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【ネタバレ】ちょっといい姉妹 #24

TBS 1982年4月22日

 

あらすじ

悠子(大空眞弓)は初めて注文でケーキを焼くことになった。若い客からの注文でウェディングケーキだった。皆見(倉石功)に話すと、大層喜んでくれて、皆見の作品の写真を何点か持参してデザインの相談に乗ってくれることになった。 やがてスケッチ3枚もできて、客はその一つを選んだ。居合わせた桃(倉田まり子)も好子(丘祐子)も、思わずウェディングケーキにナイフを入れる日を夢見るほど、いいデザインだった。

悠子は最初の一晩は、枠組みで固めた土台作りにかかった。華子(山岡久乃)に三子(京塚昌子)は何か力を貸したくてうずうずしたが、夢のようなウェディングケーキの作成に懸ける悠子の気持ちを見守るしかなかった。大山(堤大二郎)が憂鬱そうに有紀(東てる美)と修三(小倉一郎)の店の前を通り掛かったかと思うと、数分後には血を流しながら、順司(川崎麻世)と古谷(河合宏)に伴われて京(かなどめ)歯科に入っていった。ヤクザ学生に絡まれたのを順司たちが助けたのだ。

その夜、悠子は大山の母・光子(近松麗江)の来襲を受けた。息子をケーキ職人に誘惑したと憤る光子は、なんと悠子のウェディングケーキを潰してしまった…。

ちょっといいもの

ちょっといいもの

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2024.6.27 BS11録画。

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作・北原優

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京(かなどめ)三子:京塚昌子…京家の三女。歯科医。45歳。

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京悠子:大空眞弓…京家の四女。離婚してパリから帰国。33→34歳。

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津村順司:川崎麻世…津村孝司の息子。20歳。

細川桃:倉田まり子…技工士学校に通う受付。19歳。

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古谷健:河合宏…歯科技工士。21歳。

大山広樹:堤大二郎…患者。

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清田好子:丘祐子…歯科衛生士。22歳。

舟山一正:松田洋治…悠子の息子。小学6年生。

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十河志郎:山本亘…植木リース屋。32歳。

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川北修三:小倉一郎…「ふれあい」店長。25歳。

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川北有紀:東てる美…修三の妻。22歳。

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皆見武光:倉石功…悠子の知り合い。30歳。

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学生:那須政志

   宮寺和彦

娘:鈴木美江

患者:永田エミ

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大山光子:近松麗江

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京華子:山岡久乃…京家の二女。歯科医。47歳。

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プロデューサー:石井ふく子

 

朝のご飯当番は華子。一正は学校へ。華子と三子は京歯科医院に出勤。悠子も川北夫婦もそれぞれの店を開店作業している。

 

そんな中、悠子にウェディングケーキを依頼する女性が現れた。両親は亡く、結婚式は友達を呼んで区民会館でする予定だが、ウェディングケーキだけはいいものにしたい。この娘さん、「本日も晴天なり」の未婚の母・圭子で、ほぼ同時期のドラマだね。

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おしん」の孫でもある。

 

悠子は皆見に相談し、レストランで食事。一正を気にする華子と三子だが、ママのデートなんていちいち気にしないと言う一正。仕事の話なのにデート!? 

 

楽楽

皆見とウェディングケーキの相談をしている悠子。十河も植木を運んで来て、皆見の席の向かいに座ってパフェを注文した。

 

大山が落ち込んだ様子で店に来てコーヒーを注文。店を出ても元気がなく、川北夫婦にノイローゼ!?と噂される。

 

夜道で不良に絡まれた大山をたまたま通りかかった河合と順司が助けた。大山が家に帰れないと言うので、京歯科医院に連れてきた順司たち。川北夫婦が見かけて悠子に知らせたほうがいいという話になるが、悠子は皆見と相談中。それを見てるのが修三。

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「幸福相談」の新田兄弟。

 

結局、修三に大山のことを聞かされた悠子は京歯科医院に駆けつけ、大山の顔を見て驚く。逃げ出そうとした大山を皆見や修三が止めた。

 

楽楽店内で話し合い。川北夫婦は大学出、皆見は高校生から父の店でアルバイトしていて大学には行ってない。皆見の話を聞いて、大山は菓子職人になりたいと言う。

 

はあ〜、道夫も研二も「幸福相談」から約10年後なのに変わらないなあ〜。

 

華子と三子は厨房から覗き見。相談されなかったら寂しいなあと言い合う。

 

依頼主にデザイン画を見せる悠子。依頼主がデザインを決め、昼休みで華子、桃、好子もいて「私も早く結婚したい」と言い合う。

 

悠子は早速土台作りから始める。三子は悠子のためにお夜食を作っていた。華子は三子自身が食べるものを作ってると勘違いし、これ以上太ったらどうするの?と注意する。悠子へのお夜食と分かった華子は対抗するように一正の世話を焼く。

 

翌朝、華子と三子が様子を見にいって、ちょっと触る。こら! 悠子は昨晩は1時半まで作業していたが今日も時間をたくさん取って作業すると聞き、何か手伝いたいと思う華子たち。しかし、何もできずに治療中に患者に下の店でウェディングケーキを作っていると宣伝した。

 

夜、悠子が気になり落ち着かない華子と三子と一正。

 

楽楽

光子が大山のことで怒鳴り込んで来た。私があの子のことを一番分かっている、自分と同じ考えと言う。悠子は子供とは全然違う考えを持っていると諭しても、光子はお説教されているような気になり、安くこき使おうとしてるんでしょ?と詰め寄る。皆見が来ると、さらにヒートアップする。

 

厨房にこっそり華子と三子が来て、ウェディングケーキを見ていると、言い争っている声が聞こえた。

 

皆見は光子に真摯に語りかけるが納得しない。

 

華子と三子は危なっかしい手つきでウェディングケーキを運んで来て、光子にウェディングケーキをこうして作ってる人がいると語るが、サラリーマンで一生安泰にさせたいと夢を語る光子は華子や三子に子供もいないくせに!と罵る。あ〜あ。こういうこと言っちゃう人ね。

 

いつの間にか大山もいる。光子は泣き崩れ、手が触れてウェディングケーキを落とした。おい!(怒)

 

イヤな展開だね〜。どうしよう、どうしようとまたまた泣いてるババ…光子。

 

衝動的に店を飛び出した大山を追いかけた皆見。

 

壊れたウェディングケーキを見つめる悠子。(つづく)

 

何なの!? 光子ももちろん酷いが、華子と三子も余計なことするなよと思ってしまう。ドラマだから、どうせうまくいくだろうけど、やだなあ。