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【連続テレビ小説】純ちゃんの応援歌 (42)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

陽一郎が死んで1週間たち、小野家は少しずつ、平静を取り戻しつつあった。何も知らない正太夫笑福亭鶴瓶)は熊本から戻ってきて、北川(細川俊之)から純子(山口智子)が北川にすがって泣いた話を聞き、つらい。学校で雄太(高岡俊広)は金太郎(新田勉)に一緒に大阪へ行こう、と誘う。仲間はずれにされた昭(岩芝公治)は純子に告げ口し、純子は雄太を問いただすが、雄太ははぐらかす。つやから金を借りた北川は出て行き…。

朝。純子は昭の布団を引っぺがして起こす。雄太は起きて水汲みの手伝いを自主的にしていた。

 

小野家にもようやく日常の暮らしが戻ってきたようであります。

 

昭は冷たい水で目だけ洗う。

 

金太郎は遅刻ギリギリで登校。「いつも元気ええな」とあきに言われた金太郎は「そや! わし桃から生まれた金太郎や!」と言った。あー、桃太郎じゃなく、お母さんが”もも”だもんねー、と今更気付く。思わず笑顔になるあき。

 

久助は校長室にいてもまだ涙がぽろぽろ。あきが炭を持って校長室に来た。

久助「ど…どうですか? あの昭君や雄太君は」

あき「はあ、おかげさんでやっと気を取り直したようで」

久助「ああ、そらよかったですな。ああ~しかしまあこういうことはどういうふうになにをしたらええのやら…。いや、担任の竹中君にはまあ2人を特別扱いせんようにとは、まあ言うてあるんですけどな」

あき「すいません。お気遣いしていただいて」

久助「いやいや」

あき「ただ…」

久助「は?」

あき「昭よりも雄太の方がこたえたようで。見た目は元気にしてますねやけど時々ぼんやりしてんのが気になるんです」

さすが、あきさん。

 

興園寺家。純子が仕事をしていると正太夫が熊本から三十何時間もかけて戻ってきた。清彦から陽一郎が亡くなったことを聞かされた正太夫は驚く。大丈夫?と声をかけ、さらに何か言おうとしたが「言葉ないわ」と去って行った。

 

太夫は北川に声をかけられた。

北川「本当に肝心な時にいない人だね、君は」

太夫「ほがなこと言うたってしゃあないでしょうが」

北川「純ちゃんがそれはかわいそうでね」

太夫「そうでしょう。今もね何や寂しそうで。哀愁ちゅうんですか、そんな感じで。ま、変な話やけど女の色気ちゅうかな、そんなん感じました。いやいや、そらもう不謹慎や思いますけど」

北川「悲しみのどん底にいる女の人はみんなきれいに見えるよ。葬式の次の日に純ちゃん僕にすがって泣いたんだけどもね、僕ですら思わずいとしいと思ってしまったよ」

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太夫「えっ…北川さんにすがって?」

北川「そう。それはきれいな涙流してね」

太夫「えっ…すがって?」

北川「君がその場にいれば当然それは君の役目だったんだろうけども、あいにくと君はいなかったからね」

バカな会話してらあ!

 

純子が仕事する姿を見ながら、正太夫は「つらいなあ」と言った。

 

小野家。

あき「雄太は何にも心配せんでええよ。お父ちゃんは亡くならはったけど、裁判所の手続きはお母ちゃんがするさかい。なっ?」

恭子「もうずっと前からうちの子やもんね」

純子「そう。どんなことがあってもうちらと一緒や」

あき「お母ちゃんな、昭と雄太は双子の子やと思って育てるつもりや。何でも一緒。なっ、昭ええやろ?」

昭「うん。決まっとるやないか」

純子「お姉ちゃんたちにも遠慮せんでしたいことがあったり、欲しいもんがあったりしたらちゃんと言わなあかんよ。もうじき小野雄太になるんやから」

雄太「うん」

あき「お父ちゃんが一番心配してはったんは雄太のことやもん。なっ?」

 

翌日の学校。雄太は金太郎を呼び出した。雄太は一緒に大阪に行こうと誘う。雄太は金太郎の家には米がある、大阪に行ったら米を売ればいい、金太郎は2、3日大阪で遊んだら帰ったらいいという。大阪に行ってみたい金太郎は誘いに乗る。雄太もだんだん関西弁が板についてきたね。昭は誘わないという雄太。

 

雄太「ええか? これは俺と金ちゃんの2人だけの秘密やからな。誰にも言うなよ。ほんまやで」

金太郎「言わん。けど雄太、何でほがいなこと考えたんな?」

 

陰で聞いていた昭。しかし、会話の中身までは聞こえてなかった模様。

 

純子とあきに話し、何でも一緒というのなら雄太に注意してほしいと言った。

 

素振りをしている雄太に純子が金太郎のことを話すが、何でもないという。昭に向かって「気にしてたんか? ごめんな」という雄太に昭は「もうええわ」と家を飛び出していった。

 

北川が興園寺家を去る。正太夫からつやから5万円借りて何をするつもりなのか尋ねられると、一か八かの大勝負をやろうと思ってると言って去って行った。

 

夜。純子を廊下に呼び出した昭は「雄太は金ちゃんと誰にも言えない秘密があるんや」と話した。「僕、それを考えると眠れんようになってしもた」

 

雄太が一体何を考えているのか皆目見当がつかない純子でありました。

 

太夫と北川の会話、気持ち悪っ! なんでそんな目で見ることできるんだよ。雄太は修羅場をくぐりぬけてきた子だから頭いいんだよな。どうしても「大地の子」の陸一心、日本名・松本勝男とダブるんだよなあ。しかし今日の回が土曜日回なんて気になるね。明日が長期休止前の放送なのですっきりした感じだったらいいけどな。

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