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【連続テレビ小説】純ちゃんの応援歌 (11)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

純子(山口智子)は雜賀(桂枝雀)に、青年団対GHQの親善試合の審判を頼むが、雜賀は願を掛けているから野球には関われない、と断る。雜賀は、代わりに清原(浜村純)に頼め、と言う。純子が半信半疑で頼みに行くと、清原は二つ返事で引き受ける。清原はルール厳格で、GHQの選手が不服を申し立てるが、上官は、審判の言うことが正しい、と認める。劣勢の正太夫笑福亭鶴瓶)は苦し紛れに、代打に秀平(髙嶋政宏)を…。

日曜日。約束どおりGHQの将校が子供たちにグラブのプレゼントを持ってやって来ました。

 

あきがお茶を緊張しながら出し、正太夫青年団の代表として感謝を述べる。通訳の黒人男性は日本語が堪能だが、大阪弁しかしゃべれない。ここで一気に親近感がわき笑顔になる純子たち。純子、正太夫の後ろには清彦役の生瀬勝久さんもいる。

 

親善野球は午後2時から。純子が久助に審判を頼みに行こうと学校から出ると、静尾に会い、眠り谷に似た名前の場所を探してくれてメモをくれた。

 

純子が興園寺家に行くと、秀平が薪割りをしていたので、純子は静尾からもらったメモを見せた。けむり谷、おぼれ谷、えぐれ谷…眠り谷というのは秀平の聞き違いではないかと純子は言う。

 

メモを渡した純子は久助のもとへ。親善野球の審判を頼みに行ったが、断られた。久助終戦の日から「小野君が帰りますまではどんなことがあっても野球はいたしません」と願掛けをしていた。審判としても野球に関わったら希望の糸が切れるような気がすると言って、純子に謝った。

 

しかし、清原先生に頼めばいいと言われた。清原は明治時代、一高帝大の選手だったという。純子の清原のイメージは”怖い先生”。清原の家に行き、恐る恐る頼みに行くと、清原の妻は笑い出し、ひょっとすると俺の所に来るかもしれないぞと着替えて待っていたという。

 

試合が始まる。青年団VS進駐軍+子供たち。

 

興園寺家。つやは秀平にこれまで働いた報酬2000円を渡した。しかし、宿泊費を払うために働いたのだからと固辞した。つやは多少のお金がないと困るだろうと言うと、秀平はお借りしますと言い張るので、つやは早くお墓を探してお父さんの遺髪を納めるよう言った。

 

進駐軍と少年たちの混成チームは、1回表から早くも無死満塁であります。ただし、全てこれ正太夫のフォアボールのせい。

 

次は黒人通訳が大きな当たりを出し、ピッチャー交代。

 

そして、青年団側の攻撃はといえば…。

 

太夫は三振。通訳がピッチャーで完全試合ペースの試合をしていた。しかし、次のバッター純子の時に、清原はボールの判定を出した。抗議する通訳。しかし、清原は通訳が指をなめてから投球したのを、ルールの第27条の第2項のスピットボールに該当すると指摘した。

 

本来、スピットボールを投げた投手には退場を命じなければならないが、親善試合ということでボールにした。今日は私がルールブックです。堅いことを言うと思われるかもしれないが、ベースボールはルールによって成り立っている。これから野球を覚える子供たちのためにもルールは正しく教えておきたいと清原が説明すると、大尉は納得し、清原と握手を交わした。

 

試合再開で純子は振り逃げで塁に進んだ。試合を見に来た秀平に正太夫はピンチヒッターを命じた。秀平は1球目から振ってホームラン! ホームインするとこれからおじいちゃんのお墓を探しに行くと純子に言った。

 

通訳からどこで野球を覚えたのか問われると、マンザナール収容所で覚えたとサラっと言い、鞄を持って去って行った。笑顔で見送っていた純子の顔がちょっと寂しそうな表情に変わる。

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BSの再放送朝ドラと夕方の再放送朝ドラが同日に開始するという機会はもうこの先当分ないだろうと思うけど、この辺で差をつけても、来月相撲だっけ? サブチャンネルとかでやってくれよ~。それくらい楽しみになってます。