TBS 1971年11月24日
あらすじ
釜場に切り替え電話が付き、健やサチコは大喜び。それぞれ思いを寄せる人たちに電話ばかりかけている。一方、まつと祥造は些細なことで口げんかし、お互い意地を張ってもう口をきかないと言い張る。そんなある日、杉山夫婦が松野家に現れ、給料の使い込みがもとで派手にけんかする。
2026.1.23 BS-TBS録画
健は最近忘れ物が多いねとロッカーチェック。ロッカーの中から「おかみさ~ん、時間ですよ~」と声が聞こえる。「先に言っちゃダメ」とロッカーを閉めた。
脚本:松田暢子
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音楽:山下毅雄
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松野まつ:森光子
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芙美:松原智恵子
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浜子:悠木千帆
サチコ:西真澄
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たき:飯田蝶子
徳一:江戸家猫八
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マリ:天地真理
りん子:鈴木紀子
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久子:富永美沙子
初:石井富子
君江:島田多江
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健:堺正章
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杉山:曽我廼家一二三
ミヨ子:姫ゆり子
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電話工事の男:日笠潤一
巡査:酒井郷博
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神田時枝
上野淑子
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トン子:藤園貴巳子
子供たち:いろは
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火石プロ
芸プロ
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一郎:松山英太郎
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プロデューサー:須子信仁
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演出:高畠豊
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制作著作:TBS
キシダに電話するふりをする健。次はマリ。以前出てきた岸部シローさんの役名はキシイだった。
今度、釜場に切り替え電話が付く。サチコは福島まで1分間66円だと練習をする。
まつは、うちは切り替え電話にしたけど、パラ?電話というのもあると話していた。パラ電話は電話が両方で鳴る。「おやじ太鼓」の鶴家みたいな2回線ってことだよね。やっぱりあの家は、本当にお金持ちだったんだなあ。
電気工事は午後から。まつが祥造に話しかけても新聞を読んで上の空。物事に熱中してるときに話しかけるんだから!と怒る祥造。まつは暇な時間だから話しかけてるんだという。
祥造は女は毒にも薬にもないことをおしゃべりし過ぎるというので、まつは今後一切話しかけないという。
健とサチコは料金箱を置いてほしいと提案した。まつは電話代くらいいいわよと言うが、祥造は自分の分は自分で払ったほうが気兼ねなく使えると言った。
祥造もまつも芙美を介して話をするので、健もサチコも夫婦ゲンカに気付いた。
健が芙美をわざわざ呼び出して「おかみさんに時間ですよとお伝えください」というので、芙美も祥造もまつも本気で笑いをこらえてる!?
最近、船越英一郎さんのやわたのCMが入るようになったな。
番台にいるまつに浜子がケンカのことを聞く。浜子は仲違いをさせようとしている!?
祥造が路地で徳一にケンカの話をする。沈黙は金なりとアドバイスをする徳一。相手が謝るまでダンマリ作戦。
電話が来たら電話口でギターを聞かせたいと思う健。なかなか電話工事の人が来ない。
まつが電話で催促しようとすると、祥造がひとりごとのように電話帳の最初に書いてある、私なら見なくても分かるなどと言い、お茶を探す。今度はまつが足元を見れば分かるとつぶやく。
まつが受話器を上げたところで電話工事の人が来た。
マリが洗濯物を干しながら「水色の恋」を口ずさむ。
電気工事の人が来た。手伝おうとして邪魔してしまう祥造。
杉山の妻、ミヨ子が松野家に来た。
姫ゆり子さん。聞いたことあるなあ…って、俊子さん!
祥造が家に上げ、ミヨ子が中身を確かめてほしいというので封筒を見ると、46,000円が入っていた。明細書は82,650円。それで一家5人で暮らせるでしょうか?と聞く。13年間我慢を我慢を重ねて…と泣き出す。
ハッ! 美智と俊子が出会った!
松の湯
杉山がタバコ屋の裏のアパートの子供たちを連れて杉山を来た。奥さんが出ていき、杉山が面倒を見ている。まつに女房は来なかったかと聞くが、まつはミヨ子が家に来ていることを知らない。
茶の間
給料の半分近くを何に使っているか言わない杉山。ミヨ子は内職をしているが、ドルショックで最近は内職も少なく、とてもやっていけないと祥造の前で泣く。
まつは番台で忙しく、祥造が健にまつを呼ぶように言うが、まつは言いたいことがあるなら直接来るように言う。夫婦ゲンカに挟まれてフラフラの健と代わることにしたまつ。浜子に番台を代わった。
交番
子供がいっぱい。
茶の間
杉山は、ほかの人には親切だというミヨ子。まつも顔を出し、祥造と一緒に話を聞くことにした。
電話の切替工事が終わり、健が電話をかけようとしたが、杉山から電話がかかってきた。1時間ばかり電話をしたが話し中だった。
交番
自分の子供も合わせて半ダースだとこぼす杉山。
茶の間
杉山がミヨ子を迎えに来た。子供はどうすんだ。あなたの子じゃない。俺一人で作ったわけじゃないないか!と言い合う。
まつに責められても36,000円を何に使ったか言えない杉山。勤務交代の時間だと電話がかかってきた。ミヨ子は帰らないという。生活費の大半はミヨ子の稼ぎ。杉山はヒステリー!とミヨ子に捨て台詞を吐いて帰った。
芙美と番台を代わる浜子。子供たちは交番にいる。徳一はいつも通り女湯へ。
茶の間
一緒に夜食を食べるミヨ子。あんなに外面のいい人はいないという。ミヨ子には口も利いてくれない。夫婦の間なら、ためになること、有意義なことばかり話さなくもいい。
最初は「別れて生きる時も」の俊子と重ならないな~、眼鏡もかけてるし、と思ったが、長くしゃべるとやっぱり俊子さん!
今は下宿人と同じというミヨ子。
交番にはアパートに子供を置いた母親が訪ねてきた。
芙美がお夜食を作るから番台を代わってほしいと一郎に頼んだ。夫婦の会話について心配になる一郎。君を置いてけぼりにするようなことがあれば言ってくれよと芙美に言う。
昇級試験に落ちたくらいであんなに言うことはないと杉山をかばう祥造。女はバカだと思ってるんでしょとまつが言うと、バカだから結婚するという祥造。おい!
芙美はお金の入った封筒を持ってきた。杉山に女性がタバコ屋の裏のアパートの家賃3か月分を返しに来たという。子供と一緒に死のうとしたことを助けていただいて、このご恩は一生忘れませんと言っていたが恥ずかしくて、杉山の前に来れなかった。
家内に心配させてはかわいそうだと何も言ってなかった杉山。俊子を先に帰し、祥造と話をして帰った。
健は電話口で「涙から明日へ」を歌う。浜子、サチコがマリちゃんに電話してたのとからかう。
ポン太で松野家に電話する徳一だが、いつも話し中。ポン太では、りん子の親戚の子・トン子が働き始めた。祥造が顔を出し、ダンマリより大きな戦争にぶち当たったと話す。お互いに話し合って、理解し合ってと祥造が電話をかけたが、やっぱり電話中。
サチコが福島の実家に3分間電話していた。今度は浜子。
夜食を作ってテーブルに並べる芙美。まつが入ってきて、話し合いが大事だという。黙ってちゃいけないというまつ。
松野家に電話をかけてきたのは、酔っ払った徳一。祥造は10分くらいしたら帰りますからと言って受話器を置いた。用もないのに電話かけてきて…と言いつつ嬉しそうなまつ。芙美と夜食を並べる。(つづく)
木下恵介アワーよりなにげに出番が多い曽我廼家一二三さん。あの変な笑い方をしてくれないかなとちょっと思う。顎が外れるほど笑い転げてほしい。
