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【連続テレビ小説】純ちゃんの応援歌 (3)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

大原(赤塚真人)は引き揚げ者で、まだ帰らない父・陽一郎の消息を純子(山口智子)たちに聞かせた。別れた時は元気だった、と言うが、大原は純子との別れ際に、陽一郎たちの班は集団自決をして、助かったのは三人だけだと言う。ショックのあまり純子は気を失い、久助桂枝雀)に抱きとめられ、大原の話は母たちには言わないことにしよう、と心に決める。その夜、北川(細川俊之)の指導でフォークダンス大会が開かれるが…。

大原さんという引き揚げ者が満州からまだ帰らない父・陽一郎の消息を知っていると言って訪ねてきました。

 

純子の母・あきは大原にうな丼のお代わりをすすめ、大原はその言葉に甘える。コクガという所からシンキョウまで逃げる途中、何度も危ない目に遭った。襲われたり、落伍者が出たり。スイカという所へ来た時、集団が小さい方が目立たないし、行動も楽だろうと2班に分かれた。陽一郎は1班の責任者として40名ほど率いていった。

 

大原は2班。あきに消息を聞かれて「お元気でした。一番お元気だったんじゃないでしょうか」と答えた。その後の消息は聞いてないというが、ここまで分かれば大丈夫と久助は、あきたちを励ます。

 

大原さんの話は、純子たちの一家の胸にかすかな希望の明かりをともしたようです。

 

大原が帰った後、ウナギを楽しみにしていた昭は怒っていた。

 

山道で大原と見送りの純子、久助が別れようとしたが、純子が「ほんまは別れ別れになったあとの父の消息知ってはるんやありませんか?」と聞くと、コロ島で陽一郎の班にいた人に会い、ヨウカ村のニャンニャンビョウで手りゅう弾で集団自決した。陽一郎は最後まで反対していたが、手りゅう弾の安全ピンが抜かれた。生き残ったのは3人だけ。「大地の子」を思い出すなあ~。

peachredrum.hateblo.jp

字幕ではカタカナだったけど、コクガ=黒河、シンキョウ=新京、スイカ=綏化、ヨウカ=楊家、コロ島=葫芦島、ニャンニャンビョウ=娘々廟

すごい距離だ。

 

純子は大原を見送った後、泣き出し倒れてしまい、久助に家まで背負われて帰ってきた。純子は家族に言わないでほしいと久助に口止めした。

 

家に帰ると、妹の恭子は昭とフォークダンスの練習。恭子は宝塚志望。夜はジョージ北川が興園寺つやを相手に見本を見せた。みんな輪になって踊る。純子は輪の中にいたがぼんやり。正太夫に一緒に踊ろうと誘われた。

 

純子の友達・静尾は速水に積極的に英語で話しかけた。「あぐり」の民子もそうだけど、積極的な女友達って朝ドラではあるあるなのかな? フォークダンスに行かなかったあきは家でミシンをかけていた。

 

純子に話しかける速水。普通に日本語をしゃべってる。「和歌山に『眠り谷』という村がある?」と聞き、ずっと探してると言った。地図にもない場所ならないんじゃないかと純子はそっけない。

 

ジョージ北川も速水もまだ謎だね。父が川津祐介さんなら写真だけのはずがない!となんとなく思う。