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【ネタバレ】赤い疑惑▼第4回『母の秘密』

TBS 1975年10月24日 

 

あらすじ

茂(宇津井健)は、敏江(八千草薫)に幸子(山口百恵)の病名を打ち明けた。悩みながら買い物をした敏江は、無意識のうちに腕時計をかごに入れ、万引き犯として捕まる。

ありがとう あなた

ありがとう あなた

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2024.5.13 BS-TBS録画。

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作:石松愛弘

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大島茂:宇津井健

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大島幸子:山口百恵

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相良光夫:三浦友和

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杉岡太一郎:松村達雄

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相良多加子:原知佐子

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土屋:岸ユキ

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ナレーター:内藤武敏

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木村元

西田健

山本廉

木島進介

千波恵美子

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相良英治:長門裕之

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大島敏江:八千草薫

 

3話までのあらすじナレーション。やっぱり幸子の実の父親のことは茂だけが知ってるのね。幸子の実父、病気のことを秘密にして苦しんでるって自業自得じゃない? せめて敏江と情報共有したほうがいいと思う。

 

幸子が庭で女友達と「かあさんの歌」を歌う。ギターを弾いてる女性の歌が上手いね!

かあさんの歌

かあさんの歌

  • タンポポ児童合唱団
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幸子が元気そうで拍子抜けしたと笑う友人たち。幸子が思春期貧血と言ったことから、恋の病では!?と盛り上がる。幸子の膝の上にヴァンがいる。

 

ギターを弾いていた女の子が幸子の腕の血の斑点を見つけて、こっそり敏江に「白血病じゃないですよね?」と聞いた。驚く敏江。女の子の親戚で白血病にかかった人にも血の斑点があったのを見たことがあるせいで、敏江が白血病ではないというと安心して幸子たちの輪に戻った。

学生時代

学生時代

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今度は「学生時代」を歌っている。

 

敏江は「家庭の医学」を開き、白血病を調べる。茂の書斎でさらに白血病の症状を見て、ショックを受ける。そして、出かけた。

 

東都大学医学部

屋上で話し合う太一郎と茂。太一郎は幸子はあとどのくらい生きられる?と聞く。茂は幸子は生きると信じている。

 

敏江は茂を訪ね、心臓衰弱や思春期貧血でないのかと問いつめた。茂は再生不良性貧血だと言い、爆発事故に巻き込まれたことを話した。

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原爆病ではないの?と聞く敏江にそんな大げさなものではない、幸子は若いから大丈夫だと言う。

 

その足で実家に行き、今度は太一郎を問いつめる敏江。間違いなく助かると言う太一郎は、病名を知ったらジタバタするから言えなかったとも言う。お前は女だからな、ってな〜。

 

トランプで遊ぶ幸子たち。茂からお母さん帰ってるか?と電話があった。

 

茂が英治に呼ばれた。英治は幸子が爆発事故に巻き込まれて病気になったのか確かめた。茂は幸子に病気のことは決して話さないように念を押す。爆発事故のことも口外しない。

 

家に帰った敏江に幸子は感謝の言葉を言い、体調を気遣う。幸子は机の角に時計をぶつけて止まってしまった、もう寿命かなと笑いながら言う。

 

買い物に出た敏江は「もう寿命かな」という言葉がリフレインしまくり、時計屋に寄った際、約12万円の腕時計を手に歩き出してしまい、警察へ。茂も呼ばれ、幸子の病気のことを正直に話すと、ベテラン刑事がそのまま帰してくれた。あそこまで動揺するんじゃ敏江に話さないほうがよかったのか。

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阿修羅のごとく」でも八千草薫さんで同じようなシーンがあったんだけど、動揺していて万引きすることってあるのかな!?

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男たちの旅路」にも主婦の万引きがあった。スーパーに行くことしか楽しみがなく、万引きに成功すると体がほぐれるという、病的な常習犯。いろんなドラマに取り上げられるほど問題だったのかな。

 

帰り道、茂と敏江は話し合い、敏江は頑張ることを誓った。茂も夫婦なんだから励まし合おうと言う。

 

翌朝、新聞を読んでいた英治は、ある新聞記事が目に入った。

 

主婦の万引き激増

 東都大学助教授夫人も…

 

多加子も顔をしかめる。こんな記事ある?

 

多加子は大島さんじゃないの?と言い出し、こんな家の娘さんと付き合うんじゃないわよと光夫に言う。ムッとした表情の三浦友和さん、息子さんに似てるな。長男さん。

 

大学へ行き、英治から医学部のO助教授とは大島助教授のことかと聞かれる。O助教授まで出てたら分かるよ! 金払うの忘れただけと茂は言う。

 

廊下に出ると週刊スクープの記者が取材させて欲しいと茂に近寄ってきた。たまたまその場を目撃した光夫は記者を殴りつけた。武闘派だね〜。記者は徹底的に調べさせてもらいます!と出て行った。

 

幸子は友人から新聞見た?と記事を見せられた。

 

幸子は光夫と公園で会っていた。幸子は母が大好きで尊敬してたのにとショックを受けていたが、光夫は新聞記事よりお母さんを信じてやれ、君の家は立派な親だと言う。ヴァンを抱っこしている幸子。

 

茂が幸子と光夫の交際になぜ反対するのか分からない幸子だったが、光夫は英治と理恵が以前、交際していて英治が理恵を酷い目に遭わせたのだと話した。親父よりはマシな人間だ、君が好きだと告白した。鉄棒グルングルン回る光夫さん、すげー!

 

大島家を週刊スクープの記者が訪れた。警察から娘の病気のことまで聞いてくる記者と喫茶店へ行った敏江は茂を呼んだ。娘の病気で万引きするなんて、御涙頂戴もののちょっとした読み物になると下衆な記者。茂は記者を信じて再生不良性貧血だと話した。僕は君を信じると連呼する。

 

茂の熱心さに記者はメモした紙を破いて、その場で燃やした。でも、一度書いたら覚えるよな〜。

 

帰り道、茂は敏江の肩を抱き、手を取って歩き出した。家に帰り、幸子の寝顔を見る茂と敏江。(つづく)

 

結局、あの記者が書かないにしても、いずれ病気のことや爆発事故のことまでバレちゃう展開になるのかな。赤いシリーズって基本こういうストーリーなんだろうね。ほのぼのホームドラマばかり見てきたから悪意のある登場人物を見るのが嫌になってくる。このドラマだけはなんとか完走したい。