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【連続テレビ小説】澪つくし(112)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

律子(桜田淳子)が帰ってきた。夜中、工場で梅木(柴田恭兵)とかをる(沢口靖子)が麹室の改装について話していると、ハマ(根岸季衣)が、律子が帰ってきた、と呼びに来る。かをるが出て行くと、ハマは梅木に、最近冷たくなった、と愚痴をこぼすが、梅木は従業員同士の恋愛は禁じられているから、とつれない。梅木の様子を心配する番頭の小畑(高品格)は、引退するから後任の番頭を梅木に、と久兵衛津川雅彦)に申し出る。

 

しばらく東京に滞在していた律子が前ぶれもなく帰ってきた。昭和7年5月末である。

 

昨日の回だと、五・一五事件に遭遇して、割とすぐに帰ってきた風に見えたけど、小浜があんなに律子にすがったのは割とその後仲を深めてたいうこと!?

 

人力車から降りた律子を番頭と頭が迎える。頭に「小浜の事はしゃべってないでしょうね」と律子。頭は元いた従業員がこんな立派になったよーとペラペラしゃべる人じゃないんだね。

 

かをるは麹室の壁を取り払った方がいいと梅木に提案。「働く人を大切にしなければいいお醤油はできないと思うの」かをるはどんどんアイディアが浮かぶね~。

 

梅木は、千代が亡くなったときに門前払いしたことを謝ってきた。「なぜ私がああいう事をしたかお分かりですか? 私は冷静でいられなかったんです。かをるさんと惣吉さんがおそろいでお見えになった姿を見て…私は…」おぉーっと、告白か!?と思ったら、ハマがかをるに律子が帰ってきたことを知らせに来た。

 

二人きりでいたことを責められる梅木。偶然居合わせた小畑が醤油樽の陰からすべてを聞いていた。

 

「お互いに過ちを犯したんだ。勘弁してくれないか」うーん、酷い! ハマは梅木に抱きついて好きだと告白する。ハマは真鍋に結婚を申し込まれているらしい。厄介払いか。ハマは旦那様にぶちまけると切れてしまった。一人残された梅木に小畑が話しかける。

 

かをるはあやめを生けながら潮来の思い出に浸っていた。あれから1年になるのだが、かをるの胸によみがえるのは、こよなく楽しいいくつかの光景である。懐かしさはあったが不思議に悲しみはなかった。

 

その部屋に久兵衛と小畑が来て、小畑が番頭から身を引きたいと言い出した。「若い者が育ってまいりましたので、私のようなロートルは足手まといになるだけでございます」

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中国語の年寄り、老人という意味の”老頭児”に由来する言葉だけど、”ロートル”という発音で通じる言葉ではないらしい。

 

久兵衛はかをるも退室させ、二人きりで話した。丁稚奉公から45年「入兆」一筋だった小畑は久兵衛にとっては師匠で、商売のこと、釣り、女遊びも教えてもらった。紀之と梅木の関係にちょっと似てるかな。小畑さんも若い頃から遊びまくってたのか…(^-^; 

 

小畑は梅木を番頭に推薦。梅木が入兆を辞めたいと言い出しているので、いずれでは間に合わないと言ってきた。律子との話が壊れて梅木は生気を失っていて、律子と顔を合わせるのが屈辱、しかし梅木が好きなのはかをる…とハマのこと話さないのね。 

 

梅木とかをるはどうだとるいに相談。梅木は没落士族の身で天涯孤独。かをるの婿養子に迎えさせたい。しかし、るいは惣吉さんが亡くなって8か月だから、せめて一周忌が終わってからでないとと言う。その点、千代は偉かったな~などとるいの前で千代を誉めるものだから、るいは口をとんがらせてすねていた。かわいい。

 

ハマと梅木の事を知ったら久兵衛はどうなんだろうな? るいは反対するだろうけど、”過ち”で済ませて終わりか? これで小畑さん退場なら寂しいな。

 

いや~しかし、80年代くらいのドラマでも伴侶が亡くなった人は1、2年で周りが再婚へ促すよね~。

 

昭和4年10月31日 千代亡くなる

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昭和6年3月26日 久兵衛とるいの婚礼

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久兵衛とるいは1年半弱くらいで再婚か。かをるの気持ちはどうなんだろう?