徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】赤毛のアン~グリーンゲーブルズへの道~

2010年 日本

 

あらすじ

孤児院からカスバート家に引き取られてきた少女アンが、カナダプリンスエドワード島の美しい自然の中で、寂しかった過去から解放され、自分の居場所を見つけていくまでを描くストーリー。アンの物語の冒頭を丁寧に描いたこの作品には、喜びや絶望を乗り越えて、世界の美しい部分を見い出だすアンの視点と空想力が鮮やかに描き出されています。

監督:高畑勲、画面構成:宮崎駿作画監督近藤喜文美術監督:井岡雅宏。1979年にテレビアニメ化され、原作を忠実に映像化した作品として、強い支持を受ける。本作は、全50話あるテレビシリーズの中の1~6話を、演出の高畑勲自らが監修して再編集した劇場版。1989年に再編集された当時は正式な公開には至らなかった。

 

前にフランダースの犬の総集編みたいなDVDを持ってたけど、これは1年間のアニメを90分にまとめた完結版というものらしいです。

よくこの作品と言えば、高畑勲さんや宮崎駿さんの名前が出てくるけど、ネットの噂かもしれないけど、高畑勲さんはアンの心情が理解できなくて原作通りにするしかなかったとか宮崎駿さんはアンは嫌いとか、制作側は「赤毛のアン」の面白さやアンの魅力が分かってないっぽい話を見かけ、ちょっと残念に思うけど、考えてみれば私も宮崎アニメに出てくる女性があんまり好きじゃないから仕方ない事なのかも。

「はね駒」「あぐり」系のおてんばヒロインだから今なら炎上必至キャラって感じだしね。ただし、アンがそういうキャラなのは11歳くらいまでで15歳くらいになるとマリラに家事も仕込まれて落ち着いた女性になります。

 

BSプレミアム以外のBSの映画は見逃しがちだけど、この映画はたまたま見つけました。

 

マシュー60歳独身、妹のマリラも独身。二人がスペンサー夫人に頼んで孤児院から男の子を引き取ると聞いて、レイチェル・リンドは驚く。マシューもマリラも声が好き。

 

初対面のアンのおしゃべりに圧倒され、男の子が欲しかったとは言えずに家に連れ帰る。マリラはマシューが女の子を連れてきたので指摘すると、アンは大泣きした。マリラに名前を聞かれ、コーデリアと呼んで欲しい、もしくは“e”がついてるアンと呼んで欲しいと言った。

 

マシューの野良仕事を手伝う男の子が欲しいと言われ、アンは食事も喉を通らない。マシューもアンを気に入り、ここに置けないかとマリラに言う。

 

翌日、マリラが馬車に乗せてアンとスペンサー家に向かった。途中、孤児院に送り返されるのが嫌で突然馬車を降りたりもしたが、気持ちを立て直して馬車に乗った。道中、アンが生い立ちを話す。3月で11歳。両親は熱病で亡くなり、引き取ってくれたトマス家は大酒飲みの夫が線路に落ちて死に、次のハモンド家は双子が3組産まれて母親が亡くなって、孤児院へ。

 

スペンサー夫人に話し、アンを孤児院に返せるか話す。近所に女の子の手伝いが欲しい人がいてすぐにでも引き取りたいと言う話になるが、マリラは行き違いの原因が分かったのだから、一度連れ帰ると言った。

 

アンは面白い子だと話すマシューに面白いより役に立つ方がいいとマリラはマシューに話すが引き取って育てる気満々。夜に話すと興奮して眠れなくなるだろうから引き取ることは話さないことにした。

 

翌日、アンが家事するのを見ているマリラ。アンはたまらずマリラにどうするのか聞いた。マリラはアンを引き取ることにしたと言うと、アンは感動の涙を流した。アンが家の中も庭に出てもずーっと裸足なのが少々気になる。

 

アンは畑で仕事をしているマシューのもとに行き、嬉しさに抱きついた。ここでエンドロールか〜。まだダイアナともギルバートとも出会ってない。

 

全話の総集編とは違うので、じっくり見られたものの「1ダースの男の子より〜」とか見たかったな〜。

 


www.youtube.com 


www.youtube.com