1988年 カナダ
あらすじ
モンゴメリーの名作文学をミーガン・フォローズ主演で映画化したシリーズ第2作の前編。18歳になったアンが、新天地でさまざまな試練を乗り越え成長していく姿を描く。アンは、作家を目指しながら、地元の学校で教師として働いていた。親友のダイアナは結婚、アンは医学校に合格したギルバートから求婚されるが、彼を友達としてしか見られない。やがてアンは恩師の紹介で良家の子女が集まるキングスポート女学院へ赴任するが…。
2025.2.23 NHKBS録画
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前作の振り返りから。実写で見ると、ギルバートが割と大きいので、初対面でアンのおさげを引っ張るいたずらがひどく子供っぽく見えてしまう。
少し大人になったアンは自転車に乗り、アヴォンリーを走る。自転車から降り、海に向かって詩を暗唱する。
”眠りはいずこに?
月の山のかなたに 影の谷の底に
深い湾流の波の下に
公爵は答える 暗い もの憂い声で”
かばんから手帳を取り出し、メモ。
”暗い 不安げな声で
燃える手で 彼女は愛撫され―
彼のマントの下に 倒れ込む”
砂浜に寝転ぶと、かばんの中から原稿?が飛んだ。
紙を拾い集めるアンを手伝うモーガンは記者か?と話しかけた。アンは教師…作家です、と答える。モーガンは避暑に来たお金持ちかな?
アンは教師となった。
生徒のミニー・メイが学校の帰りに物置小屋でタバコを吸おうとしたアンソニーとトミーを目撃したために小屋に閉じ込められていたのをアンが発見した。
帰りにアンソニーが父親と釣りをしているところに通りかかったアンはアンソニーに来週屋外トイレのペンキ塗りをするよう命じた。
郵便局に寄ったアンはボストンのカーティス出版から送り返された原稿を手に持って、出てくるとギルバートが原稿を取り上げた。アンはひそかに小説を書いていたが、出版できないと返送されたのだと話した。
ギルバートからダイアナがフレッドのプロポーズを受けたと聞いてガッカリのアン。
ギルバートとは自転車で競争するなど仲が良い。ギルバートは近道しようとして小川に落ち、アンはダイアナとフレッドのデート現場を目撃した。ダイアナをからかうようなことを言い、フレッドは帰り、ダイアナは怒った。しかし、すぐ仲直り。
ダイアナはギルバートとアンの仲を聞くが、アンはギルバートは友達で理想とは違うと答えた。
レイチェルはアンの飼っている牛・ドリーが柵を乗り越えて、レイチェルの家のユリの根やキャベツを食べたことを怒っていた。ここで言い返すのがアンだね。マリラはレイチェルの夫の調子が悪く、機嫌が悪いのだと話した。
マリラはアンが大学を諦めたことに心を痛めていたが、農場はバリーさんがほぼ引き継ぎ、最近は視力も回復し、ピカード姉妹の1人に部屋を貸すので、アンはここを出て大学に行くといいと勧めた。喜ぶアン。
アンが小説を書いていることはアヴォンリー中に伝わっており、噂になっていた。おめでとうとすれ違う人々に言われ、わけが分からないアンは洋品店の前に”おめでとう アン・シャーリー”という大きな垂れ幕が出てるのを見つけた。”ローリングス製粉会社の懸賞小説に当選”。
店に入ると、大勢から歓迎され、店主が手紙を読み上げた。アンの書いた小説「アヴリルの償い」が賞金100ドルを獲得した。新製品キャンペーン懸賞小説の最優秀作品で賞金はアヴォンリーのローソン氏から渡される。アンの小説はカナダの主要各紙に掲載され、小冊子の形でお客様に配る。店員のアリスがサインを求めた。
ダイアナが懸賞広告を見つけて勝手に送った。えー!? しかし、アンの小説に勝手にローリングス製粉の商品名を加筆して送っていて、アンは賞金はダイアナにあげると言うが、ダイアナは名誉だけでいいと遠慮し、アンは結婚プレゼントを買うことにした。それにしても、アンもよく許したな。絶縁してもいいような案件に思える。
アンは最高の親友だと話し、ステーシー先生は州教育委員会の会長になり、アンをキングスポート女学院に推薦してくれたとダイアナに報告した。ダイアナが操縦する馬車で帰っていたアンだったが、ドリーが脱走してるのを発見して、畑を走った。ドレスが汚れると言いながらも、アンと一緒にドリーを追いかけるダイアナ。
牛って走ると早いね。挟み撃ちして捕まえようと提案したアンにダイアナもつきあう。ドリーを追いかけて泥だらけになったアンとダイアナ。通りかかったギルバートが助け起こし、一緒にいたギルバートの父がドリーを20ドルで買うといって、泥だらけのアンとダイアナを見て大笑い。
アンは小説のことをギルバートに話し、ジョシーに攻撃されてることを話した。ギルバートは大げさな言葉ではなく自然な言葉で書けば?とアドバイス。陳腐な少女小説と言うのでアンはショックで泣き出し、怒って帰ってしまった。
ギルバートの父がマリラに会い、息子を捜してると声をかけた。アンは早足で家に駆けこみ、ギルバートの父は気性がよく似てるなと言って、アンを追いかけて馬に乗っていたギルバートと帰っていった。
部屋で泣いていたアンをマリラが慰めた。アンはギルバートの批判は正しいと思っていて、友情が壊れたと泣いていた。
あのバカ牛を売ってよかったと話したマリラはアンに卵をとってくるよう頼んだ。しかし、ドリーが家にいた。は?? 畑を荒らして逃げていたのはレイチェルの牛で売ったのもレイチェルの牛だった。プラムケーキを持ってお詫びに向かったマリラとアン。
しかし、レイチェルは機嫌がよく、レイチェルから謝り、アンに本にサインをしてほしいと頼んだ。レイチェルの夫・トマスも車椅子だけど元気そう。レイチェルに事情を話すと、あの牛は50ドルで買ったの、弁償してよと言うので、マリラは怒り、弁償してやろうとアンに話した。
レイチェルがリビングに戻ると、トマスは車椅子から落ちて倒れており、もう手遅れだった。
その後、喪服を着たレイチェルが息子のいる西部に行く、農場は抵当に入っているから売る。ここを離れるのは辛すぎるとマリラに話していた。アンが出かけていくと、レイチェルはアンはマリラにそっくりで、きつい女は売れ残ると言う。
パーティーに出かけたアンは1人で散歩に出て、空想話をしながら一人でダンスを踊る。ギルバートが目撃し、アンに牛の20ドルを渡して、ダンス。しかし、アンはダンスをやめて歩き出した。みんなが変わってしまうのが寂しいと話すアン。
ギルバートは医学校に合格し、君にふさわしい男になるよと話すが、アンは、あなたにふさわしいのは、あなたを慕い、献身的に家庭を築く女性だという。私を愛してると思ってるだけというアンは、いいお友達でいましょうとハグした。
夜、アンの操縦する馬車とモーガンが運転する自動車がぶつかりそうになり、言い争いになったものの、モーガンはアンと分かると態度が軟化した。相変わらずカッカしているアン。
結婚前日のダイアナはアンを部屋に招いて遊んでいた。アンは仕事に生きる、修道女になるのもいいなとギルバートに求婚され、断ったことを話した。夢は捨てられない。ダイアナはアンのために彼を諦めてたのにって、そういえばそんなこと言ってたな。
ダイアナの結婚式
この間のパーティーもだけどガーデンパーティーっていいね。レイチェルも喪服で参加。アンはダイアナの付添人として参加し、ジョシーから2度も付添人をすると結婚できないと嫌みを言われ、3度目だと言い返した。
帰ろうとしたアンにギルバートが声をかけた。好きな男がいるのか?と聞くギルバートに男性に興味ない。あなたが一番好きと答えたアン。結婚せず、今が幸せだというアンの言葉にギルバートは傷ついた。
早めに帰ったアンにマリラはレイチェルと同居しようと考えていると話した。養子が男の子だったら農場も続けられたのにと言うアンに「1ダースの男の子が来てもアンとは交換しないよ」と答えたマリラ。このセリフがここで! マシューの名セリフなのに。
アンの出発の朝、マリラとレイチェルが送り出した。背が高くてスタイルもいいわとマリラたちは言うけど、アンがいちばん小柄なんだよね~。
キングスポート駅
ステーシー先生が駅で待っていて歓迎した。
ステーシーはプリングル夫人をアンの下宿先にと連れて行ったが、もう下宿はやめたと断られた。アンは大学に通うのだと思ってたけど、英語の教師になるのか。
キングスポート女学院に向かったステーシーとアンはブルック校長にあいさつし、ステーシーはアンを寄宿生のいる寮に入れてくださいと頼んだ。
名家の子女50人が通う学園で働き始めたアンは英語、文学、寮の監督も兼任する。規律に厳しいブルックはアンにも笛を持たせ、生徒たちを整列させ、笛の合図で移動させた。
アンの初授業
アヴォンリーで2年教え、私立学校は初めてだと言い、出席を取るが誰も返事をしない。違うクラスの出席簿だと言って、自己紹介する生徒たちはオープナーやガードルなどふざけた名前を言い、アンは放課後に正しい名前を100回書きなさいと指導。授業を始めようとしたが、アンの教卓の引き出しからヘビが出て来て大騒ぎになった。
特に反抗的なのはプリングル。この辺はプリングル一族が仕切っている土地で優秀なアンは最初からよく思われていなかった。
アンはプリングルの手に鞭打ちした。
授業を終えたアンは落ち込む。
いちばん反抗的なジェン・プリングルとアンに好感を持ったエメライン・ハリスが放課後ケンカになった。おとなしく見えたエメラインだったが、ジェンに負けてない。ブルックが仲裁し、無理やり握手で仲直りさせられ、アンも注意を受けた。
ジェンはエメラインの眼鏡を踏みつけて割った。新しいの買えばいいわ、ってアンよ、眼鏡は高いよ~。
英文学の授業。黒板にはアンの似顔絵が落書きされていた。似てないわね、と言いつつ消さないんだね。
ブルックがエメラインの父を呼び出していた。モーガンがエメラインの父!? エメラインの退学も辞さないと強気のブルックだが、モーガンは援助金も引き揚げると退学を許さない。
授業中、こっそりお菓子を食べていた女生徒を注意するアン。お菓子の入った箱ごとストーブに入れるように言うが、箱を入れるとストーブが爆発し、騒ぎになった。教室から出てきたアンはモーガンと再会。こんな馬鹿気た学校とは、おさらばだとエメラインを乗せて車で行ってしまった。
え! ここで終わるの!?
長めの予告…アンはモーガンに求婚され、ギルバートが死にそう!? なにそれ!?
アンを演じたモーガン・フォローズは前作映画のころで17歳。ギルバート役のジョナサン・クロンビーが19歳。これで、初対面がアンが13歳、ギルバート16歳は無理あるよ~…で、今作みたいに教師役だとまた幼く見えちゃうし。せめて前編後編で役者を変えてほしかったな。でも後編も見る。

