徒然好きなもの

ドラマの感想など

アナザーストーリーズ

昨年8月に「朝ドラ“おしん”誕生〜人生をかけた、女たち〜」を見たきり、この番組は見てませんでしたが、立て続けに興味のあるタイトルだったので見ました。

 

豊田商事事件〜時代が生んだ悲劇〜」

先週がこれ。↑

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こちらの映画の中にも豊田商事会長の刺殺事件を模したシーンが出てきます。当時、この事件はニュースで流れたし、衝撃映像みたいなのでもよく流れたので幼いながらも覚えています。

 

しかし、今回見て思ったのは、永野会長が思った人とは違ったことです。会長挨拶もどこかぎこちなくおとなしそうな人で、取材によれば複雑な家庭に育ち、刺殺されたときに育ててくれた叔父の家を訪ねると写真がないので新聞記事の写真が飾られていたとか子供の頃の話を聞こうにも先生も同級生も誰も覚えていなかったとか、とても孤独な人だったみたい。被害者の方々には全く関係のないことですが。

 

衝撃映像で時代が近いせいかセットでよく流れていた派手な格好をした1万円札をばらまく金融会社経営者とごっちゃにしてたということが分かりました。

 

その刺殺事件を見ていたマスコミの人のインタビューも見たけど、言い訳にしか聞こえず、思ったより面白くなかった。

 

被害者救済のために、豊田商事の社員の税金まで回収したというのがすごいなとは思いましたが。

 

で次週の予告で見た、「多摩川水害と“岸辺のアルバム”」が面白そうで録画しました。

山田太一さん脚本のドラマは去年からCSでいくつか見てきましたが、「岸辺のアルバム」は未視聴。CSのTBSチャンネルで最近放送されたそうですが、そのチャンネル入ってないんだよなぁ~。

 

1974年9月に起こった多摩川水害と、実際に家を流された人のインタビュー、ドラマ「岸辺のアルバム」の話、多摩川水害その後の顛末など。

 

岸辺のアルバム」についてはネタバレまでばっちり分かってしまったけど、それでも見たくなった。八千草薫さんは当時46歳、「岸辺のアルバム」新聞連載時の妻の年齢は39歳、ドラマでは42歳という設定だったそうだけど、それで大学生の娘と高校生の息子がいるなんて。

 

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そういえば、日曜劇場のこの話が「岸辺のアルバム」の元になったそうですが、こちらは中村玉緒さんと三浦友和さんという組み合わせで男性がかなり若い設定だったけど、映像を見る限り、八千草薫さんの不倫相手は同世代で電話がきっかけというのが同じなのかな。

 

多摩川沿いにやっと家を建てたのに2年で流されたり、新築途中の家を流されたり、インタビューを受けたのはその当時子供だった人たちで、前者はもう一度あの土地に家を建てたけど、後者は今は別のところに住んでる感じに見えたな。

 

70年代後半で今なら動画だろうけど、父親が流される家を写真で撮っていて、あれ見てあんなにあっさり流されるものなの?!と衝撃でした。

 

この番組の録画を見たのが放送日の数日後だったので、その後流れた番組が気になったけど、既に放送日過ぎてる!と思ったのですが、ありがたいことに再放送があるので予約しました。

昔TBSで関口宏さんが司会で、内藤剛志さんがストーリーテラーの「女神の天秤」という犯罪者の生い立ちや事件を掘り下げる番組があって割と好きだったんだけど、あれに近い感じかなー?

 

地上波でももっとこういうドキュメンタリー番組やってくれよと思う。あ、でもこの前の「奇跡体験!アンビリバボー」は感動しました。

最近はかわいい動物映像特集のときばかり録画してたけど、こういうのもいいな。

 

 

ついでに先々週の奇跡の実話も見ればよかったぁ。


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