【山田太一劇場】
— 日本映画専門チャンネル (@nihoneiga) February 27, 2018
■本日よる8時50分~
「二人の世界」第13話~16話#竹脇無我 と #栗原小巻 が、支え合うカップルを好演!姉想いの弟役の #あおい輝彦 が唄う主題歌もヒットした作品です。お楽しみに! pic.twitter.com/YVAW1Wd0gi
1970/12/01~1971/05/25 TBS
あらすじ
運命的な出逢いを果たし結婚した夫婦の歩みを、丹念に描く人間ドラマ。木下惠介に師事した山田太一の処女作『3人家族』(68)でも共演した竹脇無我と栗原小巻が、支え合うカップルを好演し、姉想いの弟役のあおい輝彦が唄う主題歌もヒットした。著名な歌手のコンサート会場に入れなかった二郎(竹脇)と麗子(栗原)は、意気投合し深夜まで過ごすも別れ難く、急速に結婚を意識し始めた二人は、周囲の反対を押し切りゴールインするが、茨の道が待ち受ける。
やっと続きが見られる〜。
23話
スナックとは少ない資本で始められる商売。料理も学校に1ヶ月行って基本的なことを習うだけ。
沖田が考えて作ってくれたのはカレー。麗子は自分で作ったカレーを出すのが嫌になるほど美味しいカレーだった。ジャガイモを使ってないカレーだともったいつけて宣伝したらいいと沖田はアドバイス。そして、もう一つは100円で40円の儲けが出るハンバーガー弁当。ハンバーグサンドと言ってました。
午後6時、ライバル店が開店。スナック「うぐいす」の店主・本木は客あしらいもうまく話題も豊富。お茶屋のおかみ・トヨがビールを飲みに来た。息子がケチで安いウイスキーしか飲ませてくれないと愚痴った。ビールよりウイスキーの方が安い!?
翌朝、二郎と麗子は電柱に宣伝ビラを貼った。沖田のカレーは難しく麗子主導で仕込みをした。恒雄、孝子も手伝うために来た。そこに来店してきた本木親子が宣伝ビラを見てカレーを食べさせて欲しいと言ってきた。いよいよ新メニューを出したが、ハンバーガーにサラダがついたハンバーガー弁当は7セットしか売れず、いつも通りの客足で特に美味しいとも言われなかった。
昼過ぎ、客がいなくなった時にあれこれ話す。ハンバーガー弁当がおいしかったからと、事務員が社長命令で20セット買いに来た。この当時のハンバーガーはバンズにハンバーグを挟んだだけのシンプルなもの。
二郎は沖田にお礼を言い、お金を渡そうとしたが断られた。沖田は息子も娘も独立して独りアパート暮らし。子供達に頼ってもらえないのを寂しく思っていて、お金は貰わないけど、どんどん肩入れするよと言ってくれた。
しかし、ライバル店のスナック「うぐいす」は二郎たちの店より10円安いカレー(二郎の店は150円)とカツサンド弁当を売り出した。
24話
トヨは心配して二郎たちの店に来た。商店街のみんなでどっちが勝つか噂しあっている。本木は気さくでスナック「うぐいす」は若い男たちのたまり場のようになって行った。二郎は沖田に今後のことを相談した。麗子は本木と違って軽口が言えないと言うが、したくもないような店にして客に合わせるばかりじゃダメだとアドバイス。絶対上品な二郎夫婦の店がいい!
沖田はスナック「うぐいす」にカレーを食べに行こうと二郎たちを誘った。しかし、少し口をつけただけで沖田は急に用事を思いだしたと帰って行った。あとで電話してきた沖田はあんまり不味くて、あのまま店にいたらひどいことを口走りそうなので帰ったと言った。
その夜、本木が酔っ払って来店。ビールを注文して、営業中にカレーを食べにきたこと、自分のところのカレーが不味いと自覚があることなどを話し、二郎を殴って店を出て行った。
翌日、本木親子が来店して、父親が一方的にまくし立てる。謝るふりでただの脅迫! この父親は堅気の者じゃないのかな? いつも父親に伴われてくる本木もどうなんだ!?
いつも店がすく昼下がりの時間に学生たちが大挙して訪れた。昨日の夜、本木が二郎を殴った時に来店していた学生が仲間たちと来店してカレーを食べに来たせいだった。小野寺昭さんはもう出ないのかなー?
それから昼時が前よりずいぶん混むようになり、昼だけで5000円売り上げることもあった。カレーもハンバーガー弁当もよく出た。
関根が夕刊を持って来店。夕刊に二郎たちのスナック「トム」が小さな記事になっていた。
恒雄が悩みを持って来店したが、夜になっても大繁盛していた。
スナック「うぐいす」が評判いいからって合わせなくていいよー、夕刊の記事には二郎と麗子は清潔だと書かれたけど、その通り。恒雄の悩みとは!? 明日、最終回かー。もっと見ていたい。
そういえば、カレーを作り終えた沖田が厨房で喫煙、店内の客ももちろん喫煙、二郎も休憩中に店内で喫煙。非喫煙者のせいかカレーが不味くなりそうに見えるけど、当時はそれが当たり前。昭和のドラマを見ていて、喫煙だけは今の時代がありがたい。