TBS 1984年8月28日
あらすじ
「放火したのは私です」と名乗りをあげた笙子(伊藤麻衣子)は、少年刑務所送りが決まった。しかし、丹波(名古屋章)は真実を知っていた。
2025.6.30 BS-TBS録画
園長室
笙子は麻里と待ち伏せしてモナリザと決着をつけようと放火したと話したが、カリウムの話をされて、しどろもどろになる。握りこぶしをつくっている笙子を見て、哲也は笙子の話を信じないというが、笙子はアタイは根っからの不良だ!と悪態をつく。笙子の言葉をそのまま受け取り、大磯が笙子を殴った。
笙子たちが出ていき、園長と哲也が残った。哲也は放火したのは葉子だと思い、徹底的に調べるようお願いした。
園庭で葉子と話をする哲也。君のお母さんは恨みの世界で修羅のように生きてほしいと望んだのか? 長沢真琴さんは死の間際まで葉子の幸せを祈っていた。麻里さんの悲しみが少しでも分かるなら向き合ってほしいと葉子を説得する。
モナリザは私が少年刑務所に行ってもいいのかい?って、モナリザがやったことじゃないの! 哲也は本当のことを話してくれとお願いするが、葉子は聞き入れないので、二度と兄さんと呼ぶな、たとえ笙子さんが少年刑務所に行っても愛し続けるといって、葉子から離れた。
懲罰房に入る笙子。お父さん、お母さん、許して。私は大丈夫と涙を流す。
この物語は「不良少女とよばれて」の原作者で、現在民間舞楽界で活躍されている原笙子さんが、かつて青春時代に非行に走り、そして立ち直った貴重な体験をドラマ化したものである。
久樹哲也:国広富之
*
*
江田幸子: 中村晃子
*
男谷(おたに)俊介:宮崎達也
*
長沢真琴/久樹葉子:伊藤かずえ
西村朝男:松村雄基
*
瀬戸景子:高橋恵子
大磯杜夫:福崎和広
*
大沢善子:坂上亜樹
二宮八千代:諏佐理恵子
大岡さと子:船橋あられ
松田弥生:百瀬まなみ
*
半沢トキ子:仁乃慶子
寒川緑:山岸恵以子
熊谷エリカ:五十嵐ゆかり
丸西佐知
*
山田里香
古川雅子
服部利佳子
山辺まき
*
朝男の父:長谷川哲夫
酒井晴彦:重田尚彦
*
子を亡くした父:鶴岡修
子を亡くした母:茜ゆう子
*
協力:あしや舞楽会
雅楽道友会
武蔵野楽器
*
葉山恭子:岡田奈々
*
*
プロデューサー:春日千春
荒川洋
樋口祐三(TBS)
*
原作:原笙子(筑摩書房刊)
*
脚本:江連卓
*
音楽:菊池俊輔
*
衣裳協力:鈴乃屋
タック株式会社
馬里邑
衣裳:東京衣裳
*
協力:東京宝映
クロキ・プロダクション
スーパードライバーズ
擬斗:車邦秀(若駒)
*
ナレーター:芥川隆行
*
主題歌:「NEVER」
歌:MIE(CBSソニー)
*
監督:江崎実生
*
製作:大映テレビ株式会社
TBS
相模愛育女子学園
大磯、江田から厳しい尋問を受ける笙子。モナリザも圭太郎、瀬戸から尋問を受けたが、シラを切り通した。
八千代や善子、笙子と同部屋のトキ子たちはどうやってモナリザに真実を吐かせるか話し合っていると、エリカたちが笙子の少年刑務所送りが決まったと言いに来た。また乱闘になる八千代たちとエリカたち。頭巾なしでも堂々と白百合組とか言ってる。
私服の笙子が学園を出ていく。「お別れだね」とモナリザが言う。笙子は葉子さん、と呼びかけ、哲也さんと和解してください、両親を許してあげてくださいとお願いした。憎しみをたぎらすことで自由になれると信じていたけど、そうではなかった。葉子さんには久樹葉子として生きてほしい、あなたはたくさんの可能性を持っている、憎しみを光に溶かしてくださいと言って、車に乗ろうとした。
しかし、モナリザが笙子を呼び止め、園長に全ての罪を告白した。園長も分かってるなら、ここまで笙子を追い詰めるなよぉ~。まだ罪をかぶろうとする笙子にモナリザが車に乗った。「笙子、お前と会えて楽しかった」。哲也は両親の面会に応じるよう頼んだ。
数日後、長沢真琴こと久樹葉子は少年刑務所送致が決まった。
相模愛育女子学園
エリカたちモナリザ派をスコップを持って追いかける八千代やトキ子。間に入った笙子はタイマンを提案する。
エリカ、たみこ、ゆうこ、ゆかり VS 笙子、八千代、善子、トキ子
一発張り手、1㎝でも動いた方が負け。どちらも動かず、引き分け、白百合組は今日でなくなった。笙子が全て丸く収めた。すごーい。
東京少年鑑別所
朝男はオールバックにスーツで出所。父が迎えに来ていた。父が朝男の全責任を負う。朝男は事業を始めたいと考え、父も賛同するが、その前に外国へ行ってみないか?と提案する。お金持ちっていいね!
相模愛育女子学園の授業風景がダイジェストで流れる。大磯と外で体操、体育館で剣道、哲也の音楽の授業、江田のジャズダンス? 江田先生はレオタードで生徒は短パン。江田先生のサービスシーンか!?
外国から帰ってきたら一緒に仕事を始めようと笑う朝男の父。親父の金で外国遊学なんてゾッとしねえぜと航空券を目の前で破った。俺は俺、自分の稼いだ金ででけえ顔して行ってやる、どんな外国より日本の方が面白いぜと去って行った。タクシーに乗った朝男は横浜へ。「笙子、俺はやるぜ。今度は事業とやらに俺を賭けてみるよ。どこまでいけるか分からねえが俺は今とっても素敵な気持ちだぜ。今度会う時を楽しみにしててくれよ」。だったら空港まで行かなくていいのに~!
時々、昭和のドラマに出てくる言い回し、「ゾッとしない」。いつからか使わなくなった言葉みたいだけど、私は子供のころから「ゾッとする」は使うけど「ゾッとしない」は使った記憶はない。
恭子の働くぼったくりバーの前に行った男谷。
バーの経営者である赤ちゃんの両親は今日から客を取らせようと話し合う。恭子はそれだけは…と抵抗するものの、女は子供を亡くして毎晩うなされていると恨み言を言う。その間、男は女の腕に注射を…堂々としてるなあ。男は恭子にも注射を向ける。えっ!
注射を打つ寸前に店に入ってきた男谷が男を殴り飛ばした。
さっきから意味ありげに映るスーツの客。
男谷は十分に償ったと恭子に言うが、恭子は何もかもなくした女だと答えた。男谷は恭子と店を出ようとするが、女にすがりつかれ、突き飛ばした。
男谷と恭子の前にスーツの男が立ちふさがり、「くろいわさん、今日から恭子さんは私が預かりますよ」と男に札束を投げた。
酒井という男は今日から私の仕事を手伝ってほしいと恭子に言った。男谷にはロイヤル貿易の酒井と名乗り、名刺を渡した。全部英語!
あ、ひっくり返したら普通の名刺だった。
ロイヤル貿易株式会社
代表取締役社長酒井晴彦
会社の所在地は横浜。
酒井は男谷に法律のことで相談させてほしいと頼み、恭子にもこんなところで生きる人ではないと連れ出した。すぐ車に乗せて行っちゃった。哲也以外に恭子さんを救える人間はいない、俺ではダメだ…と車を見送る男谷。
相模愛育女子学園
園長室に呼び出された笙子は仮退院が演芸会の翌日、8月28日だと知らされた。
笙子は園長室を飛び出し、園庭で追いかけてきた哲也と抱き合った。麻里は死に、モナリザは少年刑務所に行き、私だけ怖いわと恐れる。
ロイヤル貿易の入ったビルを見上げる男谷。
酒井は会社を大きくするために上流階級の人と知り合いになりたい。恭子さんの友達、友達の旦那さん、両親を紹介してください。私があなたを守ってやりますという。
ビルの前で恭子さん、その男は危険だ!って思ってもしかたないのよ、男谷! 本人に伝えないと! 酒井の80年代の銀縁フレームが怪しげだよねえ。
59年度
相模愛育女子学園演芸会
元・白百合組のエリカたちが「ギザギザハートの子守歌」を合唱。
このドラマ、チェッカーズ好きだね。見ている園生もノリノリ。
ヤチとヨッコは剣舞。敵対してたエリカたちも笑顔で声援を送る。
笙子は、さと子たちと安来節を踊る。
これまでの名シーン。これまでのことを思い出し、泣きながら踊る笙子。ドジョウが本物!? そこにリアリティいる!? 笙子が泣いてることに気付いたヤチやヨッコが舞台に上がり、涙のわけを聞く。
園長は笙子の仮退院が決まり、明日出ていくと告げた。
園長室
誓約書を園長、職員、哲也の前で読み上げる。最後に優しくなる江田と大磯。しかし、あのビンタは許せねー!
笙子が学園から出ると、ヤチやヨッコたちが花束を持って待っていた。エリカが「いい日旅立ち」を歌い出し、みんなで歌う。
園長が去っていく笙子に「ネバー・ギブアップ」とつぶやく。結構、長く歌ってるな。
笙子と哲也の前には試練というにはあまりにも厳しい日々が待ち構えているのである。(つづく)
これ以上、何があるっていうんだ!? 男谷は恭子さんを法律でどうにかできないもんかね?
![大映テレビ ドラマシリーズ 不良少女とよばれて 後編 [DVD] 大映テレビ ドラマシリーズ 不良少女とよばれて 後編 [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/51XC6AHQBHL._SL500_.jpg)

