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【連続テレビ小説】あぐり (122)「母と子の暑い夏」

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

人の世話をする余裕はないと、あさ子(大島蓉子)が言うのを聞いてしまうあぐり田中美里)。あぐりは農家を回り、洋服と交換しながら食べ物を調達するが煙たがられ、それをあさ子が六助(石井愃一)ととめ(細川ふみえ)に文句を言う。そんなある日、岡山で大空襲が。東京では尚久(関口知宏)が淳之介(山田純大)にそのことを伝え、山梨ではあぐりが畑を耕していると、富士夫(小西博之)が光代(星由里子)にそのことを…。

山梨のきれいな山の風景から昨日の振り返り 

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とめの姉・あさ子があぐり一家を罵るさまを立ち聞きしてしまい、とめの母にあげようと思っていた花を和子と理恵に渡して花瓶に生けてもらった。

 

あぐりは光代に裏山の花を見に行こうと誘い、岡山の桶屋町から女学校へ行く途中の道によく似てると言うが首を横に振るだけ。岡山に帰りましょうかと言ってもやっぱり首を横に振るだけ。

 

とめがあぐりたちに食べ物を持ってくるが、あぐりはさっきの話を聞いてしまったという事と、おねえさんの言うことは間違ってない、ここに住まわせてもらうだけで十分、食べ物は何とかすると言った。役場で聞いたら配給手帳の手続きが済めば配給受けられるそうだから、と言うあぐりに、こっちで食べ物を手に入れるには顔見知りのつてがないと何ともならないととめは言う。あぐりはとめがこの家に居にくくなるようなことはしないでとお願いした。

 

近所の人に食べ物を分けてもらおうとするが、なかなかうまくいかない。あぐりが着ている服が欲しいと言われて食べ物と交換した。そのブラウスはエイスケがプレゼントしてくれたものだったが、昔の思い出じゃおなかの足しにはならないと割り切っていた。

 

しかし、食べ物も徐々に少なくなり、農家にもらった野沢菜の種を畑に植えることにした。しかし、元桑畑で土の中に株が残ってるし、土も涸れてると冨士夫に指摘され、冨士夫ととめが土を耕した。

 

あさ子にとってあぐりのそういう行動一つ一つが気に入らず六助に怒りをぶつけた。近所に食べ物をもらいに行っているため、「東京者の面倒見るなら自分のとこで食いぶちくらいなんとかしてやれ」「よそに押し付けるな」と散々嫌味を言われている。

 

六助が「お前が食い物分けるなと言ったんだからな」と反論しても、あぐりがあの家で食べ物を分けてもらえないと言いふらしているとあさ子は思っていた。あさ子のことはあぐりに対して誤解が多いので、あまり悪く言いたくはない。「あぐり」の世界観ならいつかあさ子もあぐりに対して態度が変わるんじゃないかと思っている(希望)。

 

岡山。望月組の事務所。

勇造「ほら、ここ1桁違うとるじゃろう!」

磯辺「ああ本当じゃ。わしもボケたかのう。すまん…」

などと会話していたところ…健太郎あぐりから手紙が来たことを知らされた。慣れない田舎暮らしで苦労してることや光代が気落ちしてしゃべれないことが書かれていたことなどを言うと、勇造の方から「お母さんとお義姉さんにはこっちへ来てもらおうや」と言った。勇造に代替わりしたため、健太郎から言いかねていたんだろう。

 

しかし、岡山にも警報が鳴り、勇造は磯辺に大事な書類をまとめるように指示し、避難した。

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昭和20年6月29日未明、岡山市で空襲。空襲警報が発令されないうちに始まり、2時間爆撃を受けた。

 

東京三鷹の下宿では美和子が電球の取り換えをしていて淳之介が踏み台を下で支えていた。しかし、美和子が踏み台から落ち、淳之介が下敷きに…そこに「おい、淳之介、大変…!」と帰って来た尚久に見られた。

 

「そういう事だったのか?」と言う尚久はすかさず「そんな事なら俺が諒子をもらうからな」と続けた。諒子ちゃんは男たちのマドンナ的存在なんだけど、どうも私は詳しく描写されてないけど、あんまり諒子が好きじゃないんだな。

 

尚久が本来報告しようと思っていたのは、昨日、岡山市内で大きな空襲があり、相当の被害が出てるという事。

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月組のある岡山市桶屋町というのは、今の北区平和町あたりで、駅に近い。今の吉行組はもっと駅から離れた場所にあるけど、もしかしたらこの空襲で別の場所で再出発したのかもしれない。

 

光代も冨士夫から岡山に空襲があったと聞いて正気に戻った!?

 

あぐりは畑を耕しながら、以前エイスケが教えてくれたあぐりにカルチャーを足すと農業、いつも大地を前に前に向かって耕すと前向きになっていた。

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先週あたりからあぐりはなぜ岡山に帰らないのか?とツイッターでつぶやく人が多かった。←なんだかんだツイッターの感想を見てる人(^-^;

実際に原作本を読まれた方がこうして簡潔に説明しているにもかかわらず、ずーっと岡山、岡山言ってる人がいる(今日も)。少し #あぐり タグを遡れば簡単に分かる事なのに他の人の感想は読まない主義? それともツイッターと言うのは誤情報も多いからドラマ内で説明されないと納得できない!? 正直、ここ数日あまりに岡山帰らないの?が多くてうんざりした。

 

私は、このツイートを読んで納得したのと、それ以前に岡山は列車で17時間もかかると言っていたし、小さな子供連れで移動も簡単ではないだろうと思っていたので、東京に近い山梨に疎開するという展開も、もっと言えば和子や理恵を親元から離して親戚でもない片瀬海岸(神奈川)に疎開させた展開も別に不思議と思わなかった。この辺りはもうリアルタイムで見てなかったけど、リアルタイムで見ていても特に何とも思わない展開だったろうと思う。

 

遠くの親戚より近くの他人の関係がもっと密だったんじゃないかなあ。とめさんはずーっとあぐり美容院で働いていた人だし。岡山に帰ったら東京には戻れないという気持ちもよーく分かります。