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【連続テレビ小説】純ちゃんの応援歌 (20)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

倒れた陽一郎(川津祐介)は、就職を断ることを決意する。純子(山口智子)は陽一郎に、大阪に断りの手紙を届けるよう頼まれる。大阪に向かう汽車の中で純子は、家出してきた正太夫笑福亭鶴瓶)と出くわす。正太夫は清彦(生瀬勝久)とのけんかに負けて荒れていた。純子と正太夫は汽車に乗るところを牛山もも(藤山直美)に見られていて、ももは正太夫を探す清彦に会ったことから、純子と正太夫が駆け落ちした、と勘違いして…。

夜。往診に来た医者が帰っていった。

 

大阪へ就職の依頼に行った陽一郎は帰ってきたその日、熱を出して倒れました。

 

純子から1か月安静にしてないといけないと言われ、あきにも疲れがあって、栄養のあるものをたくさん食べなければならないと言われた。ウナギ、卵、ヤギのお乳。

 

しかし、こうなったら就職断らなければならない。働きたい人は大勢いる。こっちの都合で1か月も2か月も先に延ばすわけにはいかない。稲本さんにも迷惑かけたくないし、それが筋だから断ろうと陽一郎は言った。どこまでも真面目な人。

 

興園寺家で襖の貼り替え。純子はつやに父のことを報告した。つやはとにもかくにも一家の大黒柱が帰ってきたんだからもう安心だと励ました。

 

太夫は鼻をケガしていた。清彦が家に入ってくると不自然に避ける。ゆうべ取っ組み合いのけんかをしたせいで、ふすまや障子がボロボロになっていた。原因は清彦が正太夫に少しは兄貴らしくしっかりしてなどと言ったから。結局、正太夫が負けた。

 

久助のもとに行く正太夫。グダグダ寝っ転がっている。正太夫は母屋に行くと清彦がいるので行きたくない。久助はこのままでは清彦に何もかも抜かれ、純子にも相手にされなくなる。何ちゅうたかて若い娘はたくましい男にほれるもんやさかいな、などと正太夫に言う。

 

太夫「能力のないもんにな頑張れちゅうほど残酷なものはないんや」

久助「おい! 人間な志持たんもんはこれクズやぞ! なるならんはそれからあとの話や。人間先ずは志! おい! お前には志ちゅうもんがないのんか!」

太夫「ないな、おまへんな、えらいすんませんな」

どて~んと床に寝っ転がり、久助に呆れられる正太夫

 

小野家の夕食は昭たちがとってきたウナギ。陽一郎は大阪の稲本さんの所に断りの手紙を直接届けて欲しいと純子に名代を頼んだ。

 

ぎゅうぎゅうの汽車。純子はまたしても床に座る。そして車内で偶然正太夫に出会った。純子がお使いで大阪に行くと言うと、正太夫も大阪に行くと言う。正太夫は家出したと聞き純子は驚く。

 

太夫の手紙「永い間、お世話になりましたが、しばらく遠いところに行って一人で考えてみたいと思います。母上も僕を見るとはがゆいと言っておられましたが自分自身が一番はがゆいのです。このままではあかんやろと思てます。何か一つおっきなことを成し遂げるまでふるさとへは足を踏み入れることはないでしょう」。

 

清彦から金庫から8000円が消えていると聞き、つやは正太夫だと言った。

 

手紙の続き「8千円ほど借用します。大願成就の暁にはきっと返済しますのでしばらくの間…」。

 

つやは捜す事なんかとあきれた。

 

牛山家ではももが純子と正太夫が示し合わせて駆け落ちしたと騒いでいた。清彦が正太夫を捜していると言っても「知らん」としらを切った。女性陣はおおごとや~とみんなで外に出た。ありゃりゃ~。

 

太夫は「やりたいことをするために清彦に跡を継がせたい。だからアホを装ってる」などと純子に言うが、やりたいことはまだ分からない。才能に恵まれてないから800年続いた興園寺家を背負っていく器はない。林業を経営していく情熱もないし、興味もない。かと言って何をしていいか分からない。

 

純子は「ちょっと頭を冷やした方がええんちゃう?」とあきれ顔。

 

陽一郎を久助と秀平が見舞っていた。そこに金太郎が純子と正太夫が駆け落ちしたと言いに来た。誰がそんなことをとあきが聞けば「わいの母ちゃんや」と即答。

 

いやはやどうも2人の旅行はどうやらおかしな雲行きになりそうな気配でありますが、さてどうなりますやら。

 

太夫というキャラが絶妙に気持ち悪くて…(^-^; ウトウトして寄りかかりそうなるのを避ける純ちゃん、ナイス。大阪に行ったらメンバーががらりと変わるんだろうけど、正太夫はあんまり見たくないな~。「澪つくし」のさんまさんみたいにずーっと出てきたらやだなー。