TBS 1971年10月13日
あらすじ
一郎はこの頃、仕事の取引に失敗し、イライラしていた。ついには勤めている会社を辞めると言い出したが、まつと祥造が、客とのトラブルをうまく解決するため陰で苦労をしていることを知り、また会社で頑張ることにした。
2026.1.15 BS-TBS録画
松の湯の消火訓練。健「おかみさ~ん、危険ですよ~!」
脚本:柴英三郎
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音楽:山下毅雄
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松野まつ:森光子
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芙美:松原智恵子
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浜子:悠木千帆
サチコ:西真澄
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たき:飯田蝶子
徳一:江戸家猫八
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マリ:天地真理
りん子:鈴木紀子
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杉山:曽我廼家一二三
一美:白石奈緒美
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健:堺正章
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森山信行:細川俊夫
森山せい子:宝生あやこ
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久子:富永美沙子
初:石井富子
君江:島田多江
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女秘書:吉田美智子
コウちゃん:後藤義秀
芸プロ
火石プロ
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一郎:松山英太郎
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プロデューサー:須子信仁
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演出:砂原幸雄
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制作著作:TBS
夜食待ちの健たち。たきがボイラー室で寝ていた。嫁の顔が見たくないから寝ていたというが、今は夜中の1時過ぎ。話を聞いてあげようと優しい態度を見せた健たちに感激して、たきは帰って行った。
茶の間
のりの巻いたおにぎりを夜食にしているまつたち。一郎が帰ってきたが、話が盛り上がり、芙美は玄関に出てこなかった。一郎は機嫌が悪く、夜中にバカ騒ぎする元気なんてありませんねと嫌みを言う。
お前だけが働いてるわけじゃないよ!
一郎たちの部屋
芙美は酷いわと一郎を責めた。布団を敷く間に顔を洗って、みんなに謝ってちょうだいというが、一郎は君に話したって仕方ないとタバコを吸い始めた。通産省近くの喫茶店のマッチを持っていたことで、父に会っていたことを察する芙美。
茶の間
まつや祥造は一郎を心配する。芙美の父は通産省で働いてきたが、去年定年退職した。芙美は明日、世田谷の実家に聞きに行くと出かけることにした。
次の日は日曜日。芙美は実家に帰り、父に話を聞きに行った。父は一郎から口止めされており、口が重い。大手の商社と販売契約を取り付けるため、援護射撃を頼まれた。祥造も大学の経済学部出身だが、卒業後は風呂屋でコネがない。
徳一がいつもように女風呂へ。
久子たちいつもの3人組は10日ほど前に越してきたホステスの浴場の態度のひどさをまつに報告した。ホステスの一美は息子のコウちゃんの着替えを浜子に手伝わせた。
白石奈緒美さん、この前、「キイハンター」で見たな。お風呂に縁あり。脱衣場の女性たちにも文句を言われ、イライラしながら息子を連れて出ていった。
脱衣場に小さな女の子もいて、嫌だよなあ。同年代の男の子が脱衣場にいるって。
芙美が帰ってきて、父が持ってきたお土産の松茸を祥造に渡した。もう一つのお土産である一郎の話を聞きたがる祥造とまつ。芙美の父に応援を頼んだと聞き、祥造は、なぜ自分に話してくれなかったのかと不満を漏らす。まつも一郎の立場なら芙美の父に頼むというと、祥造が機嫌を損ねた。
台所で芙美が片づけをしていると、休日出勤していた一郎が帰ってきて、ビールを求めた。松茸ご飯は食欲がなく断った。芙美が実家に行っていたことを察したものの仕事のことは話したくない。
祥造はスーツを着て、常務に会いに行ったが、同窓というコネでは会ってくれなかった。来客は芙美の父。一郎の契約はキャンセルになった。芙美の父は、おそらくリベートではないか、一郎は潔癖すぎて敗れたのではないかという。
息子の仕事に父が出てくるとは…昭和の人情…なの!? この時代、コネがなければ何もできないね。
茶の間
祥造がまつと芙美に事情を話した。まつは風呂屋の息子だからしかたないと冗談を言う。昔から潔癖だった一郎。
開店時間になり、祥造は番台へ。女湯に来たりん子が一郎の仕事を気にする。一美がやってきて、コウちゃんがりん子の尻を触った。いやだね~。
今回は健とマリのデュエット。「時間ですよ」は屋根の上で歌うイメージだったけど、大体、ベランダだね。マリは気楽な職業の人と結婚したい、サラリーマンがいいというと、健は風呂屋の経営者が気楽だと答えた。
コウちゃんが釜場でいたずらし、右腕をヤケドした。一美は、この子は神経質なのよと文句を言い、怒って帰った。
酔っ払って帰ってきた一郎は会社を辞めて風呂屋を継ぐという。祥造が喝を入れ、負け犬の遠吠えだとまつにいう。どんな職業でも失敗はある。会社を辞めても、風呂屋ののれんは譲れない。
健が辞職願を出した。あの女がまた来るから責任を取るというのだが、まつは一晩考えるという。健の辞表は、かなり大きい。健は芸術系の大学を目指してるのかな。真面目になるほど変わった表現をする子だと、まつは言う。
一郎が辞表を書いていた。
健に示談金5万円を求める一美。マリと合唱してて子供がボイラー室に入ってきたことに気付かなかったのは健のミス。まつは交渉して示談をまけてもらおうとする。先方が悪いと分かっているうえで、2人で旅行に行こうと積み立ててきたお金を使おうとしていた。そんな両親の話を聞いていた一郎。
まつは示談金を2万円にまけてくださいとお願いした。コウちゃんに怖い思いをさせたことは謝るが、たまたま間が悪かったと水に流してくださいというと、一美は2万円で手を打ってやるとお金を受け取って帰って行った。
これでうちには来られなくなるだろうという祥造にああやって世間を狭くする人がいるんですねというまつ。
まつは辞表を受け取らないと健に話した。一郎も辞表は破って捨てといてくれと芙美に渡して出勤していった。辞表は、まつから祥造の手へ。10年前なら私もケンカしてたかもしれないという祥造。(つづく)
もっと警察とかを介入させたほうがよかったんじゃないか。あんなのに2万円も払わなくちゃならないというのは、やっぱり気に入らないな!
