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【ネタバレ】ちょっといい姉妹 #22

TBS 1982年4月8日

 

あらすじ

京(かなどめ)歯科に十河(山本亘)が20日も現れない。植木鉢も元気がないし、桃(倉田まり子)が会社に電話してみることになった。十河の母の芳野(風見章子)が入院中だと分かって、一正(松田洋治)が悠子(大空眞弓)の手作りケーキを持ってお見舞いに行った。十河はもちろん、芳野が大層歓迎してくれた。 翌朝は、一正の中学の入学式だった。三子(京塚昌子)と華子(山岡久乃)は、国旗を掲げて祝入学の気分を盛り上げて、一正を送り出した。だというのに、悠子は部屋にこもって一通の手紙を前に考え事をしていた。

パリから舟山が帰国していて、1日 一正に会いたいと言ってきているのだ。三子の勧めで、悠子はホテルのロビーに会いに行った。舟山は一正宛てに200万円の小切手を用意していた。 また十河が訪れ、重ねて悠子に求婚した。芳野からの強い希望も求婚の理由になっていた。 その夜、京家では一正の入学祝が持たれ、孝司(山村聰)が笹ずしをどっさり届けてくれた。やがて一正は寝て、三子は悠子から舟山との再会の様子を聞いた。

小切手は一正が成人するまで貯金しておき、本人の意志に任せては、というのが華子と三子の意見だった。 そして悠子は、十河の求婚の件を華子と三子に、真剣に相談してみるのだった…。

ちょっといいもの

ちょっといいもの

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2024.6.20 BS11録画。

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作・田井洋子

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京(かなどめ)三子:京塚昌子…京家の三女。歯科医。45歳。

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京華子:山岡久乃…京家の二女。歯科医。47歳。

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京悠子:大空眞弓…京家の四女。離婚してパリから帰国。33→34歳。

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津村順司:川崎麻世…津村孝司の息子。20歳。

細川桃:倉田まり子…技工士学校に通う受付。19歳。

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古谷健:河合宏…歯科技工士。21歳。

舟山一正:松田洋治…悠子の息子。中学1年生。

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十河志郎:山本亘…植木リース屋。32歳。

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川北修三:小倉一郎…「ふれあい」店長。25歳。

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川北有紀:東てる美…修三の妻。22歳。

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村瀬雅夫高岡健二…非常勤の歯科医。27歳。

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清田好子:丘祐子…歯科衛生士。22歳。

看護婦:大和撫子

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患者:森康子

エンゼルプロ

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舟山透:伊藤孝雄

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十河芳野:風見章子

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津村孝司:山村聰…京家の長女・史子(故人)の夫。53→54歳。

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プロデューサー:石井ふく子

 

京(かなどめ)歯科医院

好子と古谷が植木鉢を外へ出していると、有紀から店で具合の悪くなったお客様がいるから店を見ていて欲しいと頼まれた。

 

十河が20日も顔を見せず、植木に元気がない。華子が桃に十河の会社へ問い合わせるように言うと、十河は母の看病でずっと休んでいると言う。

 

かみ合わせが悪い女性患者がこれからは太れますよと華子に言われて笑顔になる様子をチラ見している三子。そんなシーン作るな。

 

古谷が好子の様子を見に「ふれあい」に行くと一正が外に出した植木を見ていた。古谷から十河の母が入院していると聞き、心配になった一正は古谷から病院を聞きだし、お見舞いに行きたいと悠子に言う。そうか、一正は十河の家に泊まりに行ったことがあるから知ってるのか。

 

病室

十河の母は「おやじ太鼓」の愛子さん!

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「道」にも出てたから、石井ふく子プロデュース作品にも度々出てたんだろうな。

 

一正はお見舞いに悠子作のケーキを持参し、十河の母・芳野をおばあちゃんみたいだと言って、喜ばせた。一正は芳野のために京歯科医院の待合室のファッション誌を根こそぎ持って行った。芳野は一正をとてもかわいがっている。

 

仕事帰りの桃、好子、古谷、村瀬が、「ふれあい」の修三、有紀と顔を合わせた。店で具合の悪くなった女性は悪阻だったと言う。悪阻と聞いて気まずい雰囲気になる桃たち。店の中で吐きまくってエプロン2枚を汚したが、会計前で名前も聞いてなかったため、請求できず。

 

ダイニング

華子と三子は十河になついている一正のことを話す。

 

楽楽(ささ)

十河が一正を送りに来た。芳野は夫との関係が悪く、家出したり、不安定で目が離せないため入院させている。芳野は一正を気に入っていての再婚希望なのね。悠子は一度も芳野に会ったことがないので戸惑う。

 

翌日は一正の中学の入学式。真新しい学生服姿で仏壇に手を合わせる。今日は我が家の祝日だと玄関先に国旗を出す三子。華子と三子は万歳をして一正を送り出す。

 

悠子は一正の見送りにも出ず、落ち着かない。三子が話しを聞くと、元夫の舟山が日本に来ていて一正に会いたがっている。そう言えばキャストクレジットは舟山一正のままだね。

 

病室

芳野はベッドから起き上がり、ファッション誌を読んでいた。看護婦の大和撫子さんは「兄弟」で京子や智恵子と同じ村出身の美佐子! 茶髪でショートカットの女の子。

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十河は会社に言われて出社した。京歯科医院にも来たが、相変わらず桃たちには無口。楽楽(ささ)にも顔を出したが、三子が店番をしていたので一正の入学祝のサクラソウの植木鉢を置いてさっさと店を出てしまった。

ホテルのロビーで再会した悠子と舟山

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赤い疑惑」にも出ていたみたいだけど、どの人かな? 刑事?

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↑名前ちゃんと書いてなかったけど、「署名のない風景画」の徳三だ!

 

舟山は一正宛てに200万円の小切手を用意していたが、悠子は愛は金で買えないと受け取ろうとしなかった。権利なんだからもらったっていいじゃんねえ?と思ってしまうのは独身だからだろうか?? 今晩パリへ戻ると言う舟山。「赤い疑惑」でも散々出てきたがパリって憧れの街だったんだね~。

 

華子と三子は一正のためにごちそうを用意していた。孝司と順司も招待され、孝司は笹ずしを用意していた。こういうのかな。

孝司のありがた~い説教。

 

あっという間に食事は終わり、孝司と順司を悠子が送り出した。順司が母を亡くしたのが中学2年で友達が支えてくれたと話す。悠子は孝司にお礼を言う。

 

悠子は三子に舟山に会ったことを話した。冷たく頭が切れる舟山が好きだったが、今は自分が変わってしまった。

 

悠子は200万の小切手を受け取り、どうしたらいいか華子や三子に相談。華子は羽振りのいい商社マンなんだから受け取ればいいと言い、三子は一正の名義で貯金をしといて、成人したら話せばいいと言う。

 

華子と三子も眠くなっていたが、悠子は芳野が一正を気に入り、家に来るように言っていることを相談した。(つづく)

 

また、芳野さんは出てくるかな? 「道」のときの大学生や女子高生の母役はさすがに年取りすぎてない?って思ったけど、十河は32歳だから、まあ、ね。でも十河も芳野も一正だけ気に入ってんじゃない!?