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【連続テレビ小説】澪つくし(40)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

かをる(沢口靖子)は見合いの前、久しぶりに実家に帰って、るい(加賀まりこ)たちと団らんのひと時を過ごした。律子(桜田淳子)は、画家の沖田(福田豊土)のアトリエでモデルをしながら、芸術家たちの相手にうんざり。かをるの見合いは屋形船で行われ、久兵衛津川雅彦)は良縁だと大乗り気。当のかをるは、律子に言われた、「かをる自身が納得してお嫁に行くならそれでいい」という言葉が胸に突き刺さり、思い悩むのだった。

 

久々の実家。るいとツエ、清次も来ていた。千代がだいぶ回復している話。

るい「兄さんはどうかな?」

清次「ん? 俺はどこも悪くねえよ」

るい「懐具合の方、聞いてんですよ」

そういや借金してるのに、堂々と今までと変わりなく来てるな。

 

かをるの見合い先である佐原の「大茂」は一人っ子の総領息子。清次は相手方がかをるを妾の事知ってるのか心配するが、「大茂」の息子もまた芸者に産ませた子で奥様に子供がいない。

 

この話を知ると、惣吉とかをるの恋愛より、どちらも本妻の子でなく産まれた男女の方に興味が湧いてしまった。お互い似たような環境で生まれ育って案外話が合うんじゃないかな~なんて。

 

律子のお付きは今日は梅木じゃなく早苗。律子の取り巻きに河原畑と宍戸(バイオリニストだっけ?)。

 

河原畑「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」

dictionary.goo.ne.jp

お前みたいな小物に俺の考えが分かるはずがない、みたいな。

 

その頃、佐原の屋形船でかをるのお見合いが行われていた。見合い相手方の使者・小曽根が梅野泰靖さん! 梅野さんも今年お亡くなりになった。

私の好きな「ラジオの時間」という映画からまた一人。

おしん」竜三(並樹史朗さん)

澪つくし」小曽根(梅野泰靖さん)

「はね駒」源造(渡辺謙さん)/ナレーション(細川俊之さん)

 

お見合い相手の藤尾高義は「おしん」では田倉商店オープンのときの店員・征男(いさお)役だった家中宏さん。お見合いでは趣味の謡を披露するが、今では声優で活躍されてるからあんなにいい声なのか! かをるはひたすら緊張。

 

律子の取り巻きが律子とかをるは対照的だと次々に例える。

律子はゴッホで、かをるはセザンヌ

律子は油絵で、かをるは水彩画。

律子はワーグナーで、かをるはブラームス

律子は炎で、かをるは水。

しかし、律子はかをるは海底火山で海の底でひそかに爆発を繰り返してると返した。「澪つくし」の世界ではかをるは美しいけど地味なお嬢さんみたいな感じ? 

 

かをるは謡を披露している高義を見ながら結構冷静に「いささかひ弱な感じのこの青年がおそらく自分の夫になるであろう。感動もなければ嫌悪感もない」と結構辛辣な感想。ピンとこないということか。

 

律子みたいにお見合いを壊す気なんてさらさらなかったけど、夕食時の律子の言った「かをるさんが納得してお嫁に行くんだったら別に構わないんだけど」という言葉が鋭く刺した。

 

ここに来て、あんまり惣吉に興味がないかも…(^-^; どうなろうと別に…。