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【連続テレビ小説】純ちゃんの応援歌 (7)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

秀平(髙嶋政宏)は純子(山口智子)に、自分はGHQではなく材木の話は詐欺だと明かす。秀平は、北川(細川俊之)が詐欺だということは明かさず、つや(白川由美)が断るように話してくれないかと頼む。純子はつやに断るように進言するが、商売の話に口を挟むな、と一蹴されてしまう。純子は正太夫笑福亭鶴瓶)に頼んで、山を案内してもらうが、伐採した木の下敷きになる。その夜、北川に会いに興園寺家に忍び込んだ純子は…。

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先週の続きから。純子を訪ねてきた速水秀平から衝撃的事実を知らされた。

純子「北川さんが詐欺師やて?」

秀平「僕もGHQの将校なんかじゃないよ。北川さんの詐欺の片棒を担いでるだけだ」

 

純子はなぜ秀平がそんな話をするか尋ねた。秀平たちは占領軍の住宅建設の木材を買い付けに来たことになっているけど、みんな嘘で材木を買い付けたら大阪のブローカーに売り渡してそのまま逃げる。興園寺家には一銭も入らない。純子から詐欺だと言わずに手を引くようつやに話してほしいという。何という難題!

 

秀平から北川に言えばいいと純子は言うが、何度言っても聞き入れてもらえず、警察に訴えればいいのだが、北川を刑務所送りにしたくない。生まれて初めて日本に来た時、地下道で父の遺髪も入っていたボストンバックを盗まれたが、そっくり取り返してくれた。そして「日本に裏切られたと思うなよ。まんざら捨てたもんじゃないんだ、この国も」と言った。なんとか興園寺の方から断ってくれる方法はないだろうか?と純子に言うが…。

 

家に帰った純子は速水に日本の事を教えてあげてたというが、恭子には英語で教えてたん?と聞かれ、ごまかす。あきは「男の人とこんな夜さりに出歩いたらあかん」と注意する。そうだ、あき役の伊藤榮子さんは「はね駒」では津田むめ先生なのだから英語ペラペラじゃないか! な~んてね。

 

あきはミシンでグローブ作りをし、昭は家の中でボールを投げる。家で一人の男の子だから外ではおとなしめでも、家では割と活発よね。

 

翌朝、北川を山へ案内するというつやにド直球に材木の話を断るわけにはいかないか?と聞く純子。負けた日本人がアメリカのために協力することないと言うが、「なんぼ小野さんのお嬢さんいうたかて商売の話に口挟んだら怒りまっせ」と説得は失敗。

 

つやは山番頭の中山も連れて、北川や秀平と山へ。山道をジープで走る北川達。最初の頃だからロケもふんだんでいいよね。

 

純子は正太夫を誘って山へ。「山へ行ったら二人きりになんねんけどええんか?」というセリフが気持ち悪いなあ。「澪つくし」と傾向が似てると言うか、セクハラ方向に持っていきがち。

 

山を案内したつやは勝手に植えられた木を中村に抜かせた。時に”さいめの石”=境界線の石を移動させられたこともあると言う。800年も守ってきた土地だと語る。

 

同じく山を案内している正太夫も純子に「林業いうのは80年先のことを考えてする仕事やらよ。今切ってる木かてひいじいちゃんの時に植えたもんや」と語る。斜面を下りながら滑ったのは本当っぽいな。

 

伐採している場所に向かった正太夫たちは、ちょうど伐採して倒れた木の下敷きになった。純子をかばった正太夫は、顔に水をかけられ目覚めた。純子が山に行きたいと言いだしたのだとつやに言い、勝手なことをされたら困りますと注意を受ける。

 

速水秀平に頼まれたことをどう伝えるか。純子には荷の重いお役目でした。

 

その夜

 

純子の姿はまるで泥棒であります。何のためにこんな時間に興園寺家にそれも人目を盗んでやって来たのか。純子はジョージ北川に会いに来たのです。

 

しかし出会ったのは頭に包帯を巻いた正太夫。お見舞いに来たと勘違いした正太夫は純子の腕をつかんで離さない。その正太夫の脇腹を木の棒で叩いたのはジョージ北川。指を振りながら「チッチッチッチッ…。ご婦人に手荒な真似はよくないね」。脇腹を押さえて正太夫は去り、純子は「大事なお話があるんです」と正面切って言った。

 

澪つくし」のさんまさんといい、意外と芸人の使い方が下手に感じる…(-_-;)