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ドラマの感想など

【ネタバレ】日曜劇場#59 よっこらショ(脚本/折戸伸弘)

1981年7月19日 TBS

 

あらすじ

のどかな田園風景が広がる栗山町に、年一回“盤持大会”と呼ばれる米俵を持ち上げて人々が力自慢を競う行事があった。この大会を目前にしたある日、作造(下元勉)の息子・大助(鈴木ヒロミツ)が突然帰って来る。大助は10年前に、力士になると言って、家を飛び出していたのだ。

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 田んぼのあぜ道で休憩している親子。娘は伊藤蘭さん。田んぼなんてやめようと娘が言うが、父親に一喝された。

 

伊藤蘭さん演じる・カヨの恋人・キョウヘイは森川正太さん。カヨは婿になって一緒に田んぼをやろうと提案するが、カヨには兄がいていずれ帰ってくるのでは?とキョウヘイは言った。

 

鈴木ヒロミツさんは小太りだけど、小柄だし元力士って感じじゃないなあ。カヨから家のことは心配しないでという手紙をもらったのに、逆の意味にとらえて東京から帰って来た。

 

地元に帰って入った食堂でキョウヘイがカヨの財産を狙っているというあらぬ噂を耳にして、偶然会ったキョウヘイに突然殴りかかった。キョウヘイは郵便配達員で、カヨの父親の仲も良好。すっかり婿養子の話も受け入れていた。

 

突然帰ってきた大助は、渋谷道玄坂で繁盛しているちゃんこ屋をしてるというが、家でブラブラし、カヨに会いにきたキョウヘイにまた殴りかかった。キス何回した?とか気持ち悪い質問してた。婿養子はカヨから言い出したとキョウヘイがいくら言っても信じず、追い出した。

 

一人テンションの高い大助。父の作造もカヨもあきれ気味。近所の人からも今はブヨブヨの体をしてると陰口を言われていた。

 

盤持大会という力自慢の大会があり、大助にたきつけられてキョウヘイも参加することになった。米俵一俵からどんどん重さが足される。見物人や参加者も地元の人っぽくてドキュメンタリーっぽく見える。

 

キョウヘイは二斗で90キロを持ち上げるのが精一杯。大助は10年前の16歳の時に九斗を持ち上げた記録を持っており、いきなり九斗からチャレンジしたが、失敗してみんなに笑われた。大助26歳か、貫禄あるな。

 

大会が終わり、カヨにだけ本当のことを話した。ちゃんこ屋経営は嘘で仕事が続かなかった。カヨはもう一度婿養子の話は自分から言い出したと言った。カヨは大助がこのまま東京で頑張っているのだと思っていた。

 

一人帰途に着く大助をキョウヘイが励ました。そして自分に田んぼは向いてないから親父さんと田んぼやってくれと頼んだ。

 

作造から大助が持ち上げようとしたのは九斗五升だったと言われた。北海道開拓の話になり、要するにお前は頑張りが足りないと作造から説教を受けた。

 

翌日、大助が姿を消し、母の仏前には大助の署名入りの御霊前の封筒に10万弱のお金が入っていた。警察に捜索願いを出そうとした矢先、スーツ姿で髪をなでつけた大助が現れた。下宿を探し、郵便配達員の試験を受けると言う。

 

大助は郵便配達員に、キョウヘイはカヨと慣れない農作業を頑張っていた。(終)

 

ん〜、昔のコメディっぽい感じのドタバタが今は苦手になってしまった。キョウヘイにやたら偉そうにして、キョウヘイまでカヨさんを下さいとか、それ兄じゃなく父に言ってよ、みたいな。ずっと東京で勝手してたくせに偉そうなのが腹立つんだな。

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これも美人の妹ほったらかして勝手な兄の役だった。

 

北海道放送制作の日曜劇場は今日みたいに地元の人っぽいエキストラや田舎の風景が見られる方が好み。昨日見た話は舞台が北海道である必要がないっていうか、せっかくだからロケ多めの方が好きです。

 

作造役の下元勉さんは↓こちらのドラマでも見ました。

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妻を亡くしたストーカー爺さん役。