徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】思い橋 #25

TBS 1973年9月18日

 

あらすじ

桂(松坂慶子)は、多美(上村香子)と北(藤岡弘)の仲を取り持とうと、ふたりを秩父川瀬祭りに呼び出す。多美の本当の気持ちを知った北は、改めて多美にプロポーズする。しかし多美の態度は冷たかった。

夢は流れて

夢は流れて

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2024.3.14 BS松竹東急録画。

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二上彩子(ふたがみ・さいこ):淡島千景…「二上」の女将。

*

北晴彦:藤岡弘…トラベルチェーン開発課の社員。

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二上桂(かつら):松坂慶子二上家の次女。字幕緑。

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中西良男:仲雅美…鶴吉の息子。

*

二上多美:上村香子…二上家の長女。字幕黄色。

大須賀伸(しん):荒谷公之…織庄の一人息子。

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山下幸子:望月真理子…自殺未遂後、「二上」で働きだす。

女性:秋好光果…織庄の女中頭?

静子:相生千恵子…仲居。

*

大須賀:野々村潔…織庄の社長。

*

西鶴吉:花沢徳衛…「二上」の板前。

 

リアルタイムだと9月なのに、7月20日秩父川瀬祭のはなし。

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多美が北と課長の話を立ち聞きしたのが16話で放送は1973年7月17日。ここから日付がそれほど経ってないっていう設定なのかな~? 4月からドラマが始まって半年たってるけど、ドラマ内時間は1クール分くらいしかたってない設定なのかな。

 

二上のロビーでウロウロしていた桂は、せせらぎの間へ。北は上半身裸で寝っ転がっていた。

 

桂「北さん、何してんの? グズグズしてると、お祭り終わっちゃうわよ」

北「そう」体を起こす。

桂「そう、じゃないわよ。あとの祭りっていうでしょ? お祭り済んでからじゃどうしようもないわよ」

北「何が?」

桂「何がって…お祭りに招待したんでしょ」

北「あっ、そうか。しかし、織庄の社長にも会わなきゃならんしな」

桂「そんなのあとでいいの、いいの」

北「いや、そうはいかないよ。織庄の社長の予定を聞いておかないと。俺も今度だけはゆっくりできんしな」

桂「どうしてゆっくりできないの?」壁にかけていた北の薄ピンクのポロシャツを北の頭にかぶせる。「ゆっくりしていきなさいよ。どうせ会社辞めるんでしょ?」

 

北「俺が?」ポロシャツを着る。

桂「そう」

北「会社辞めてどうするんだ?」

桂「決まってんじゃない。うちの社長になるの。二上の社長で私のお義兄(にい)さんになるの」

北「話はまだそこまでいってないよ」

桂「いってなきゃいかせるの。何がなんでもいかせるのよ。ああ~、とにかく、お祭り、早く。招待されたんだから、それぐらい招待者への礼儀でしょ!」北の腕を引っ張るが、そのまま部屋を出ていった。

 

残された北はため息をつき、やれやれという感じに首を振る。

 

ロビーに戻った桂は「北さんお出かけよ!」と呼びかける。「はあ…ロマンチックな靴じゃないな」と北のはいてきた靴を玄関に置く。

 

彩子がロビーに出てくると、「なんて腰の重い人なんでしょ。教育し直さなきゃね」と言う桂。

彩子「何を言ってんの? 桂ちゃん」

 

北がようやく玄関に出てきた。

彩子「あっ、お出かけですか?」

北「ええ、半ば強制的にね」

 

彩子は北のことを誤解していたと頭を下げた。桂は北を急かして出かけさせようとするが祭の案内役というわけではない。

 

桂「私はまだ謹慎の身よ。とても秩父の町、歩けないわ」

彩子「人の目を気にするような桂ちゃんじゃないでしょ。今日はお祭りだから私が特別許してあげる」

桂「ダメよ、お母さん。お祭りの真ん中でまた伸ちゃんと抱き合っちゃうわよ」

彩子「まあ…」

桂「フフッ、ほら、お母さんだってそんなこと言われたら困るでしょ。よっちゃんに案内してもらいましょ」と走っていく。

 

玄関に立っていた北はタバコを吸い始める。ホント、この時代、ちょっと時間空くとタバコ吸うよね~。

彩子「なんですか、もう…ホントに相すいません」

 

厨房

良男を捜しに来た桂。くわえたばこで新聞を読んでいる鶴吉も知らない。

桂「まったく捜して、すぐにいたためしがないんだから」

鶴吉「ハハハッ、俺と同じこと言ってやがらあ」

 

良男は二十二番入り口の地蔵尊の辺りを薄いグレーのスーツ姿で歩いていた。首には大きな蝶ネクタイ? 通りかかった浴衣姿の女性たちに「格好いい!」と言われ、ヘヘッと照れ笑い。

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前も幸子と良男が歩いていたから二上のモデルになった美やまに近いのかと思ったら別に近くはなかった。

 

町はみこしが練り歩き、屋台囃子が響く。

 

多美と幸子が歩いていると、良男が歩いてきた。同じ家にいるのに良男はどっから来た? ずーっと鶴吉親子は二上に住み込みだと思ってたけど、違った?

 

良男「遅かったじゃないか」

多美「あら、そういうことだったの」

良男「さっちゃん、川瀬祭初めてだろ? 案内してやろうと思ってさ。行列もうすぐ着くころだな。あっ、あっちのほうがね、涼しくてよく見えるよ」

多美「さっちゃん、どうぞいらっしゃい」

幸子「でも…」

多美「いいの、いいの。あなた方、もうフィアンセなんだもん。堂々と腕を組んで歩かなきゃ。さあ」良男の隣に幸子を押し出す。

 

良男「そうだよな? こうでなくちゃ。学生時代の仲間に見せつけてやろうと思って、めかし込んできたんだ。だって、さっちゃんほどの美人とアベックのヤツって、ちょっといないもんな」

多美「よっちゃん、あんまり見せびらかすんじゃないわよ」

良男「さあ、行こうか。多美さんも」

多美「やあよ、私は」

良男「(多美の言葉を食い気味に)あっ、そう、じゃあね」

幸子「ああ、悪いわ」

良男「いいから、いいから。フフッ」石造りの橋を歩いていく。

 

多美はその場にとどまった。

 

桂は電話番に残ると言う。電話番なら鶴さんに任せておけばいいと彩子に言われると、厨房へ。

 

桂「お祭り行ってらっしゃいよ」

鶴吉「俺はこっから遥拝しとくよ」

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桂「不精ね。そんなことじゃ、ご利益ないわよ。お母さんとアベックで行ってらっしゃいよ」

彩子も厨房に来て鶴吉に笑顔を見せる。

鶴吉「まあ、アベックも悪かねえな。行ってやるか」

彩子「何よ。無理してくれなくてもいいのよ」

 

鶴吉も出かける気になったが、別に支度はないと言い、彩子に「イヤよ。そんなのと一緒に歩くの」と手厳しい。桂も「ちゃんと髪もとかしてワイシャツ着て」と言われ、着替えに行く鶴吉。

 

桂「あの親子って、まったく女性のデリカシーを解さないんだから」

彩子と笑い合うが、ふと考え込むような表情になり、「姉ちゃんや北さんに会っても声なんかかけたりしないでね」と彩子にお願いする。

 

彩子「北さんと多美さん、どっかで会うの?」

桂「そう、会うの。偶然に。あの2人、偶然に会わなきゃダメなのよ。偶然にでも会わなきゃ、すぐつむじ曲げちゃうんだから」

彩子「その偶然、桂ちゃんが作った偶然ね」

桂「フフフッ。うまくいけばいいんだけど。普通の人だったら誰だって屋台囃子聴きゃ胸が躍るんだけどな。あの2人は特別だからなあ」

彩子「世話の焼ける人たちよ」

 

鶴吉がスーツ姿で登場。唾で頭を撫でつける。「ちょっと分けてみたんだがな。これでいいかい?」

彩子「まあこれが限界っていうとこでしょうね」

鶴吉「チェッ」両手をあげる。良男も時々やるけど、ジェスチャーアメリカン。

 

彩子と鶴吉が出かけていき、笑顔だった桂も少し表情が陰る。仏壇の前に行き、「お父さん、いいことするって寂しいもんね」と鈴を鳴らす。

 

”夏祭”と書かれた巨大うちわ。みこしを担ぐ男たちの「わっしょい! わっしょい!」という掛け声。屋台囃子。

 

人混みをかき分けて歩いていた北は日傘をさして見物している多美を発見。人をかき分け、多美の隣へ移動。

 

多美「あら」

北「やあ、多美さんでしたか」

多美、うつむく。

北「行列、遅いですね」

多美「もう着くんじゃないかしら」日傘をたたむ。

北「あれ? さっちゃんは一緒じゃなかったんですか?」

多美「あの辺にいると思うけど」

北「ここが一番よく見える所なんですってね」

多美「桂がそう言ったんですか?」

北「違うんですか?」

多美「子供のころからなんとなくここで見ることに決まってたの。父に連れられてきたころから」

北「お父さんに? お父さんってどんな人だったんですか?」

多美「さあ? なんて言ったらいいのかしら。普通の人だったと思うけど、いい父でしたわ」

 

北「多美さん、あとで相談があるんだが」

多美「私も。あっ、おみこしが!」

 

おみこしは川を渡っていく。

 

白いつばの大きい帽子、サングラス姿の桂が人混みをかき分け、双眼鏡を手にする。このシーンで流れたサザエさんっぽい音楽、他の木下恵介アワーで聞いたことある気がする。橋の上でおみこしを並んで見ている北と多美を見つけ、笑顔になる桂。

 

結構深い川を進むおみこし。

 

別?の橋の上から良男、幸子も見ている。

 

人に押されまくって危ないよと言いつつ、多美の肩を抱く北。それを見て笑っている桂。「お…押すなってば、押すなよ」と多美を両手で抱え込むようにしている北。

 

桂「押せ~! 押せ! もっと押せ~!」

 

北「おい、やめろ…お…おい、押すなよ、ああ~!」

そんなにギューギュー押されることある? ちょっと危ないよ。

 

桂「そうだ、その調子。もっと押せ~! もっと押せ~!」

 

桂は多美が好きな北が好きで、仮に自分に振り向いたら興味ない感じなのかな~?

 

おみこしは半分沈みかけたようにも見えるけど、こういう祭? 

 

それにしてもこれ、1973年7月20の秩父川瀬祭を撮影したのか、別の日にドラマ用に再現したのか? それとも見物している役者たちとエキストラが別撮り?

 

屋台が並ぶ通りの奥は秩父神社? 

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彩子と鶴吉がお参りしている。熱心に何度も手を合わせる彩子に合わせる鶴吉。「彩さん、何お願いしたんだい?」

彩子「たくさんお願いしたわよ。多美さんのこと、桂ちゃんのこと、商売のこと、それから、よっちゃんたちのこと」

鶴吉「ハハハッ。神様も大変だな。そうたくさん頼まれちゃ」

彩子「鶴さんは?」

鶴吉「俺はただ一つ、いつまでも彩さんがきれいなようにってな」

彩子「調子のいいこと言って」ポンと軽く鶴吉の背中をたたくと、鶴吉は階段を踏み外して落ちた。

 

「ごめんなさいね」と謝る彩子だったが、だらしがないとか年寄りはいたわらなくっちゃねとも言う。

鶴吉「チェッ…彩さん1人で帰んなよ」

 

屋台にいる子供たちが全然、彩子たちの芝居に振り向きもしないでエキストラに徹してるからやっぱり役者さんたちなのかな? 鶴吉に日傘をさす彩子。

 

北に日傘をさして歩いている多美。

北「ああ、ひどい人混みだったな。大丈夫だった?」

多美「ええ。ちょっと足を踏まれましたけど」

北「どこをですか?」

多美「いいの」道端のベンチに掛ける。「お話ってなあに?」

 

北「多美さんから」

多美「北さんのお話も同じことだと思うけど、桂のことなの」

北「ああ、桂君のこと。やあ、今日これから織庄の社長ん所へ行ってみようと思ってるんだ」

多美「私もご一緒しちゃいけないかしら?」

北「それは助かるな。いや、実のところ僕も秩父のしきたりみたいなものは知らないしね。2人の仲も詳しくは知らないし、どうしようかと思ったところなんです」

多美「私にもたった一人の妹ですし桂にだけは幸せになってもらいたいんです」

北「桂君だけなんて、あなたも幸せにならなきゃ」

多美「いえ、私はもう…」

北「どうしてそんなふうに悲観的に考えるんですか? 一度や二度、失恋したからってなんですか」

 

多美「私はお母さんを助けて、今の二上を守って行かなければなりませんの」

北「だからってなにもそう犠牲的に考えることはないでしょう」

多美「犠牲になるなんて考えてませんけど、そうなってしまうんですわ」

北「どうして? どうしてそうなるんです? 多美さん、僕はまだ諦めてませんよ」

多美「困ります」

北「僕と結婚してください」

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おお! また言った!

 

立ち上がり、北に背を向ける多美。「私、桂のことをお話ししてるんです」

北「僕は多美さんのことを話したいんです」

多美「北さんの気持ちはありがたいと思います。でも…」

多美の正面に回り込む北。「多美さん、僕のことだったら何も心配することはないんです。桂君から聞きました。あなたが僕を避けた理由を」

多美「まあ、あのおしゃべり…」

北「僕はトラベルチェーンなんかに未練はないんです」

多美「いけませんわ」

北「あなたは誤解してるんだ。今の僕はトラベルチェーンなんかに未練はないんですよ。田舎の旅館で、それも二上のような旅館を立派にもり立てていきたいんです」

多美「もうやめてください」

北「あなたがそれを教えてくれたんじゃないですか。僕はあなたや桂君たちの生き方を見て、今までの生き方を反省したんです。僕を引き取る義務がありますよ、あなたには。多美さん」肩に手を置く。

 

多美「イヤッ」日傘を広げて、北を避ける。

 

北「多美さん。待ってください、多美さん!」ここからなぜかコメディチックな音楽になり、和服で小走りの多美を追いかける北。日傘を落とした多美の日傘を拾ってさらに追いかける。誰もいない橋の上(思い橋ではない)を走る多美と追いかける北。

 

彩子と鶴吉が帰ってきて帳場へ。浴衣の女性が顔に新聞紙をかけて寝ていた。鶴吉が「アイスクリーム買ってきたぞ」と新聞紙を取ると、寝ていたのは静子だった。静子はおまんじゅうを食べる夢を見ていたと寝ぼけている。

 

桂「ただいま! しいちゃん、ありが…あっ、一足遅かったか」双眼鏡で帳場を覗くと、彩子と鶴吉がカップアイスを食べていた。そっと帳場から見えないように奥へ行った桂は帽子とサングラスを外して「あら? もう帰ってたの? 早かったわね」と帳場へ。彩子にどこへ行ってたの?と聞かれて、ちょっとねとごまかす。

 

桂の様子が気になりながら、アイスクリームを頬張る彩子は、桂を追いかけ厨房へ。「桂ちゃん。うちの中も結構暑かったらしいわね」

桂「うん、夏ですもん」

 

彩子「大須賀君、頑張って太鼓たたいてた?」

桂「さあ? 知らない」

彩子「無理しなくってもいいわよ。偶然会えたかしらね、北さんと多美さん」

桂「そうみたいね」

彩子「神様のお引き合わせね」

桂「そういうこと」彩子が持ってきたアイスクリームを食べ始める。

彩子「フフッ。桂ちゃんも意地っ張りね。そういうとこ、お父さんにそっくり」

笑い合う桂と彩子。

 

まだ追いかけっこしてる必死な多美と余裕の北。

 

ふたりはそのまま大須賀家へ。

多美「ごめんください!」

北「ごめんください、フゥー」

北が閉じた日傘を取り返す多美。

 

女性「1人おっしゃれば分かります。いらっしゃいませ」

白髪交じりの和服女性。お母さんじゃないよね?

 

客間に通された多美と北。抹茶を飲んで待つ。

 

大須賀「やあやあ、お待ちしておりましたよ」

 

多美「突然伺いまして…」

北「先日はどうも…」

同時にしゃべりだす。

 

大須賀「まあまあ、そう息の合ったところを見せつけなくてもいいでしょう。おいおい、おしぼりをお持ちしなさい。お二人ともえらく汗っかきでいらっしゃるらしい。お二方のことは桂君から聞いておりました。いや、おめでとう。仲人の件は喜んでお引き受けしますよ」

北「は?」

多美「あっ、違うんです」

大須賀「いや、まあ、そう照れなさんな。ハハッ」

気まずい多美と北。

 

二上のロビー

テレビでは人々の笑い声が響く。すごいバカ笑い。桂がテレビを消すと、良男と幸子が帰ってきた。そっけなく奥へ行く幸子。桂が聞くと、良男は幸子が焼きもちを焼いてるだけだと答えた。「同級のヤツらに会わせたらさ、ほら、東町の野口の野郎がいらんこと言ってな」

桂「何言ったの?」

良男「いや、あいつらは俺とお前さんが一緒になるだろうと思ってたらしいんだ」

桂「アホらしい」

良男「俺がちょっとにおいを嗅がしてたときもあったからな」

桂「ハッ…それで?」

良男「いや、あっちは二号だって…」

桂「えっ?」

良男「いや、じょ…冗談で言ったんだよ」

桂「私が二号? おい、こら!」

良男「だ…だって楽しいだろ?」

桂「な…何が…この野郎」首を絞めるマネ。

良男「イテテッ。やきもち焼くなって!」と逃げる。

 

桂「フン、何がやきもちよ」再びテレビをつけるが、バカ笑いにテレビを叩いて消す。

 

伸のモテ男っぽい発言は面白いのに、良男の言い方は腹立つな~。

 

厨房

機嫌を損ねた幸子に謝る良男。もう他人じゃないんだから、さっちゃんはやめてくださいという幸子。おしぼりを渡した幸子に照れながら、「幸子」という良男。「無理して言うことないわ」と良男の頭をなでる幸子。

 

良男「女っての、分からねえなあ」

 

大須賀家

大須賀「君たちの話はさっぱり分からんな。桂君は自分のことはいいから、そのかわりにお前さん方の仲人になってくれと言うし、お前さん方は自分たちのことじゃあない。うちの伸と桂君のことだと言うし、一体どうなっとるんだ?」

北「僕たちのほうが正しいんです。桂君のこと、大須賀さんはどう思ってらっしゃるんですか?」

大須賀「いい娘だよ、あの子は」

多美「じゃあ、伸ちゃんとのことをお許しいただけるんですか?」

大須賀「うん、そこなんだよ」

北「何がそこなんですか? はっきりしてください」

大須賀「そう2人とも怖い顔しなさんな。いや、まったくよく気の合う2人だな」笑う。

 

北が先に帰宅。出迎えた桂を無視して部屋へ。あとから来た多美もそのまま帳場へ。「お母さんひどいのよ。桂ったらあんまりだわ」と彩子の顔を見て泣きだす。彩子が桂を呼び、帳場へ。

 

多美「北さんったら、どうしても私と結婚するって言うの。ひどいでしょ?」

彩子「まあ、北さんが…」

多美「桂がペテンにかけたのよ。あんまりだわ」テーブルに突っ伏して泣く。

 

帳場に来た桂にこんなに泣かしちゃダメじゃないのという彩子。

桂「母上様、みんな、わたくしが悪いんです。申し訳ございません」と頭を下げるが、指差ししてOKマークを出して、彩子と笑顔で握手。どういうこと?

 

せせらぎの間

北「ああ、僕は幸せだなあ」

 

ボイラー室前

良男「ああ、俺は幸せだ」

 

今日は法被も着てお祭りスタイルで太鼓をたたく伸だった。(つづく)

 

多美は桂に言われて北がプロポーズしたと思ってるのかな? 二上を継ぐために会社を辞めさせることになるなら申し訳ない思いもあったりして。

 

う~ん、どうなることやら。