【ネタバレ】日曜劇場 #23 秘密(脚本/山田太一)

1975年3月30日

 

あらすじ

団地に住む平凡な家庭の主婦・弘子(中村玉緒)に、男から一緒にお茶を飲もうとイタズラ電話がかかってきた。最近毎日のようにかかってくるイタズラ電話に腹を立てていた弘子は、黄色いマフラーに紺色のコートを着て待っているという電話主の正体を確かめようと、近くの公衆電話まで出かけて行く。弘子はそれとおぼしき若者(三浦友和)を見つけて声をかけると、まだあどけなさの残っている17.8歳の少年だった。名を佐竹といい、自動車整備工場で働く彼は先輩たちの真似をして、今日初めて弘子にイタズラ電話をかけたことを白状する。弘子は犯人を警察に突き出すつもりでいたが、純情そうな少年にイタズラをやめるよう諭して別れた。弘子の夫・秀俊(井川比佐志)に税務署に勤めるサラリーマン。家のことなど何ひとつせず、休日には朝早くから趣味の仏像写真を撮りに出かけてしまう。それは傍目から見て趣味を超えて異常な執着としか見えないほどだった。ひとり娘の園子(岡本茉莉)は大学受験で勉強に熱中し、3人が話し合うことなど無い家庭だった。ふたりとも弘子にとりあってくれない、そんな毎日が不満でイライラする弘子の脳裏に、ふと佐竹少年の姿が浮かんだ。「漁師をやっていた兄貴が病気で、田舎へ帰る」と言っていた佐竹少年。弘子は再び会うはずのなかった佐竹の勤務先を探し当て、次の日曜日にデートをしようと約束する……。

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弘子(中村玉緒さん)が外で雪かきをしている。スカートにブーツって寒いよ! オープニングの縦書きのテロップが懐かしい。

 

夫・秀俊(井川比佐志さん)は、仏像の写真撮影に夢中。娘の園子(岡本茉利さん=「はね駒」の鶴次先生の奥さん!)は受験勉強に夢中。地元の北海道ではなく京都の大学を目指している。

 

弘子の家に電話がかかってくる。若い男の声で「いつもひとりですね。会いませんか?」弘子は最近度々イタズラ電話がかかってきたこともあり怒って電話を切る。

 

しかし街へ出かけ、白いマフラーをしているという男を見かけ、声をかけた。18歳の青年(三浦友和さん)と喫茶店に連れ出した。暇を持て余してそうな主婦に電話をかければ、ひとりくらいは引っかかって来るだろうと仲間内で話していたという。

 

青年の近所にこんなきれいな人がいたぞ、と仲間に言われ、家の表札から名前を調べて電話をかけてきていた。

 

三浦友和さん。めちゃくちゃカッコいい! 上の息子さんに似てるような。

 

弘子は青年に説教して、手の甲を思いっきりつねって別れた。そういえば手をつねるって最近見ないね。

 

押入れに作った現像室に閉じこもった夫に話を聞いてもらおうとするが、税理士として日々働いて写真が唯一の趣味なのに邪魔すんな!と怒鳴られた。弘子も微妙にイラッとする感じを醸し出してるんだよなぁ。

 

青年との別れ際の会話を思い出す。佐竹と名乗る青年は実家が留萌で漁師をしており、兄が肝臓を悪くしたため、自動車修理工場を辞め、実家に帰ることになったと言っていた。

 

夫と娘に相手にされない寂しさに札幌市内の自動車修理工場に片っ端から電話をかけ、佐竹を探し出し、日曜日に会う約束をした。

 

地下鉄入口で待ち合わせてラーメン食べて、公園?で子供達に混じってそり遊び。美男美女だなぁ。町外れを歩く2人。つまらなそうだと佐竹に指摘され、「つまらなくないわ」と雪投げして遊ぶ。

 

すっかり暗くなって、帰宅した夫は誰もいないことにいらだつ。

 

地下鉄の入口で別れようとした2人だが、弘子が人気のないところまで引っ張って、「こうしてあげたかったの」と抱きついてキスをした。弘子はそのまま帰って行った。

 

「飯まだか?」と言われ、セロリをつまみにしている夫を背に夕食を作っている妻だった(終)

 

おぉ〜、余韻の残る終わり方。あれ以上どうにもならなくてよかった。娘と同じ歳の青年と思うとちょっと気持ち悪いかな。でも三浦友和さんはめちゃくちゃカッコいいです。