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【連続テレビ小説】本日も晴天なり(45)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

正道(鹿賀丈史)の上京で元気を取り戻した宗俊(津川雅彦)は、彦造(森三平太)と一緒にバラック作りを始める。元子(原日出子)は闇市を幸之助(牧伸二)たちに任せ、古着屋に力を入れる。闇市で宗俊から品物を盗んだ子供が、同じ手口で幸之助からも盗み走り去る。捕まえられずに帰って来ると、今度は友男(犬塚弘)がその子供を追いかけていた。ついに捕まり泣いている子供をじっと見ていたトシ江(宮本信子)は正体を見抜く。

台所

弁当箱にごはんをよそう元子。

 

正道の上京で気を取り直した宗俊。今朝から彦造と一緒にバラック作りに商売替えです。

 

トシ江「元子、お父さんのにはお芋のところ少なくね」

元子「これ、大原さんの」

トシ江「だったらやっぱりごはんのとこ余分にね」

元子「はい」

 

キン 「学校じゃお芋2本新聞紙にくるんだ弁当はいくらもあるって、順平ちゃん言ってましたけど、どうしてもお芋駄目なんですねえ、うちの旦那」

トシ江「いいじゃないの。その分、私が埋め合わせするから」

キン「けどね、これから毎日、男3人が弁当持って出かけるようになると、足りませんねえ、お米」

 

元子「そんじゃ、行きますか」

トシ江「行かざあ、なりますまいなあ」

 

巳代子「どこへ?」

キン「買い出しですよ」

巳代子「何だぁ」

元子「はい、お弁当」

巳代子「あっ、ありがとう」

 

トシ江「あら、イカの足が1本残ったわ」

元子「そんじゃあ、ねっ、けんかになるといけないから、大原さん」

元子の顔を見て微笑むトシ江。

 

吉宗

扉のガラス戸を拭くトシ江。

順平「行ってきま~す!」

巳代子「行ってまいります!」

トシ江「行ってらっしゃい」

宗俊「おう、行ってくるぜ」

トシ江「ああ、行ってらっしゃい」

 

元子「そんじゃあ、彦さん、お父さん気ぃ付けてね」

彦造「へえ、じゃあ行ってまいります」

元子「大原さん、よろしくお願いいたします」

 

正道「はい。それでは行ってまいります」

元子「行ってらっしゃい。それじゃあ、お父さん行ってらしゃい」

宗俊「おう、行ってくる」

 

電話が鳴る。

元子「はいはい、ただいま。はい、もしもし、吉宗でございます。あっ、ガラ子? うん、私。ええ、今日は仕入れを兼ねて買い出しに出かけるところだけど。えっ、品物がそろった? どのくらい? そう…そんじゃこっちからもすぐに取りに伺いますから。ええ、それじゃ後ほど。どうもありがとう」

 

五十嵐悦子だからガラ子またはガラ。元々、日本放送協会の秘書だった。

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六根やブルースよりは分かりやすいニックネームです。

 

キン「お出かけですか?」

元子「うん、放送局の時の友達にも声かけといたんだけど、洋服類が手に入ったんですって」

キン「そうですか。あの、場所が分かりゃね、私が取りに行ってもよござんすよ」

元子「いいわよ、力の方は私たちに任せといて」

キン「だって、お嬢はお店があるし」

元子「大丈夫よ、こっちはお母さんもいるし、ガード下の方は秀美堂さんが手伝ってくれるって言ってるし」

キン「やれやれ、あの大将もまあ、妙な商売に凝っちまったもんだわ」

元子「しかたないわよ。誰だって代々続いてる商売をやりたいに決まってるけど、まあ、三味線屋なんてのは、うちと一緒で飛ぶように品物が売れるわけじゃなしね。そんじゃ」

 

闇市

幸之助「缶詰、缶詰、ほら、缶詰。チョコレートもあるよ。え、せっけんもある」

小芳「あんた、ちょっと見ていきなよ」

 

銀太郎「あっ、いたいた」

幸之助「何だ、銀太郎ねえさんじゃねえかよ」

銀太郎「『何だ』はないでしょう。今、店行ったら秀美堂は夫婦そろって、こっちだって中の湯の旦那が言うからさ」

小芳「そうなんだよ。ちょいと…」隣のいわしを売ってる男がにやけながら見ていたので追い払う。「で、何が欲しい? バター?」

 

銀太郎「とんでもない。本職の方です」

幸之助「本職?」

銀太郎「そうですよ。旦那ぁ、まさか三味線屋だってこと忘れちゃったわけじゃないでしょう」

幸之助「違(ちげ)えねえ、ハハハハ…」

銀太郎「糸が欲しいのよ。1から3の糸までひとそろい」

小芳「たったそれだけかい?」

幸之助「バカ野郎、糸1本だって芳町のねえさん方は大事な客だ」

小芳「けどさ、近頃のお座敷は成金ばっかりだっていうじゃないか」

銀太郎「ああ、遊び方も知らない、へどが出るようなやつらばっかよ。だから、はばかりながら芳町は芸者は芸で持ってんだって、こう、ビンとした音締めで聴かしてやろうと思ってさ」

幸之助「かぁ~、うれしいねえ。そう来なくっちゃいけねえや」

 

小芳「じゃあ、お前さん、ここはいいからさ、ちょいと店にお戻りよ」

幸之助「そうか? お前、ここ一人で大丈夫か?」

小芳「大丈夫だよ」

幸之助「そうか」

小芳「だけどすぐ帰ってきておくれよ」

イチャイチャしだす2人にやれやれ…みたいな銀太郎ねえさん。

 

幸之助「えっ、うん…な」

銀太郎「まあ、ジャラジャラと見せつけちゃってさ」

幸之助「ヘヘヘヘ…」

小芳「フフン、悔しかったら金のわらじ履いて、こういう亭主探してごらん」

銀太郎「あ~、たまんない」

 

幸之助「じゃあ、ちょいと行ってくるわ、な」

小芳「はいよ」

銀太郎「ほんじゃあね」

小芳「行っといで」

 

銀太郎 日向明子さん。「おしん」の染子さんでもあり、「金八先生」のフラワーボックスのさくらちゃんでもある。

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パッと華やかな雰囲気の女優さんだけど、いずれも無学な苦労人の女性の役が多い感じ。

 

陰から少年が狙って見ている。

小芳「アッハハ…ああ、フフ…うん。あ~、ハハ…はいはい」幸之助と手を振り合っている!?

 

小芳「さあ、いらっしゃい、いらっしゃい!」

少年が駆けだす。

小芳「はい…ちょっと! ちょっと、この…こら! 泥棒! 泥棒…! お…お前さん! お前さん! 泥棒だよ! ほら、あっちあっち! ほら、あのちっちゃいの!」

幸之助「あのガキか!」

小芳「早く捕まえとくれよ! そこの…ちょっと何してんだよ、お前さんたちは!」子供の行き先を見ていたら、通行人や隣の男まで品物を盗もうとわらわら集まっている。「本当に…ちょっと待ちなよ! 待ちなってば!」

闇市の男「チッ、やっぱり女の方がしっかりしてらあ」

 

闇市の男は3日連続出てるんだから、名前付けてやってもいいのに。小芳は品物をしっかり守る。

 

そうです。女を甘く見たらいけません。とにかく女たちはみんな一生懸命でした。

 

吉宗前の路地

大きな荷物を抱えた元子と悦子が帰ってきた。

元子「よっ…」戸を開ける。「ただいま。よいしょ…」

悦子「わぁ、重かったぁ。はあ…」

 

茶の間

トシ江「まあ、絹のワイシャツがですか?」

悦子「ええ、そうなんです。元はね、パラシュートの布地だったんですって」

トシ江「はあ~」

悦子「それが払い下げになったっていうんですけど、まあ、とにかく、それでワイシャツを作っている人が近所にいたから、話をしてみたら、仕入れ先を言わなければいいですよってことになって」

キン「それはきっと払い下げじゃなくて、あのどさくさにかっぱらってきたもんですよ」

 

元子「それだっていいじゃないの。今どき新しいシャツを売ってるお店なんかどこにもないんだもの。お客さんが喜ぶわ」

トシ江「本当。上等な着物だと買いたい人(しと)より売りたい人の方が多いから」

元子「本当にありがとう、ガラ子」

悦子「ううん。だって、ガンコ見てると面白そうなんだもの。それにね、私だって放送局を辞めた以上、自分のお小遣いと月謝ぐらいは自分で生み出さないことにはね」

トシ江「あの、お月謝っていいますと?」

悦子「ええ、生活学院へ行ってるんです」

 

キン「何です? それ」

元子「練馬の方のお寺でね、復員してらした先生とか小説家の方が文化講座を開いてらっしゃるんですって」

悦子「お講義聞いてるだけで、もう、おなかのすいたのを忘れるくらい楽しいんです」

トシ江「そうなんですか」

 

悦子「じゃあ、それじゃあ、また耳よりの話があったら知らせます」

元子「あっ、お願いします。もう本当に助かったわ」

トシ江「ちょいと待ってくださいよ。あの、お父さんにね、これどうぞ」タバコ2箱。

悦子「わぁ、どうしよう、父が喜ぶわ。じゃあ、これ売ってください」

トシ江「何を…」

元子「何言ってんのよ、そんな」

悦子「それじゃあ、お商売にならないじゃない」

元子「大丈夫、ちゃんと商売にはなってます。それにね、父が働き始めたの」

悦子「あっ、本当?」

元子「だから、軌道に乗ったら私もガラに負けずに勉強するつもり」

悦子「うん、フフ…」

 

戸が開く音

女性「ごめんください」

 

元子「はい、いらっしゃいませ。どうもいらっしゃいませ」

女性「ちょっと娘に…」

 

生活学院は調べたけど、最近のカルチャー教室ばっかり出てきてよく分からなかった。元子もその同期も勉強が大好きなんだなー。元子は専門学校中退だけど、モデルになった近藤富枝さんは女子大に行って瀬戸内寂聴さんと友達だったらしい。

 

夜、吉宗前の路地

手拭いをくるくる回しながら帰ってきた宗俊。

彦造「あ~あ、やれやれ」

正道「やっぱり働いたあとの風呂は気持ちがいいですね」

宗俊「冗談じゃねえやな。あれほど気ぃ付けろっつってんのに、もう履き物やられちまってんだから、え」

正道はワラジを履いている。「ハハ…しかし、履き物を持って湯につかれませんしね」

彦造「だからさ、はなっから狙われねえようなぺちゃを履いてけって言ったでしょう。とられても惜しくねえようなぺちゃを」古びた草履のアップ。

 

宗俊「まあな、盗まれたもんは、おめえ、災難だと思って諦めるとしてだな、土産だけは持ってきちゃいけねえよ」

正道「お土産ですか?」

彦造「観音様ですよ。ほら、白くて小さくてムズムズとかゆいやつ」

正道「あ~、しらみですか」

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そんな俗称があるとは知らなかった。

 

宗俊「そりゃあな、着物(きもん)着る時にな、パパッとはたいて着るのがコツなんだ」

正道「パッパですね」

宗俊「パッパじゃねえや。パパッ」

彦造「ハハハハ…」

正道「パパッ」

宗俊「そうだ」

 

戸を開ける

宗俊「おう、帰(けえ)ったぞ」

彦造「さあさあ…」

正道「ただいま」

 

裏庭の干し場でふんどしを干す正道。

元子「まあ、洗濯物なら出してください」

正道「いえ…いや、そういうわけにはいきません」

元子「どうしてですか?」

正道「どうしてって…。こんなことここでやらせたら申し訳ないです」

元子「どうせ、みんなのと一緒にやるんですから」

正道「いやいや、しかし…」

 

元子「みんな、大原さんのこと、あんちゃんの代わりみたいに思ってるんですよ。だからその辺は遠慮なしにしていただかないと」

正道「はあ、そうですか…そうですね」

元子「じゃあ、明日っから洗濯物は、そこのたらいのとこへ出しといてくださいね」

正道「それじゃあ、そうさせてもらいます」

元子「ええ」

 

正道・元子「あの…。はい」

正道「あ…どうぞ」

元子「そうですか」

正道「何でしょうか?」

 

元子「父はあの…大丈夫だったんでしょうか」

正道「ああ、もう、思いの外、役に立ちました」←本音が。

元子「えっ?」

正道「いえ…失敬。思いの外、積極的でさすがに大勢の方、使っていらしただけに段取りが見事でした」

元子「本当?」

正道「ええ。まあ、あの…掘っ立て小屋に毛の生えたようなもんなんですけども出来上がっていくのはなかなか楽しいものです。それに震災の時の経験がおありだから、自分は随分、教わるところが多かったです」

元子「そうですか…」

正道「あの…材料が手に入る限り、バラックは何軒でも建てるつもりです」

 

元子「でも、父は昔っから飽きっぽいところがあるから」

正道「今のところは大丈夫ですよ」

元子「本当にお守りをしていただいてるようですみません」

正道「いえ、そんなことありません。元子さんもいつまでも古着屋をやらしとくわけにいかないっておっしゃってました」

 

元子「本当ですか!?」

正道「ええ、本当です」

元子「わぁ、どうしよう。そしたら私、毎日でなくてもいいから生活学院へ行きたいんです」

正道「生活学院って、そんな学校があるんですか?」

元子「ええ。もう、ず~っと本も読んでいないし、好きな作家の先生の講義だけでも聞くことができたら、どんなにすばらしいか。そして、勉強しながら新しい仕事も考えたいの」

正道「あ~、いいですね。是非、そうしたらいいですよ」

元子「本当にそう思ってくれますか?」

正道「はい」

 

順平「姉ちゃん一人の大原さんじゃないんだぞ。いつまで話をしてるんだよ」

元子「お黙り。今、大事な話なの」

順平「大事な話? ふ~ん」

 

茶の間

宗俊「そりゃあ、この間のガキだぜ」

幸之助「チキショー。とっ捕まえたら尻っぺたを思いっきりひっぱたいてやろうと思ったのによ」

トシ江「そんな大した品物でもないのに」

幸之助「いや、今のうちに思い知らしておかなくちゃ、どんな大人になるか分かったもんじゃねえじゃねえか。あのガキのためなんだよ」

宗俊「まあ、けどな…」

 

友男「泥棒だ~!」

 

宗俊「ん? おっ…」幸之助と外へ。

 

友男「待て!」

幸之助「中の湯だよ」

宗俊「おおかた板の間稼ぎだろう」

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幸之助「あっ、こないだのガキだ!」

 

友男「待て…待て! この~…」竹ぼうきを持って追いかける。

 

幸之助「おい!」

宗俊「諦めろ…」

 

まだ追いかけてる友男。

 

宗俊「諦めろ、諦めろ、おめえ…」

幸之助「すばしっこい野郎…この野郎! これ!」手を広げて立つ。

友男「この野郎…。お~っとっとっとっと…」

宗俊「おいおい、これおめえ、俺んちだよ」

友男「待て、おらぁ~!」

 

裏庭にいた正道、元子と鉢合わせする少年。

 

友男「この野郎! あっ、いた!」

元子「何すんのよ、一体!」

幸之助「この野郎だい! 昼間、チーズかっぱらいやがったのは!」

友男「俺んとこじゃな、番台から銭わしづかみして逃げやがったんだ」

元子「坊や!」

吾郎「違わい! 人違いだ!」

宗俊「こら、うそついちゃいけねえ。『うそつきは泥棒の始まり』だぞ」

幸之助「バカ野郎、やつは立派な泥棒だ」

友男「さあ、こっちおいで、おい」

 

吾郎「お姉ちゃ~ん、お母さ~ん、お姉ちゃ~ん…」元子の後ろで泣き出す。

友男「泣いてごまかそうったってそうはいかねえんだぞ」

宗俊「あ~、ちょちょちょ…ちょっと待て」

幸之助「そう、そうはいかねえんだよ」

 

正道「ちょっと待ってください」

彦造「大原さん」

正道「申し訳ありません。ここは自分と元子さんに任せていただけませんですか」

宗俊「何だ、おめえと元子に?」

正道「はい。『窮鳥懐に入ればこれを殺さず』。この子はここにいた自分と元子さんに助けを求めてきたわけですから」

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友男「けどよ、あんた、こんなとこでもっちゃんと何してたんだよ」

幸之助「おいおいおい、やぼなこと言うんじゃねえよ」

 

元子「いや、私たちは別に…」

順平「大事な話をしてたんだい!」

幸之助「えっ、大事な話?」

順平「うん」

 

宗俊「おい、今はこのガキのことだぜ」

トシ江「ちょ…ちょいと待ってよ。ねえ、坊や、浜町の浜田屋さんの坊やじゃないの」

宗俊「えっ?」

吾郎、泣き出す。

宗俊「何だと?」

幸之助「浜町の浜田屋といやぁ、おめえ…」

友男「おう、3月10日の大空襲で一家焼け死んだっていう」

幸之助「うん」

 

元子「あの…。そうよ、順平より2つ年上で疎開した子がいたはずよ。ね」

友男「そういやこんな子がいたっけ。でもこんな小汚(こきたね)え子だったか?」

幸之助「ぼけなす。おめえ、湯屋だろう。ざっと洗って首実検すりゃいいじゃねえか」

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首実検…前に何かで調べたと思ったら、このドラマだったか。「がっちり首実検してやろう」と娘の結婚相手に対して言ってた。昭和43年の現代ドラマ。

 

元子「大丈夫よ、おねえちゃんがあとできれいに洗ってやるから、ね」

吾郎「お姉ちゃ~ん…!」抱きついて泣く。

元子「坊や…」

 

じっと見つめる順平。

 

寝室

吾郎と順平が一緒に寝ている。

 

吾郎 前田晃一さん。子役としていろいろ出ている。「金八」の第1シリーズも出てる。さすがに中学生役じゃないと思うけど。「はいすくーる落書」では生徒役の一人だったみたい。

 

あんちゃんが出ていったあの日に始まった集団疎開の児童たちは9月21日ごろから東京へ帰り始めたのですが、中には家族は空襲で全滅というケースもありました。

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つづく

 

明日も

 このつづきを

  どうぞ……

 

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以前、こんな特集もあったんだねえ。見ればよかった。戦災孤児は親戚など個人で面倒を見るのが国の方針。しかし、別に補助金が出るわけでもなし。