本日放送⛏️
— 日本映画専門チャンネル (@nihoneiga) September 12, 2023
監督 #羽仁進
「#ブワナ・トシの歌」未ソフト化📀
◆9/13(水)よる7時50分~ほか
全編アフリカ・オールロケ🎥
アフリカの原住民に演技をさせるという
大胆な演出が話題に🙌#渥美清 演じるトシさんと原住民の
ユーモラスな異文化体験と心の交流が描かれる✨https://t.co/miLdys0DGl pic.twitter.com/ENiwcBvXvP
1965年 日本
あらすじ
“ブワナ・トシ”とはスワヒリ語で“トシさん”の事。東アフリカ・タンガニーカにやってきた建築技師のトシ(渥美清)が、学術調査隊のベース・キャンプを現地人の協力によって完成させるまでをドキュメント風に綴る。1962年に京都大学アフリカ類人猿学術調査隊の一員として、今西錦司隊長らと共にアフリカに渡った建築家、片寄俊秀のルポルタージュをもとに映画化。全編アフリカ・オールロケによる異色作。ユーモラスな異文化体験と心の交流が描かれる。
2023.9.13 日本映画専門チャンネル録画。
原作の片寄俊秀さんは1938年生まれで1962年にタンガニーカに行ったときは、24歳だったってことか。渥美清さんは、片寄さんより10歳上。本当なら、もっと若い俳優のほうが感じは出たのかもしれないけど、渥美さんだからこその魅力もある。
地元の原住民に演技をさせた。たまーにこういうジャンルの映画あるよね。
こっちはトンガへ行った田中邦衛さん。
T大学地質研究所の人々の夢はでっかくふくらんでいった。地球が生まれでたころの秘密を解く鍵を求めて、まだ誰も知らない東アフリカの奥地へ乗り込んでいく。地質学者が住むためのプレハブハウスをともかく造らなければならない。何しろまだ駆け出しのこの俺が基地を造る仕事を任されたんだ。一人っきりの船旅は長いし、これから先の旅も長いだろう。だが、俺は腕を振るう。一生懸命やってみる。
寅さんじゃない渥美清さんの語り、いいねえ。
ツイッターの写真は白黒だけどカラー映画です。タイトルは和田誠さん。最初からアフリカロケなのね。東アフリカのケニアとタンガニーカの国境付近。車を止められ、警官?にキリマンジゲでプロフェッサーの家を作るのだと英語で説明するトシ。
大岡俊男:渥美清…字幕黄色。
朝まで車を走らせた。アフリカの雄大な大地をキリンが走る。
プロフェッサー木下を訪ねて村を訪れた。医者から預かったという手紙を渡された俊男が字引片手に読むと木下は現地の風土病にかかり、日本へ送り返すと書かれていた。困り果てた俊男だが、とりあえずテントを建てた。
アフリカに来て2週間。食堂で偶然日本人を見かけた俊男は「アーユーチャイニーズ?」と話しかけた。「まあ、お掛けなさい」と言い、アフリカに来て10年以上だと語る男性は大西博雄だと名乗った。
大西博雄:下元勉…字幕水色。こんな若いところは見たことないと思ったけど、そうでもなかった。この役はワイルド。
これらの作品はもっと古い。
こっちのおじいさん役の印象があった。
船の中で大西の「ホワイト・ナイルに沿って」という本を読んでいたという俊男は内容を褒めた。大西は鎌があると便利だと言い、値段交渉をして2シル半(日本で100円ほど)で俊男に買わせた。心細いので泊まってくださいとお願いしたが、君みたいな若い人でも日の丸背負ってないと仕事できないの? アフリカに来てまで日本人に頼るなと突き放された。
部落の長老に仕事がないかお願いすると、牛追いを頼まれた。本来の仕事であるプレハブハウスを建てるため土地を耕し始める。仕事のない青年・ハミシと土地を耕す俊男。
ハミシが字幕緑。
映像がきれいと思ったけど、夜のシーンはホントに真っ暗。何がなんだか分からない。夜は青年と畑の見張りを任される。長老の孫のギルバも仕事に加わる。
水を飲んでいるとゾウの親子を近くで見ていると、ハミシに注意された。ゾウに追いかけられた俊男は逃げ、ハミシは怪我を負い、工期が遅れた。
アフリカに来て3ヶ月。梅干しも尽きた。俊男は一人酔っ払って黒んぼのバカとか悪態をつく。こういうの無音にならないの?
朝になり、真面目に仕事をしていた青年たちを眺めていた俊男だったが、壁が倒れてもニヤニヤ。仕事が進まずイライラして、ハミシを殴ってしまい、みんな帰って行った。手伝え手伝え仕事しろって、お金ちゃんと払ってる?
せっかちな日本人が仕事を真面目にしない現地の人にイライラする描写が「トンガ冒険家族」でもあるけど、日本人が勝手に行っといてなんだよと思ってしまう。日本人は白人と同じような立場と思ってるんだね。
俊男は、ついに長老から村を出るように言われる。
白人の農場で働くハミシの妻に謝る俊男。笑顔で受け入れたハミシの妻。しかし、農場主に連れられて行ってしまった。
マントヒヒの研究をしている大西の元を訪ねようと歩き続ける俊男。本隊が来るまでナイロビへ行ったほうがいいと言われるが、11月までに家を建てないと、お金が尽きるのだと言う。泊めてくださいという俊男を今度は2〜3日森の空気を吸いなさいと受け入れた。
ゴリラを探し歩く大西。去年は3度見られたと言う。気長な仕事に自分の仕事の仕方を思い直す俊男。森の中で白骨化したゴリラの父親を発見した。これ、本物? どうやって用意した?
朝、大西の姿はなく、部落の校長に相談しなさいという手紙が残されていた。
校長に殴ることは日本でもいけないことだと認め、裁判所?で双方の話を聞く場が設けられた。ハミシは今の仕事が好きだ、家を完成させたいと長老たちの前で言い、長老たちも俊男を許した。
プレハブハウス造りを再開させた。結構大きい。発電機で蛍光灯もついた。
ある日、巡査からハミシに手紙が届けられた。白人の農場でトラクター事故に遭い亡くなったという知らせだった。妻を埋葬するハミシ。
食堂に行くと、大西は別の山に行ったと知らされ、ゴリラの写真を置いて行き、1年戻らなかったら捨てて欲しいと書類も預かっていた。
家は完成した。長老は俊男を家に招いた。俊男は挨拶をし、ハミシは何もあげるものがないと俊男のために歌を作って披露した。トシは俺を殴ったとしっかり歌詞に入れ込んでるハミシ。お前の仕事は辛かったとか割とネガティブ。最後のほうはまた会おうよとか歌ってるけどね。
雨季が終わる頃、3人の学者が来ると長老に鍵を預けて部落を出た俊男。ハミシも一緒に連れて行き、初めて海を見たハミシは海へ入り、海水を飲み、瓶に海水を詰め、自分の家へ帰って行った。
渥美清さん、海のシーンではハミシ並みに焼けてる。
一人、海を眺める俊男だった。(終)
映画が終わった後に不適切な表現云々という断りが出てきた。ダメだった表現も無音にしないで、そのまま流してくれる日本映画専門チャンネルが好き。BSとCSもまた基準が違うのかな?
カタコトのスワヒリ語でコミュニケーションを取る俊男の一生懸命さはいい。でもやっぱり殴るのは…