1956年 アメリカ
あらすじ
NYのファッション雑誌「クオリティ」のカメラマン、ディックは撮影で訪れた本屋で店員のジョーと出会う。ディックは新人モデル発掘の企画に彼女を推薦。パリへ行けると言われたジョーはモデルになることを承知する。パリで撮影が進むうちに、2人は互いに恋していることに気付く。
2024.10.12 ムービープラス録画。ひっさびさのミュージカル映画。
オシャレなオープニング。
ファッション誌「クオリティ」の編集長マギーはピンクを流行らせよう!と提案した。
ピンクが流行るとカメラマンとディックと本屋へ入り、撮影を始めようとした。本屋で働くジョーが騒ぐと、マギーがジョーを店から追い出して撮影し、散らかしたまま出ていった。
片付けに残ったディックと本の整理をするジョーは自身が勉強する哲学について語る。突然、ジョーにキスするディック。は〜!? ディックが出て行った後、一人で歌ってるんだから、嫌ではなかったんだろうね??
ディックはミス・クオリティを見つけたとジョーを推薦した。マギーは、あんな変な顔はダメと反対したものの、本を注文してジョーをクオリティ編集部に呼んだ。本が52ドル75セント。タクシー代1ドル20だとジョーが言うと、本を捨てるようにマギーが言う。仕方なく本を床に置いたジョー。編集員に詰め寄られ、逃げ出したジョーは偶然、ディックのいる暗室に入った。
モデルになればパリに行ける、パリには君の憧れのフロストル教授もいるぞとジョーを説得するディックは、歌い、ジョーとダンスをする。おお! さすがフレッド・アステア!
パリに到着したマギー、ディック、ジョー。
それぞれパリの街を歩きながら歌う。
夜の街をジョーを捜し歩いていたディックはバーで男性客たちと話していたジョーを見つけた。自分を解放すると言って、ディックの前で踊り出すジョー。
ジョーの泊まる部屋まで送ったあと、部屋に入ったジョーの部屋の窓に小石を投げ、外を見たジョーに歌い、踊るディック。
翌日、髪をまとめ、メイクしたジョーにマギーは感激する。
凱旋門前でカラフルな風船を持ち、黒いドレスを着たジョーをディックが撮影。駅のホームや花屋、劇場、セーヌ河、噴水前などで撮影は続く。教会でウェディングドレスを着たジョーは気分がすぐれないと逃げた。しかし、教会から少し離れた場所で撮影を再開する。この撮影が終わるとディックと別れることになると悲しんでいたジョー。
二人は気持ちを確かめ合い、踊る。
今度はマギーとスタジオ撮影。マギーとジョーが歌い踊る。
記者へミス・クオリティのお披露目を控えたジョーだったが、憧れのフロストル教授がカフェで講演していると聞き、出かけて行った。しかし、ディックが迎えに来て、店から連れ出した。車の中でディックが教授と二度と会うなと言ったため、パーティーの場でもケンカを続けたディックとジョーはセットを倒して客たちまでびしょ濡れにした。
いなくなったジョーは教授の講演会に来るだろうと踏んだディックとマギーは変装して出かけた。
急に歌えと言われて、息のあった歌とダンスを披露する。歌いながら2階へ行き、教授とジョーのいる部屋へ。結局、ケンカ別れし、ディックはニューヨークへ帰ると行ってしまい、残されたジョーが教授を介抱していると手を握り、迫られた。花瓶を教授の頭に叩きつけて会場に戻ってきたジョーは、ディックがいないと知り、出ようとしたが、マギーたちがなんとか止めた。
ショーが始まりジョーは何着も着替えながら歩き、マギーはディックを呼び戻そうとホテルや空港に電話をする。最後のウェディングドレスを着たまま、会場を後にした。
ディックは頭に包帯を巻いた教授と搭乗口で再会。彼女に殴られて18針縫ったと聞かされ、会場に戻り、ジョーを捜して、再び外へ。
ウェディングドレスの撮影をした教会にいたジョーと歌い踊る。(終)
話云々より歌と踊り、ハッピーエンドならいいかな。もはや歳の差は気にしない! フレッド・アステアならマギー役のケイ・トンプソンのほうがまだ似合ってる。これでも約10歳差だけどね。オードリーとは30歳差!