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【ネタバレ】田舎刑事 第2話

以前録画してた渥美清さん主演「田舎刑事」の2話目をやっと見ました。最初の話が重かったので、なかなか次に進めませんでした。

 

しかし2話というのはCSで放送された順番で、どうやらこれは三部作の三作目で、79年放送「まぼろしの特攻隊」という作品でした。二作目は何かの都合でCSでも放送が無理な奴?

 

だけどこれだって特殊すぎてなんかもう…最初っからドン引きしっぱなし。内容的によく放送したなと思った。

 

あるところでセーラー服姿の女学生と思われる女性が殺されていた。近くに日の丸のハチマキ、唇に桜の花びらがついていたが、これといった証拠も見つからず事件は迷宮入り。

 

1年後、桜の花びらの鑑定結果がやっと出て、ちょっと特殊な桜で九州では4か所にしか咲かないという。殺された女性は制服を着ていたが、該当の高校も九州中探したのに見つからず、本物の女子高生ではないのではないかと思う。

 

その特殊な桜が咲くひとつは特攻隊の飛行場があった鹿児島の知覧であり、そこを舞台に特攻隊員の男性と女学生姿の女性がラブシーンを繰り広げる今でいうAVみたいなのが何年か毎に出てきて”マリアもの”として人気があった。何年か毎に撮影されるけど、いつもセリフも一緒、シチュエーションも同じ、役者が変わるだけ、そのフィルムを撮影した男は一度逮捕されていた。

 

男の話によれば、その女学生は本当にいて、明日飛び立つ特攻隊員のため、自らの体を差し出して慰めていたという。男は実際にそういう行為をしていた女性に会いに行く。女性は戦後ひとり女の子を産んだものの東京で”先生”と呼ばれるほど成功していた。しかし、女性に会いに行ったときにすげなくされたばかりか殺されそうになり、それをネタにゆすって金をもらってまた”マリアもの”の撮影に充てていた。

 

その男は偶然、マリアの娘に出会う。娘もまた結婚していないのに子供ができており、実家を追い出されるところだった。行動を共にし、マリアにも会わせる。今まで祖父に育てられて実家にいるというから若い女の子だと思ってたけど、79年当時昭和21年生まれということは30過ぎか…なんだかなぁ。しかし、その”マリアもの”を娘に見せて、母親がしてたことを教えるって鬼畜か! 

 

男はそういうフィルムを撮ってるということは仲間にも知られており、知覧で出会った昔の仲間にボコボコにされる。そのボコボコにした一人は飛行場で整備士をしており、特攻隊員に失礼だという思いであの行動に出たという。

 

周りから見たら同じシチュエーションでエロビデオ撮ってるやべーやつなんだけど、本人的にはこれはエロなんかじゃない!という思いが強いから娘にも見せたみたいだけど何から何までひたすらきもい。マリアに殺されそうになったというのも、死ぬと分かってるからあんな行為をしてたのに、男は特攻隊員の生き残りだと名乗ったから、死んでないから殺そうとしたという理屈でした。

 

しかしこの男がひでーのは実際は特攻隊員ではなく整備士で、特攻隊の服を着てマリアと行為をして、それが忘れられなかったから何度も何度も同じ内容のフィルムを撮って、今回も東京から女優と男優を連れてきて撮影してたんだけど、女優がここまでやるなんて思ってなかった!と怒り出したから殺し、男優は目撃者になったから殺して、機材を積んだ車ごと海に沈めた。

 

マリアの娘と一緒に死のうということになり、二人海に入るがすんでのところで刑事が駆けつけて、娘は助かったが、男はそのまま海へ。享年54歳…と刑事のナレーションが入ってびっくりしたよ!! 西村晃さんはもちろん知ってたけど、白髪頭だったので当然60過ぎくらいだと思ってました。

 

取り調べ中に刑事が女性は戦時中は特攻隊員と1日だけでもと結婚したり、戦後、戦死した夫の兄弟と再婚したり苦労してきた、みたいな話してるけど、マリアとその女性たちはぜんっぜん別物だと思いますけど?

 

マリアの娘も男と行動するうち、男がマリアと関係があったことを知ったから”お父さん”と呼び始めたり、最後まで見てしまったけど当時の女性はどう見たのかな。ちょっと信じられない。

 

あの時代の価値観? イヤイヤこれはいくら何でも特殊すぎると思う。