#田中邦衛 さんの
— 日本映画専門チャンネル (@nihoneiga) March 21, 2022
主要な出演作品を特集中…🎬
今週末は
「#トンガ冒険家族」BS・CS初✨
◆3/25(金)よる7時20分~ほか
井上一彦 さん一家の記録をもとに
時代劇の名匠 #工藤栄一 が描いた
未ソフト化の貴重作🇹🇴
南国版“#北の国から”とも云える
アドベンチャー・ドラマ🌴https://t.co/3fHKKwh9jP pic.twitter.com/fPuWM0SrfE
1982年11月25日 フジテレビ
あらすじ
商社のサラリーマンを辞め「最後の楽園」と呼ばれるトンガに家族そろって移住した井上一彦さん一家の記録をもとに描くアドベンチャー・ファミリードラマ。小さな工場を経営する六助(田中邦衛)は、トンガ王国で日本人マネージャー募集という広告に興味を抱く。工場の経営も不安、故郷もない六助は、妻の久子(中原ひとみ)に相談する。
2022.3.25 日本映画専門チャンネル録画。
映画じゃなくフジドラマなのね。東京の町工場を経営する六助は故郷の兄からの電話で岩手・砂子沢村で父を弔う。囲炉裏のあるいかにもな田舎。盛岡に砂子沢という地名があるのね。
小さな町工場の経営に行き詰まりを感じていた六助は、新聞に載っていたトンガで日本人マネージャー募集という記事を見かけて、トンガに興味を持つ。公用語が英語と聞き、アメリカに留学するのと同じだと妻の久子も賛成し、家族でトンガ行きを決める。ここまで早い!
飛行機の中で娘の恵の誕生日を祝福され、何度か乗り継ぎをしながらトンガへ。大勢の人がトラックの荷台に乗り、これがタクシーだと言われ、六助一家も同乗した。
ハーバート社長の元に挨拶に行った六助。家に残された久子と息子の一、娘の恵。引越しの荷解きをしていたが、日本人が珍しく、近所の人が大勢集まって窓から覗いていた。買い物にも行けず、その日は六助が社長からもらった缶詰でしのぐ。
翌朝、朝市に行った久子は、見慣れないカラフルな魚ばかりで買えずに帰ってきた。何も買わずに帰って行った久子を見て、日本人はお金がないのだと近所の女性たちが食料を持ってきた。公用語は英語というけど、英語をしゃべってる人いないね〜。
夜になると男たちが六助一家をトラックの荷台に乗せて走り出した。現地にいる日本人(日系人?)のヨコヤマがパーティーに招待してくれた。拉致するように連れてきて、チャリティーパーティーですから(金出せ)って酷いぞ、ヨコヤマ!
久子も一人で買い物できるようになった。1ドル270円の時代。一は安いね〜だって。しかし、ある日、芋売りの男に「女房がプケ」と言って、逃げられたと六助に話した。プケは病気の意味だという。だまされたと怒る久子。湯船に入れないことにも不満を感じていた。
六助は、そのうち慣れると言い、社長のお金で週給20ドルでお手伝いを雇うと言った。早速やってきたカビリアという中年女性だが、石鹸もつけずに雑に洗濯するやり方が久子には気に入らず、もう一度、自分で洗い直した。
六助は自分で湯船を作ろうと朝から外で作業していると、日曜日は働いてはいけないと警官に連れて行かれ、安息日は日曜大工もいけないと法律で決められていると説教された。
カビリアは朝食も食べずに来たので、久子がパンをすすめるとバターをたっぷり塗って食べ始め、掃除だと言って、六助が集めていた空瓶を割りまくった。
六助は集めた空瓶を木枠に入れ、そこに水を入れ、ソーラーパネル状のものを作り、やっとお風呂に入れることになった。カビリアにも勧めると、その日、いつもより多くの食事を作ったかと思うと、自分の子供たちを呼んで、食事をし、六助たちより先に風呂に入った。
久子はカビリアにはやめてもらおうと言い、六助から話すことになった。
その夜、恵が体調を崩して、病院へ。病院を出ると、カビリアがいた。カビリアは、久子が近所の家に氷をもらいに行ったことを知り、心配していたのだった。恵の腹痛は自家中毒ですぐに回復した。カビリアの優しさに感動した久子。
トンガに来て3ヶ月。すっかり暮らしにも慣れた頃、子供たちがいなくなった。普段住んでいるババウから離れた村にいた。村の子供に子豚をもらった一。首じゃなく左足に紐が括り付けられていて、一が無理矢理引っ張るもんだから、ピーピー言っててかわいそう。
久子は日本のちゃんとした教育を受けさせたい、子供たちだけでも実家に預けたいと言い出したが、結局、子供たちはトンガの学校に通うことに。
子豚をプレゼントしたのは、カビリアの息子か。六助はお礼にカビリアに缶詰をプレゼントする。
ある日、ジュースが飲みたいと駄々をこねる一。久子は叱りつけるが、カビリアは自分の子供をヤシの木に登らせ、その実を一に飲ませた。
六助はカビリアの洗濯が雑なことを注意するが、ヨコヤマに話を聞くと、水が貴重だと知る。その割にお風呂入ってじゃないか。今までも井戸を掘る話が何度も出ていたが、ポンギ、ポンギ(明日、明日)とすぐ諦めてしまうのと雨が降るのでうやむやになってしまっていた。六助は仕事終わりに日没まで井戸掘りを始めた。
六助が井戸掘りしている近所の家で女性が倒れた。その家の子供たちは近所の女性たちがごく自然にそれぞれ引き取って行った。
村の男性たちも六助を手伝うようになり、ついに水が出た。お祝いは子豚の丸焼き!!(終)
ギャップを描くためかもしれないけど、トンガの人を悪く描きすぎにも見える。全然言葉は通じないし、字幕もごく一部しか出てこない。それでもテレビドラマでほぼ全編トンガロケとは豪華だな〜。バブル以前の時代だけどね。