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【連続テレビ小説】純ちゃんの応援歌 (29)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

昭(岩芝公治)は純子(山口智子)に、正太夫笑福亭鶴瓶)と結婚するくらいなら速水(髙嶋政宏)と結婚してほしい、と言う。純子は、2人のことは好きでも嫌いでも無い、と言うが、雄太(高岡俊広)はそれは好きっていうことだ、と断言する。2人は速水と純子を神社に呼び出し、仲をとりもとうとするが、失敗。興園寺家に突然北川(細川俊之)が現れ、和歌山のみかんを輸出する話を持って来る。詐欺だと疑う速水は飛び出して…。

陽一郎のお風呂を沸かす純子。陰で見ている昭と雄太。

昭「なあ。お姉ちゃん、ほんまに速水さん好きなんやろか」

雄太「決まってるだろ。女の人ってさ本当は好きなのにわざと嫌いなふりをしたりけんかしたりするんだ」

昭「そやろか…」

雄太「俺、引き揚げてくる時、何度も見たもん。本当は好きなのに人がいるとわざと知らんふりをしてさ。聞いてみな」

 

男女の機微に詳しいのは引き揚げで見てきたと言う雄太。修羅場くぐりぬけてきたんだろうな~。昭が純子の所に行くと、純子は手伝ってくれると思い、笑顔を見せた。何度も言い淀みながら、昭が聞いた。

昭「ほんまは速水さんのこと好きなんやろ?」

純子「何言うてんの。変なこと言わんといて」

昭「あんな、僕、お姉ちゃんが…」

純子「あっちへ行き」

昭「僕、お姉ちゃんが正太夫さんのお嫁さんになるくらいやったら秀平さんのお嫁さんになってほしい」

純子「怒るし」

昭「なあ好きなんやろ?」

純子「別に。速水さんはアメリカに帰らはる人や。好きになってどないすんの」

昭「ほんでも…」

純子「正太夫さんかて速水さんかて好きでも嫌いでもあらへんし」

昭「ほんま?」

 

とぼとぼ歩いて雄太に「好きでも嫌いでもないと言ってた」と報告すると「ということは好きということなんだよ」。昭の「何で仲が悪く見える?」に雄太は「お姉ちゃんは臆病なんや。俺たちでチャンスをつくってやろうぜ」。

 

興園寺家に「トーマス・S・ハヤミ」宛の手紙が届いた。純子が受け取り、つやに見せると秀平の兄からお金が送られてきたという手紙ではないかという。

 

速水秀平にお金が送られてきたということは、とりもなおさず秀平がアメリカに帰る日が来たということを意味していました。別れの日が身近に迫ったのであります。

 

仕事をしている秀平。しかし、この林業のシーン、遠くで作業してる人は本物の人だよねえ。すごいよなあ。そこに訪ねてきた昭と雄太。昭が純子が7時に神社に来てほしいと言っていたと伝え、純子にも秀平が7時に神社に来てほしいとそれぞれを呼び出した。

 

神社。純子はアメリカのお兄さんから手紙が来たことを伝えるとそれだけのこと?とまた言い争いになりかけたが、昭と雄太の仕業であることがバレた。隠れていた秀平が昭と雄太を捕まえ、一緒に帰った純子は今日のことをお父ちゃんにもお母ちゃんにも絶対言うなと口止めをして家に入った。

 

翌日。興園寺家で仕事をしている純子に、忠吉が牛山の椎茸を見てくると出かけていった。2人きりになった途端、べたべたくっついてくる正太夫。純子は、この話はなかったことになったとくぎを刺し、ちょうど秀平が入ってきたので正太夫はパッと離れてくれた。もー、正太夫気持ち悪いなあ。そこにつやも来た。そして現れたのは…

 

北川「しばらくでした。その節はいろいろと」

スーツ姿でさっそうと北川再登場。和歌山のみかんをカナダに輸出するという話を持って来た。話を聞いた秀平は「あなたまだこんなことしてるんですか!」といきなり殴りつけた。本当の話だという北川に、秀平はいつも本当の話だと言っていたと信じない。カナダのマンダリンオレンジカンパニーと商工省の食糧貿易公団の正式な書類の写しも持参してきた。

 

和歌山の県庁で調べれば分かる事だと言われた秀平は、この間、正太夫が乗ってきたバスに乗って飛び出していった。つやも純子も北川のことはまだ信じきれない。

 

8時前。まだ秀平は来ない。純子も帰らずにいた。そこに、北川がやって来てつやの座っている背もたれに手をかけながら「心配ありません。今度は本当ですから」。

 

北川のキャラ、いいなあ。あ、来週は「ラヂオの時間」だー。ジョージ北川大活躍。放送されると知った頃は、そろそろ唐沢さんも出て来るかと思ったけど、まだそんな感じはしないねえ。