公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
りん(斉藤由貴)たち東北女学校の救援隊は、大津波の被害を受けた海岸地帯の惨状を見て、ぼう然と立ち尽くしていた。高台の小学校に作られた臨時の救護所には多数の被災者が避難していた。そこでりんは、献身的に働く小野寺源造(渡辺謙)を見つける。再会を喜ぶ暇もなく、けが人の手当に追われる2人だったが…。
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う…辛いですね。セット丸わかりだけど、しかしそれにしたって今はああやって大掛かりなセットを作ることもないだろうな。
りんは小さな女の子を見つけ、その子も連れて高台の小学校に行く。源造は忙しくけが人の手当てをしていた。頼もしいな。
梅沢先生はおにぎりを握りながら、なるべく大きさに差が出ないように女生徒たちに指導していた。家や家族を失って悲しんでる人におにぎりの悲しみまで与えてはいけません、と梅沢先生がコミカルに言っていたから、くすっと笑えるシーンだけど深いなぁ~とも思う。おにぎりには人格が出ますよ。
臨時の救護所になっていた小学校にはたくさんのけが人がいるのに、看護婦さんが一人だけ。りんや節子も救護を手伝うが、消毒液が足りなくなったり、寝ないで看護していた看護婦さんがふらつくなどいっぱいいっぱいの状況。
そんな時、節子の夫の篠原大尉が到着した。うーん、庄治あんちゃんかっこいいぞ!! 妻にも優しいし、周りの人間にも優しい。
りんは源造に「仏様を運ぶのを手伝って欲しい」といわれる。すみません、一瞬これ仏像のことだと思ってました! りんもふらふらになりながらなんとか手伝った。
その夜、りんが見つけた女の子が見回りのときにいなくなっていたのに気づいて浜まで探しに行こうとすると、女一人じゃ危ないと源造が探しに行った(これ今も昔もそうなんだね)。ついて行ったりんも一緒に探す。名前を聞いても言わなくて名前を知らないので、でかい声で「おりんちゃーん」と探し始める源造。どんだけ好きなんだ! こういう話のときにあれだけど、やっぱり二人並ぶとお似合いだなと思ったりして…。
女の子が見つかって火に当たっていると、歌声が聞こえてきた。歌声の主は鶴次先生だった。ふらふらで倒れ込む鶴次先生の周りに家族はいない…。あんなに幸福そうだった鶴次先生が…と思うと、ドラマなのに悲しい。