徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】 あしたからの恋 #3

TBS 1970年5月5日

 

あらすじ

「菊久月」の看板娘の和枝(尾崎奈々)は、鈴木(甲田健右)との仲を取り持とうとする直也(大出俊)が気になって仕方ない。福松(進藤英太郎)は休日も和菓子作りに勤しむが、仕事を手伝わない修一(林隆三)への愚痴が止まらず……。

2023.11.20 BS松竹東急録画。

peachredrum.hateblo.jp

谷口福松:進藤英太郎…和菓子屋「菊久月(きくづき)」主人。

*

谷口和枝:尾崎奈々…福松の長女。21歳。(字幕黄色)

野口勉:あおい輝彦…直也の弟。

*

野口直也:大出俊…和枝にお見合いを断られた鈴木桂一の友人。内科医。(字幕緑)

井沢正三:小坂一也…「菊久月」の職人。30歳。

*

谷口桃子岡崎友紀…福松の次女。高校を卒業し浪人。

谷口修一:林隆三…福松の長男。26歳。(字幕水色)

*

中川トシ子:磯村みどり…修一の幼なじみ。26歳。

中川アヤ子:東山明美…トシ子の妹。和枝と幼なじみ。20歳。

*

石井キク:市川寿美礼…野口家に25年、住み込みの家政婦。

鈴木桂一:甲田健右…直也の竹馬の友。

*

青木美子:佐藤耀子…青木スタジオの店員。

男性:玉川長太…柏餅の人工っ葉を売りに来た。

*

写真屋:山本幸栄

ラーメン屋の客:長谷川英敏

*

谷口常子:山岡久乃…福松の妻。

 

前回の振り返りから。和枝が青木スタジオに行くと直也がいた。

直也「おい、君、おい。おい!」

和枝「イーだ!」

 

直也は和枝を追いかけるのをやめ、店に戻ると映画のプログラムが落ちていた。

↑まさしくこれ!

さらば恋の日 [DVD]

さらば恋の日 [DVD]

  • ジーナ・ロロブリジダ
Amazon

1969年11月22日公開。あらすじは「年上の叔母に恋をした少年の、激しい心のゆらめきと、その恋の破局をみつめた青春物語。」って、「おやじ太鼓」のお敏さんが好きそうな映画だね。

 

和枝がプリプリ歩いて裏口から家に入ろうとすると、アヤ子が声をかけてきた。後ろ姿がカッカしていたから怒っていたのが分かった、高校のときから見慣れていると言う。和枝が怒っている理由を愛想のない駅員のせいだと思っているアヤ子だったが、和枝は前に話したうちの店に押しかけて来た男だと話す。

 

和枝「私があいつを追っかけてでもいるって顔なのよ」

アヤ子「一度ピシャッてやってやんなさいよ」

和枝「やっちゃったのよ」

 

和枝は自宅に誘うが、アヤ子は和枝の家もうちも休みだから修ちゃんの店に行こうと誘う。路地から出ようとしたアヤ子に買い物かごを持ったトシ子が声をかけた。

 

トシ子「アヤちゃん、おかえり」←橋田ドラマもそうだけど、姉が妹をちゃん付けで呼ぶって、あまりなくない? うちがそうじゃないだけ?

 

アヤ子は和枝と修ちゃんの店でラーメンを食べてくるから、お母さんに言っといてよと言づける。和枝もうちへ断ろうとするが、気が抜けちゃうわよとアヤ子。トシ子と並ぶと和枝もアヤ子も長身だな。和枝役の尾崎奈々さんは163cm。アヤ子役の東山明美さんは162cm。

 

谷口家

福松「どうだい。この菓子の出来のいいこと」と自ら作った練り切りに惚れ惚れしている。

 

常子「和枝、夕ご飯、外で食べてくんのかしら」

福松「色といい形といい、まったく惚れ惚れするなあ。味も極上だ」

常子「なんだか練り切りはもう胸につかえちゃって」

 

常子は福松のお菓子の味見をして30年。知り合って30年か、結婚して30年か?

 

福松「まあ、和菓子が取り持ってくれた縁だ。なっ、一生、仲良くしなきゃ」

常子「甘いこと言ったってダメですよ。苦労させられちゃったんだから」

福松「そう冷淡なことを言わないで。ねっ、もう一つ」

常子「冗談じゃありませんよ、それは修一にやってくださいな」

福松「フン、あんなラーメン屋なんぞに俺の菓子の味わいが分かりますか」

常子「意地悪ねえ、だからお父さんは嫌いよ」

福松「いいですよ。なんだ、すぐ息子の肩ばっかり持って」

 

トシ子が裏口から声をかけてきて、常子が出ると、和枝がアヤ子と修一のラーメン屋へ行ってそれから帰ると伝えに来た。福松も奥から出てきてトシ子に練り切りを見せる。

 

トシ子「まあ、きれい」

福松「あんたにあげる」

 

トシ子は食べるのがもったいないと言い、福松や常子が家に上がって食べるように言うが、これから買い物があると言って、いただいて帰っていいかしらと福松に聞いた。

 

福松「あんたのお母さんの口に…」

常子「お父さん。そんな失礼なこと言うもんじゃないわよ」

紙をかぶせてくると奥へ行った福松。常子は「ごめんなさいね」ともう一度、トシ子に謝るとトシ子もまたうちの母は大福が一番おいしいって言うんですと笑う。

 

どさん子

和枝の後ろのポスター? まろい舌ざわり、十三種のかくし味などの言葉が並ぶ。

dictionary.goo.ne.jp

まろやか的なこと?

 

どうしてあの男は写真屋にいたのかしら?などと言いながらラーメンをすする和枝。アヤ子は、和枝もどうして写真屋に行ったのか聞く。

 

和枝「それがね、兄さんとこへ来た見合い写真を汚しちゃって」

アヤ子「えっ? 修ちゃん見合いすんの?」

修一「さあ、知らないね」

アヤ子「やだ、白状しなさいよ。こっちにだって都合があるんだから」

修一「へえ、アヤちゃんにどんな都合があんだい?」

アヤ子「どんなって、つまりさ…ねえ?」

和枝「フフッ。兄さんは当分、現状維持らしいわよ」

アヤ子「そんなこと言ってると、かわいい子はみんなお嫁に行っちゃって、あっと驚いたって、ろくなの残ってないから」

 

和枝「兄さん、アヤ子だっていいじゃないの」

アヤ子「アヤ子だってとは何よ」

修一「年は二十歳でかわいくて魅力的でか」

アヤ子「そうよ。ラーメンは大好きだし」

修一「まあ、そういう子なら掃いて捨てるほどいらあな」

アヤ子「まあ、失礼しちゃう。この町内は美人が揃ってるって誰かが言ってたわよ。ねえ?」

和枝「うん、軒並みよねえ」

アヤ子「ねえ」

 

修一「案外、噂流してんのはうちのおふくろとアヤちゃんとこのおばさんじゃねえのか? 焦っちゃってさ」

和枝「結婚の相手ぐらいゴロゴロしてますよ~だ」

アヤ子「そうよねえ」

和枝「ねえ。私なんか会社へ行くとあっちからもこっちからも結婚、結婚って追いかけられちゃってさ」

修一「結構、結構。もらい手があるうちが華だ。さっさと行っちまいな」

アヤ子「冷たいわね、こんなに思ってんのに」

和枝「うちの兄貴なんて大したことないって」

アヤ子「でも振られたなんて格好悪いわ」

 

内に秘めたトシ子さんと明るくアプローチするアヤ子。どっちもかわいい。

 

後ろのメニューを見ると

塩味ラーメン

みそ味ラーメン 150

みそバターラーメン 150

塩バターラーメン 150

大盛50円増

などが見えます。

 

そこへ「飯時なのに案外空いてるね」と男性2人連れが来た。今日の出演者の長谷川英敏さんはセリフのあるラーメン屋の客の誰かだと思うけど複数人いるんだよね。「兄弟」20話にも出演。商店が軒並み休みだから空いてると言う修一に、男性2人連れは映画の帰りだと言う。その会話で映画のプログラムを忘れたことに気付く和枝。

 

野口家

直也の部屋に遊びに来ていた鈴木は「神は不公平」だと言う。「お前なんかの所に彼女を出現させるなんて不当だ」

直也「こっちも災難だ」

 

鈴木はタバコをスパスパ吸いながら休みの日に彼女の家に行って直接話をするから直也に同行してくれと頼む。彼女の忘れ物と映画のプログラムを鈴木に渡すと「ああ、和枝さん」とプログラムを抱きしめ、「彼女のにおい」と匂いをかぐ。なかなかキモイな!

 

直也「おい、よせよせ。写真屋の床に落ちてたんだ。ホコリだらけだぞ」

鈴木「早く言えよ、それを」プログラムを放り投げ、ハンカチ?で手を拭く。

直也「変な女だよな」

鈴木「ああ、この俺を恋の奴隷にしたすごい女だ」

直也「確かにある意味ではすごいよ」

 

直也は手をピシャッとされたときに反射神経が優れてると感じた。「ああいうの女房にしたら留守番用にはいいかもしれん」←どういう意味? 

 

鈴木はあの優しい顔で男を殴ったりするもんかと信じず、ああ、切ないと頭を抱えた。吸っていた煙草の灰が湯飲みに入ったのにそのまま飲む。一部始終を見ていた直也はそのプログラムをお前にやるから返しに行けばいいと提案する。

 

台所

キクは旦那様は心(しん)から優しいと言い、お見合い写真代を払ってくださるつもりで直也さんを聞きにやらせたのだと勉に話していた。勉は無駄なことに金を使うのが見てらんなかったんだろと憎まれ口をたたく。キクは中年の女には中年の魅力があると言うが、なにも今更嫁に行くことないだろと勉は言う。

 

鈴木も食べていくのか気にするキク。「あの人、秀才だかなんだか知らないけど気乗りがしない人ねえ」

勉「秀才なんてあんなもんだろ。兄貴がよくつきあってるよね」

直也と鈴木は幼稚園のときからの友達で今更絶交もできないとキクは言う。子供のときからご飯を食べなきゃ帰らなかった。つまりケチ。

 

直也「キクさん、飯まだ?」

キク「すぐ出来ますよ」

鈴木「早くしてくださいよ。僕まだ帰ってやることが残ってるんだ」

 

いけ好かねえ野郎どもだ。

 

勉「やっぱりずうずうしいね」

キク「うん。振られていい気味」←そうだ、そうだ!

 

谷口家

髪をおろしてとかしている和枝。長身で小顔、いつも着ている和服より絶対洋服のほうが似合いそうスタイル。何ニヤニヤしてるのよと桃子が部屋に入って来た。誰と映画を見に行ったのかお父さんが気にしていたと桃子が言うと、1人でフラフラしてんのが好きで1人に決まってると話す和枝。

 

ほぉ~、この時代にひとり映画とは珍しい!と思ってしまった。私も一人で映画を観に行くのは好きだけど、たまに「1人で映画観に行くの!?」みたいなリアクションの人がいるよね。信じられないんだろうね。

 

桃子「姉さんって恋人が出来そうもないわね。分かってるけどさ」

和枝「一目惚れってどういうんだろうね」

桃子「薄気味の悪いこと言わないでよ。なんだか変ね」

和枝「おあいにくさま」

 

桃子のほうが見た目はボーイッシュだけど、中身が男っぽいのは和枝?

 

野口家

直也も何か思い悩む!?

 

谷口家

常子は布団を敷きながら、和枝が写真屋へ行ったのに何も頼んでこなかったことを愚痴るが、福松は、この間の変なヤツにばったり出くわしたんだからしかたないとかばう。ずうずうしい男だと言うと、常子は「いい男でしたよ。めったにいませんよ。品もいいし、二枚目でキリッとして」と直也をべた褒め。見た目はいいかもしれないけどね。

 

福松「お前さんときたらすぐそれだ。娘のほうがずっとしっかりしてるんだから」

常子「あんまりしっかりしてるのもかわいげがないわ。心配ですよ」

 

福松は広げていた本の初夏の上生の菓子を見せる。「和菓子というものは日本人の心ん中にぴったり入り込んでる食い物だ。季節によって変化していくこんな美しい食い物を忘れやがって。どうだ、この色」

常子「分かってますよ。菓子屋の女房に今更そんなこと」

福松「いや、日本人の一生だって、わしは和菓子を抜かして考えられんと思うんだ。祝儀にも不祝儀にも和菓子はついて回って…」

常子「お父さん。修一にだって分かってるんですったら」

 

新しい経営だとラーメン屋をやっている修一をよく思わない福松は自分は和菓子一本で立派にやっていると言う自負がある。余計なものはせんべいもビスケットもいらない。せんべいも和菓子に入れてくれないの?

 

常子は福松と共倒れでもなんでもするが、修一も10年近く年季の入った菓子屋の跡取りなのにラーメンを作ってるというのは、福松のやり方が違ってるんじゃないかと言う。

 

福松「フン、10年修業したって、あいつなんかもう忘れてるさ。並生も上生も焼き物も、ヘッ、今更できるもんか。そんななまやさしい仕事じゃありませんよ~だ」

常子「あら、そうですか~だ。じゃあ、せいぜい頑張って手作りの和菓子一本で勝負なさってくださいまし」ツンとそっぽを向く。

福松「おい」

常子「…」

福松「いや…ねえ」

 

常子は割烹着を手に外へ。下に降りてきた桃子がどこへ行くか聞くと、修一の店でどんぶりを洗ってくると言う。

 

福松「どんぶり洗いがお似合いですよ。なんだ、プンプンして」

桃子「派手にやるわね」

福松「バカ!」

 

どさん子

常子は割烹着を着たまま来店し、そのまま手伝う。今日は暇だと言う修一に「お父さんとケンカしちゃった」と明るく言う常子。客に愛想よくふるまう常子に「やっぱり商売屋のかみさんだね」と感心する修一。「商人はかみさん次第かもな」

常子「職人は腕よ」

 

常子は店のテーブルを拭きながら修一が福松と一緒に働いてくれないことを寂しいのだと話す。この店を出すときに財産は分けたぞと言っていたが、いつかは戻ってもらいたい。今日は休みなのに1人でお菓子を作り、うららかと名付けていた。修一に見てもらいたくて作ったのだろうと常子は言う。

 

修一は常子のためにしょうゆラーメンを作り、常子は布団を敷きに奥へ。テーブルの上に福松の作った練り切りが置いてあった。トシ子が持ってきてくれたのだと修一が言い、常子は感心する。店を閉めてからゆっくり食べるつもりの修一。

 

久月

女性客が500円でどれぐらいの箱になるか聞いてきたが、和枝が箱を見せると箱が小さいので700円のにしてくださいと言う。これから6年後の「ほんとうに」だと3000円の菓子折りがバンバン出てたけど、どっちが現実的な値段?

 

作業場

福松「うちは人工物は使わないよ。いくらお手軽でも機械で作った葉っぱなんざ、菓子の味を悪くするからね」

男性「冗談言っちゃいけませんよ。今どきそんな古くさい」

福松「古くさくていいんだよ。和菓子は昨日今日出来たもんじゃないんだからね」

男性「まあ、ちょっと見てくださいな。色だって手触りだって本物と比べてちっとも見劣りしませんよ」

福松「においがないよ。葉っぱで包むってことは色だけのことじゃないんだ」

男性「大きな菓子屋さんではもうおおかたこれに切り替えてますよ。第一、菓子だってケーキだってオートメでジャンジャン出来ちゃいますからね。量産の時代ですからね」

福松「そういう菓子屋が増えたから何食ったってまずくなったんだ」

男性「やっぱりダメですかね?」

 

正三「粘ったって、ここの店じゃ人工っ葉(ぱ)は仕入れないよ。そりゃ場所によっちゃ売れるだろうが」

男性「ええ、その分、コストダウンできますからね。結局、お客さんにサービスしてるってことでしょ?」

福松「何言ってんです、あんたは」

男性「えっ?」

福松「安くさえありゃお客にサービスだと思ってんですか。帰りなさい!」

福松の剣幕に男性は慌てて帰っていった。柏餅の人工っ葉を売りに来た玉川長太さんは「おやじ太鼓」ではお敏さんと仲のよかった寿司金の出前持ち。

peachredrum.hateblo.jp

福松「ビニールの葉っぱ燃やしちゃえ」

正三「はい。まったくよく出来てやらあ。味気ないね、旦那」

kumaki-jinkouba.jimdofree.com

紙やポリエチレン製があるんだね。

 

常子は写真屋へ出かける。山本のご隠居さんから電話があり、お孫さんの初節句にお柏とちまきの注文をいただいた。

 

正三「うちは昔っからのお得意様があるから人工っ葉なんか使っちゃいられないね」

福松「おい、正三」

正三「えっ?」

福松「昔っからのお得意さんだけがお客様じゃないぞ」

正三「そりゃそうですけど、今の若い連中は人工っ葉でもオートメまんじゅうでも全然気にしないからね」

福松「気にしない連中にも分からせなきゃダメだよ。お前、近頃どうも言うことが投げやりだな」

常子「年中、お父さんとサシじゃたまんないわねえ」

 

常子は出かけていき、手だけ差し替えで和菓子職人が立派におまんじゅうを作る。あ、柏餅か。

 

青木スタジオへ行った常子。写真の焼き増しをお願いしようとしたが、お見合い写真の女性の顔と受付の女性の顔を見比べて、お見合い写真の女性が青木スタジオの店員と分かり、本人を前に汚れた写真を出すわけにもいかず間違えたとごまかし、成り行きで写真を撮ることになってしまった。

 

家に帰り、事の顛末を和枝と福松に話した。娘じゃあるまいし、そんな写真使い道がありませんよと福松は言う。「なんだ、ばあさんのくせに。そういう写真を照れもせず写す女は広い世間にお前ぐらいのもんです」

 

常子「でも縁っておかしなものね」←スルースキルが高い!

福松「縁なんてそこら辺にゴロゴロ転がってますよ」

常子「写真屋の娘さん、ハキハキして感じのいい人よ。案外修一に向いてるかもしれないわ」

福松「どんぶりぐらい誰にだって洗えるさ」

常子「またそんな憎まれ口利いて」

 

常子は昨日のお菓子を見て修一が「親父さんいい腕してる」と褒めていたと報告。しかし、福松はあの菓子は10個作っただけで最後の1個は隣のトシちゃんにくれちゃったと常子が出まかせを言ったのだと決めてかかったが、トシ子が自分で食べないで修一の所へ持っていったと知った。

 

常子「幼なじみっていいものねえ、気にしてくれて」

常子も福松もトシ子のことは幼なじみとしか思ってないのね。茶の間に顔を出した正三はトシ子の名前が出たことを気にしていて、二人は驚く。

 

どさん子

修一を手伝う桃子。「毎度あり~」と客を送り出した桃子を「そんな言葉遣いはみっともない」と注意する修一。「男はお前が考えてるよりうるさいもんだ」と親父や正ちゃんも神経は細かいと言う。

 

トシ子が来店。昨日はありがとうと修一はお礼を言い、トシ子はラーメンを2つ、出前を頼んだが、桃子は出前はしてないと断ったものの、トシ子は自分で運ぶと言い、修一は桃子に運ばせると言う。出前を嫌がる桃子。

 

岡持ちを持っていつもの路地に来た桃子に声をかけた正三は自ら岡持ちを持って、中川家へ。

 

柳通 睦という看板が見える。

fujisawa-shouren.or.jp

ロケ地は柳通り睦会かなあ? 神奈川県藤沢市 藤沢駅北口

 

「兄弟」で度々映っていた善行(ぜんぎょう)駅から2駅。

 

桃子が2階にいた常子を呼んだ。福松も2階に上がってきた。店には鈴木と直也。和枝は接客中なのに、鈴木はせきばらいして呼ぶ。そんな時、福松は階段から落ちてしまう。(つづく)

 

直也も鈴木も好きになれんぞ。