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【ネタバレ】ちょっといい姉妹 #20

TBS 1982年3月25日

 

あらすじ

今日は悠子(大空眞弓)の亡き母の七回忌。思いがけず、三子(京塚昌子)は墓前で前夫の金森(山内明)と10年ぶりの再会をした。二度と会うまいと決心したのだからと金森を避けようとする三子。華子(山岡久乃)は辛かった10年だからこそ自分を見つめるためにもぶつかってみたら、と金森を家へ招いた。 金森には7歳になる男の子がいるという。その話に三子の心はなぜか揺れる。

大山君(堤大二郎)が悠子の店にパフェのやけ食いにやって来た。大学受験に失敗して、失望の強い母・光子(近松麗江)を思うと、気の重い大山だ。悠子は、その大山と順司(川崎麻世)と桃(倉田まり子)と古谷(河合宏)の若者たちを夕食に招いた。七回忌の夕暮れはにぎやかに過ぎていった。 そんな悠子は、大山に店のアルバイトをしてはと誘い、大山は生き生きと働き始めた。ところが光子の知るところとなり、怒鳴り込んできた。悠子がいくら大山の気持ちを話しても、通じる光子ではなかった。

三子は光子の心情を察し、話し合ってみることにした。大学受験かケーキ職人の道か、大山の一生を決めることだけに、三子と光子は十分話し合った。そのあと、華子と悠子は、大山自身を伴って光子の家に赴くのだった…。

ちょっといいもの

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2024.6.13 BS11録画。

peachredrum.hateblo.jp

作・北原優

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京(かなどめ)三子:京塚昌子…京家の三女。歯科医。45歳。

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京悠子:大空眞弓…京家の四女。離婚してパリから帰国。33→34歳。

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津村順司:川崎麻世…津村孝司の息子。20歳。

細川桃:倉田まり子…技工士学校に通う受付。19歳。

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古谷健:河合宏…歯科技工士。21歳。

清田好子:丘祐子…歯科衛生士。22歳。

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大山広樹:堤大二郎…患者。

舟山一正:松田洋治…悠子の息子。小学6年生。

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十河志郎:山本亘…植木リース屋。32歳。

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川北修三:小倉一郎…「ふれあい」店長。25歳。

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川北有紀:東てる美…修三の妻。22歳。

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客:染谷朝子

  麻茶れい

小学生:藤田たけし

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大山光子:近松麗江…大山の母。

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金森:山内明…三子の元夫。

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京華子:山岡久乃…京家の二女。歯科医。47歳。

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プロデューサー:石井ふく子

 

金森に会うように三子を説得する華子。とうに過ぎ去ったことだから、三子自身に向き合うように言い、三子は金森に会うことを決意する。

 

京家

金森と向き合う三子。他人行儀な会話。三子と別れた時に不倫していた女性とはすぐ別れて、名古屋で知り合った女性と再婚。7歳の息子がいると言う。え〜!?

 

話し合いを終え、三子は金森を送り出してスッキリ!?

 

楽楽

順司と桃が店番をしていて古谷もカウンターにいた。悠子が店に戻ると、大山が受験全落ちしてやけパフェを食べに来た。悠子はパフェより夕食はどうかと誘う。

 

京家

夕食シーンはなく、若者たちが後片付けを手伝う。

 

茶の間に集まった悠子は華子や三子に大山にバイトをさせたいと言う。3時間くらいなら受験勉強にも障らないだろうと早速パフェ修行。

 

十河が来店し、悠子が以前話したことを覚えていて、悠子の母に花を供えにきた。茶の間に通された十河に村瀬と好子のことを話す悠子。村瀬を何て節操のないと憤慨する十河。

 

華子とお茶するのを避けて、楽楽に行った三子だが、若者同士で盛り上がっていたので声もかけずに家に戻り、家でも悠子と十河の盛り上がってる話し声が聞こえ、一正の部屋に寄って廊下へ。

 

ふれあい

開店準備をしていた修三と有紀に今日からバイトすることになったと挨拶をする大山。

 

楽楽

大山にパフェ作りや店番をさせ、悠子はケーキ作りを始めた。ケーキの注文も早速入った。突然、大山の母・光子が訪ねてきた。おじさんみたいなジャンパーとピンクの帽子。

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近松麗江さんは「思い橋」では北さんのアパートの大家さん。

 

悠子は茶の間に光子と大山を連れて話し合いをさせた。父親が3年前に蒸発し、タクシードライバーになった光子は40過ぎて急に世間に出されて、みんなが学歴というのがしみじみ分かって、どうしても大山を大学に入れたいと思い、裏切られた気分になっていた。話し合いは決裂して、出て行こうとした大山を悠子が止めた。

 

京家で夕食をとった大山は一正の部屋に招かれた。女の人って理屈全然通じない時があると話す一正。女の人とは限らないでしょ。

 

タクシードライバーとして働く光子の描写。本当に運転してるぅ〜!

 

大山家の前で光子を待っていた三子は大山が京家にいることを話すが、光子は同情はいらないと三子に逆ギレ。三子は逆ギレされたのに、ニコニコしたまま10年前に別れた夫のことや、再婚して子供がいたことを話す。光子も専業主婦していた頃の話や夫が帰ってくるのではないかと思っていたことなど言い、共感し合う。

 

今まで人に言えなかったことを話し合えて、光子は三子にお礼を言う。華子と悠子が大山を連れてきた。大山親子は家に入って行き、三子は金森のことは、もう大丈夫だと華子たちに言い、帰って行った。(つづく)

 

正直、退屈に感じる回もあった中、金森や大山の母が出てきて面白かったなあ。