TBS 1975年10月3日
あらすじ
東都大学医学部助教授・大島茂(宇津井健)には娘・幸子(山口百恵)がいる。ある日、大学で爆発事故が発生。幸子は医学部の学生・相良光夫(三浦友和)に助け出される。
2024.5.8 BS-TBS録画。
脚本・石松愛弘
*
大島茂:宇津井健
*
大島理恵:岸恵子(特別出演)
*
大島幸子:山口百恵
*
相良光夫:三浦友和
*
土屋:岸ユキ
村田一:中島久之
*
金子扇太呂
松山新一
千波恵美子
丸岡奨詞
*
ナレーター:内藤武敏
*
相良英治:長門裕之
*
大島敏江:八千草薫
やっぱり字幕はないか。西洋史の勉強をしながら自転車に乗っている幸子。家の前で瓶牛乳を飲む。はあ〜、これこそ字幕の欲しい作品だった。
赤いシリーズは見たことがありません。先日まで再放送されていた「赤い迷路」は、途中から知ったので、途中から見てもな…と思い、スルー。きっと続けて赤いシリーズをやってくれるんじゃないかと番組表をチェックしていたので、今回は1話から見ることが出来ました。山口百恵さんの演技を見るのは初めて。地声が結構低くて好き。
ナレーションは内藤武敏さん。
「澪つくし」のかをるの叔父さん。
大学教授の父、専業主婦の母と暮らす17歳の幸子。八千草薫さんは「岸辺のアルバム」の少し前。おおらかな優しいお母さんって感じの役が多かったのかな。八千草薫さんはどの俳優が夫役でもハマるんだよね。宇津井健さんともお似合い。
茂は部下の土屋に幸子から出された西洋史の問題を出す。土屋はトンチンカンな答え。
土屋は岸ユキさんだ〜。
相良教授に呼び出された茂は妹である大島理恵のことを聞かれた。家に帰ると理恵からハガキが届いており、17年ぶりにパリから帰国すると書かれていた。理恵と幸子との接触を避ける茂。実は幸子の母親は幸子が叔母だと思っている理恵だった。初回からぶっこむね〜。
幸子は理恵を羽田空港で出迎えたくて、茂の働く大学へ行くが、茂はおらず、たまたま起きた爆発事故に巻き込まれた。幸子を助けたのは、光夫。三浦友和さん! かっこいい!
羽田空港にいた茂に呼び出しがかかり、大学へ。
理恵が帰国したが迎えの者はいない。幸子と偶然、顔を合わせても幸子の顔が分からない??
爆発事故が起こったことを相良に責められる茂。
家に帰った茂は羽田空港で幸子を見かけたと言うと、敏江は「二度もすれ違ったのね」と言い、幸子が昼過ぎに大学へ行っていたことを話した。しかし、幸子が事故のことについて語らなかったので茂は安堵した。
幸子が風呂から上がると、茂に理恵は出迎えの人がいなくてかわいそうだった、理恵とケンカでもしたのかと何度も聞くので、茂は理恵の泊まるホテルに会いに行った。
ブランデー?で乾杯。茂は一度、家へ来ないかと誘う。
帰り道、友達と別れた幸子は立ちくらみした。ようやく帰ってきたが玄関に座り込んで苦しそう。部屋のベッドに寝転んで敏江にだるいとこぼしたが、敏江が今夜、理恵が来ることを伝えると喜んだ。
夜、茂が理恵を連れてきた。幸子がこしらえた酢の物の味を褒める理恵。最初はぎこちなかった幸子も徐々に理恵にしゃべれるようになり、自分の部屋に招待した。幸子が想像したパリの街のスクラップブックを見せたり、一緒に幸子の赤ちゃんの頃のアルバムも見た。
幸子は理恵にドレスをもらって大喜びで両親に報告した。ドレスの丈が短く(といっても膝丈)幸子は恥ずかしがる。木下恵介アワーの時代は、みんなスカートが短いので、そんな恥ずかしがる丈じゃないよ〜って思う。幸子を見る敏江が複雑な表情をしている。敏江は帰国予定もないのに春先にバーゲンで幸子のためにドレスを買っていた理恵の心情を思う。
バーへ行った理恵。店には相良がいた。理恵の手に自らの手を重ねる相良の顔にコップの水をぶっかけた。いいぞ!
幸子は理恵のドレスの裾を直し、理恵に会いに行こうとしていたが、またふらついて、またしても光夫に助けられた。なぜそこにいた!?
茂は土屋から事故現場に居合わせた関係者に異常はなかったが、現場に居合わせた外来者がいたらしいと聞かされ焦る。(つづく)
面白いんだけどさ、字幕! 岸ユキさんの役はwikiに土屋とだけ書いてたけど、ナレーションでは“ケイコ”と言ってた。
百恵ちゃんは思った以上に演技が上手く、明るい表情もかわいい。楽しみができた。そういえば「澪つくし」のときの桜田淳子さんも演技がうまかったし、昭和のアイドルの演技レベル高い。
どのシーンにいたかよく分からなかったけど、金子扇太呂さんは名前が珍しいので見覚えがあって、「心」や「道」で厨房の板前役だった方ですね。
「心」でも宇津井健さんと共演。
私はリアルタイムだと80年代の大映ドラマを小学生の時に見た世代だけど、ちょっと展開が強引なところはあっても、あそこまでの大げささは今のところ感じないかな。