってきて、雄太が帰ってきたことを知らせる。金太郎も昭も屈託なく歓迎。あきと純子は目を合わせて頷き合う。甲子園中継を聞いている3人。

 

陽一郎はまだ帰ってこない。あきがスイカを切り分けて、純子が雄太に渡す。純子は疲れが出て昼寝。ゆっくり昼寝もできないのだから寝かしときというあき。お姉ちゃんの半分も働いてみと言われてしまう恭子。

 

進駐軍との野球大会のあの時。目が覚めるような大ホームランをかっ飛ばした秀平は、その日から村の子供たちのあこがれの人になっていたのであります。

peachredrum.hateblo.jp

そういえば、このドラマってほとんど回想ないな~。

 

秀平は、雄太と昭に野球を教えていた。純子が来たので、2人にキャッチボールを指示し、純子と話をする。野球を教えるのがうまいと言われると、マンザナールの収容所で退屈しのぎに教えてたからだと答えた。収容所の監視員にメジャーリーグのサージェントがいた。

ejje.weblio.jp

お墓探しも予定の半分も回っていない。秀平はカメラで昭たちを撮影。お墓探しのついでに和歌山でフィルムを買った。急に純子にカメラを向ける秀平。キャッキャッといちゃつくふたり。

peachredrum.hateblo.jp

↑女性に突然カメラを向ける人は「あぐり」にも出てきたね~。林さん。

 

興園寺の井戸で顔を洗っている秀平に正太夫が話しかけてきた。秀平のカメラはドイツ製で兄の物だったので古い。秀平が昭たちに野球を教えていたと聞くと「はは~ん。『将を射んと欲すれば』ちゅうやっちゃ」とニヤニヤ。秀平が知らないと言うと「将を射んと欲すればまず馬を射よ」ちゅうやっちゃ、と意味も教えず去って行った。

kotobank.jp

純子と仲良くするために昭に取り入ってんだろーみたいな事を言いたいのか!?

 

太夫はつやにまだ興園寺の嫁として合格やないんか?と聞いた。正太夫的には「もうとっくに合格のはんこ押してある」。しかし、つやは純子を気に入っているが、純子が正太夫を気に入っているか、こっちから話を切り出して断られたら興園寺家の恥だという。

 

太夫は興園寺家の嫁と言われて断るわけないと反論するが、戦争に負けて時代は変わった。いくら800年続いた旧家でも誰も彼もがありがたがって来てくれる時代とは違うという。つやさん分かってる~。

 

陽一郎が帰ってきた。東和生命の稲本さんが来てほしいと言ってくれたとあきに報告。来週から勤めるという話になった。まず、陽一郎が一人で行き、部屋を見つけてみんなで大阪に行く。陽一郎さんとあきさんってホントお似合い。

 

遠くから雄太の声が聞こえ、陽一郎が反応した。あきから伊那谷のおばさんに引き取ってもらえなかったと聞くと、「帰ってきたんか」と笑った。

 

陽一郎は帰ってきた雄太に「ずーっとここにおったらええ。伊那谷のおばさんにもきっと何か事情があったんや。おばさんのこと悪う思うたらあかんぞ」と言った。「元気やなあ、あいつら」とまた出かけて行った昭たちを見て心臓を押さえる陽一郎!?

 

大阪に行くという話を聞き、恭子は大阪なら宝塚にも通えると嬉しそう。陽一郎はあきをそばに呼んで、雄太を養子にしたいと思ってると話した。もし生きて帰ることがあったら雄太を昭と同じように自分の子として育てたい。しかし、昭という跡取りがいるため、養子は取れないかもしれない。雄太は生き死にを共にした間柄だからもし手立てがあったら何とかしたい。

 

あきは純子が雄太を連れ帰った時から複雑そうな表情だったのは、雄太の本当の母親が日本に帰ってるかもしれないから、一度捜さないといけないと思っていた。純子はもし帰っていたら伊那谷に連絡があるだろうと言うが、捜すだけは捜さないとと雄太の母を気遣う。恭子は尋ね人の時間に申し込んだらいいと言った。

 

鍋が噴きこぼれ、台所にいたあき、純子、恭子は大きな物音がして振り返ると、陽一郎が倒れていた。「大丈夫、滑った滑った」と陽一郎は笑顔を見せるものの再び倒れた。

www2.nhk.or.jp

川津祐介さんの陽一郎は金八の上林先生よりずっと後だけど、若く感じる。

ダンディでかっこいいけど、なんか怪しげな本を書いてるな…(^-^;