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【連続テレビ小説】純ちゃんの応援歌 (28)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

家に戻った正太夫笑福亭鶴瓶)は、つや(白川由美)に叱られ、純子(山口智子)は英語を休んで付き添う。翌日、静尾(押谷かおり)が来て、速水(髙嶋政宏)に、将来アメリカに行きたいと話し、純子は正太夫と結婚するからあまりかまわないほうがいい、とくぎを刺す。昭(岩芝公治)が、純子の結婚話は本当か、と言い出すので、純子がつやに問いただすと、最初はそのつもりだった、と謝る。昭と雄太(高岡俊広)は相談して…。

夜、興園寺家。つやと久助に責められる正太夫を純子がかばう。正太夫の年齢設定はよく分からないけど、小学生の妹・綾がいるんだから30まではいかない設定なんだろか。

 

つやは正太夫をかわいい子で、少し手をかけすぎたのがあかんかったのかも分からんなと漏らした。

 

牛山家。もも、きん、かきが並んで干し芋を食べながら、正太夫と純子の話をしている。

かき「はあ~。正太夫さんと純子ちゃんがなあ」

もも「そうやねんで。最初から嫁にするつもりで興園寺に勤めさせやねんで」

かき「ふ~ん」

きんはももやかきに焼いていた干し芋を配る。

きん「まあ純子ちゃんならな興園寺に嫁に行ってもな務まらいらよ」

もも「そやから大阪へも2人で行きやんねんや」←だから違うって。

起きてくる金太郎。きん(ももの母)はこの家の一番の良識派かも!?

 

翌朝。純子に帳簿のことを聞いてくる正太夫。静尾がやって来たので、純子は英会話に行けなかったことを謝る。静尾は秀平を訪ねてきて、いずれアメリカに行こうと思ってるからその相談に来たという。

 

静尾は秀平が食事をしているところに尋ねて、身元引受人になってくれるか頼む。高額な費用がかかると秀平が言うと、静尾や病気の母を疎開させて、父親自身は大阪で闇でもうけて、若い二号さんを持ってるんだから渡航費用など全部父に出させると言う。純子も静尾も大阪の女学校に行ってて、同じ村に疎開に来てる状態なのか?

 

秀平は話が具体的になった時に決めようと言い、それより純子に英会話へ来るように言ってくれないかと言う。

静尾「速水さん。純子ちゃんのことにあんまり構わん方がええと思いますよ」

秀平「どうして?」

静尾「あの人は正太夫さんの奥さんになる人やから」

秀平「本当に?」

静尾「そうや。今、興園寺の嫁にふさわしいかどうか試されてるところなんやて」

秀平「へえ~」

静尾「せやからもし速水さんが純子ちゃんのこと好きなんやったら、その気持ちは胸ん中にしまっといた方が…」

秀平「何言ってんだよ! そんなこと僕は何も考えてないよ」

静尾「そう? それやったらええけど」

 

そこに純子がやってきて、静尾に本当にアメリカに行くかどうか聞いた。静尾は秀平に身元引受人になってもらうと言って去って行った。

秀平「それより君、もしまずいんだったら無理して英会話来ない方がいいんじゃないか?」

純子「何で?」

秀平「いやただ何となくそう思っただけさ」

純子「うちが行かへん方がええて言わはんのやったら行かしませんけど」

秀平「無理するなって言ってんだよ。それだけだよ」

 

家に帰っても機嫌の悪い純子は今日も英会話に行かないと言う。

陽一郎「速水さんとケンカでもしたんか?」

純子「別に」

 

そこに昭と雄太が駆け込んできた。

昭「お姉ちゃん! お姉ちゃんが正太夫さんのお嫁さんになるってほんまか?」

 

純子は驚いて興園寺家に行き、つやに話しに行く。しかし、つやと一緒に正太夫もいるので話しにくく、一旦外へ。そこに正太夫が様子を見に来た。純子は思い切って正太夫のお嫁になるなんてどこから出た話なのか正太夫に問うた。正太夫は本当のことだと言い、興園寺家で働いていることもお嫁さんになるためのテストだと認めた。

 

純子「ほんまそういうことやったの。何やおかし思たんや。奥さんは漬物の漬け方まで教えてくれはるし、興園寺さんの家の歴史のようなこともそれとのう耳に入れはるし。要するに試されてたわけや」

太夫「そんな怒らんといてな。悪気あってやったんやないねやから」

純子「だけどそんなうわさが流れたら、うち困ってしまうねん」

太夫「せやけど…」

純子「第一うちに黙ってそないなことするやなんて失礼やわ」

偶然、正太夫が純子の肩に手をかけて「なあなあ」言ってるところに秀平が現れ、出かけていった。タイミング悪いなー。

 

純子は奥さんに聞いてくるとその場を去った。

純子「困ります」

つや「いや…純ちゃん堪忍な。そやけどな、そらあの無理にどうのこうのちゅう話やないんよ。2人がなお互いに自然に好き合うてな、それで一緒になってくれたらええなって」

純子「しやけどそっち側だけ知ってはって、うちだけ知らんいうのは不公平です」

太夫「お母ちゃん、こうなったらいっそのことこの場を借りてはっきりさした方がええんちゃう?」

純子「今ですか?」

つや「いや、純ちゃんは何も言わんでよろし」

太夫「ここまで言うたんやさかい…」

つや「(正太夫に)あんたは黙っとり。純ちゃん。いやほんまはな、まあ確かに正太夫のお嫁さんにどやろかなって最初思ったんは確かや。せやけどな今の正太夫のこの姿見とったら、うちの方でお嫁さんに来てほしいとは、もうよう言わん。せやからこの話はなかったことにして。な? あんたも気持ち悪うしたやろうけれど、明日からまたここで気持ちよう働いてほしいんや」

太夫「お母ちゃ~ん」

つや「うわさの方はな、うちの方ではそんなこと考えてませんでしたって取り消して歩くさか。なっ? ほんま堪忍な。あんたはな今までどおりにしたらええんや。な? 人のうわさも七十五日。今、ここで辞めたりしたら世間の人はまたなんぞあったんかって勘ぐるさか。ええな?」

つやは純子のお母さんにも謝りに行くと言うと純子は帰っていった。

つや「正太夫、お前今日からな純子ちゃんをお嫁さん候補だなんて考えたらあかんよ」

 

小野家。陽一郎は純子の気持ち次第だという。純子がきっぱり断ってきたと聞き、昭はこっそり雄太にお姉ちゃんのお婿さんは秀平さんがいいと言う。雄太は俺たちで何とかしてやろうかと昭に耳打ちした。

 

つやさんがまともな人でほんっとーによかった。純子と静尾の感じ、マリ子とトミ子のようにはいかないのかな^^;