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ドラマの感想など

【ネタバレ】氷点(1989年のテレビドラマ)第一部

1989年4月6日 テレ朝

 

あらすじ

病院長・辻口啓造(津川雅彦)の留守に、妻の夏枝(いしだあゆみ)は医師・村井(世良公則)に迫られた。あやうく難を逃れたが、村井と入れ違いに帰宅した啓造は妻の浮気を疑う。その夜、3歳の娘・ルリ子が家に帰らず、翌日絞殺死体で発見される。錯乱する夏江をなだめようと、啓造は友人に養子のあっせんを頼む。ルリ子を殺した犯人に女の子がいると聞かされ、啓造は妻への復讐のつもりでその子・陽子の素性を秘密にして引き取った。ところが夏枝はある日、啓造の日記を読み、秘密を知ってしまう。

2023.1.26 BS12録画。気になる作品を見つけたので録画しました。何度もドラマ化されていますが、これは1989年のテレビ朝日開局30周年のドラマだそうです。

津川雅彦さんは1966年の映画版では北原邦雄役。同じ年のテレビドラマ版には宮本信子さんも出ている。津川さんは2006年のドラマにも北原壮太の老年期で出演と縁のある作品なんですね。

 

うわ〜、BSトゥエルビは字幕なしか〜。

 

辻口陽子という娘がうなされて起きた。父の啓造と兄の徹が心配して陽子の部屋に行くが、母の夏枝は、いつものこととあんまり心配している様子はない。

 

15年前 旭川

夏枝は村井医師に襲われそうになるが、娘のルリ子に見られた。夏枝はルリ子に外に遊びに行くようにいう。村井は啓造の経営する総合病院の眼科医。

 

札幌に行っていたもののたまたま早く帰ってきた啓造は村井が辻口家から出てくるところを目撃。啓造はそれとなく夏枝に聞くものの近所の人が来ていたと嘘をつき、首にキスマークがあるのも見つけた。

 

ルリ子が夜になっても帰って来ず、夏枝たちが探し回った。ルリ子は川で遺体となって見つかった。犯人の佐石は札幌で捕まったものの自殺した。

 

夏枝の様子がおかしくなり、啓造は友人で札幌の産婦人科医をしている高木に会いに行った。高木は上條恒彦さん。津川雅彦さんと上條恒彦さん、「本日も晴天なり」「やすらぎの郷」など何度か共演してるんだね。啓造と高木は夏枝を取り合ったライバル。夏枝、モテるな〜。

 

啓造は中絶したい女性に子供を産んでもらい、実子として育てたいと相談した。高木から佐石の娘とされる女の赤ん坊を引き取ることになり、啓造は佐石の娘とは伝えずに夏枝に赤ん坊を渡し、夏枝が陽子と名付けた。

 

夏枝は陽子を可愛がり、デパートで陽子の服をたくさん買ってタクシー待ちをしていると村井が車で通りかかり、夏枝たちを乗せた。徹と遊びに行っていた啓造は偶然、村井の車から降りた夏枝を目撃した。啓造は夏枝を問い詰めず、村井と密会していたんだろうと思い込んだ。

 

高橋ひとみさん演じる松崎由香子は啓造に憧れている。松崎は村井が夏枝に気があることを知っている。

 

村井は体がだるく、B型肝炎の可能性があるというので休職したいという。故郷に帰る村井を見送った啓造に松崎は村井と夏枝の仲を話した。啓造にぴったりよりそう松崎を相手にしない。

 

小学生になった陽子。掃除していた夏枝は啓造の日記を偶然読み、陽子の父が佐石であることを知った。啓造は村井と不倫していた夏枝に復讐するために引き取ったと書いており、ショックを受けた夏枝は「一緒に死のうね」と陽子の首に手をかけた。やめてという陽子の泣き声で我に帰った夏枝。

 

陽子は家出して、夏枝の友人の藤尾辰子(泉ピン子さん)の家に行った。いつも通り振る舞おうとする夏枝と啓造。徹だけが陽子を心配していた。夏枝は辰子に電話をかけ「ちょっとキツく叱りすぎたみたい」と明るく言う。辰子はそのまま陽子を泊めた。

 

ん〜、CMがたびたび入るのが面倒だな〜。

 

村井が再び辻口総合病院で働くことを村井からの手紙で知った夏枝。陽子から学芸会の話をされて白い服が必要と言われても、聞かないふりをし、学芸会は用事があって行けないと断った。徹から陽子だけが白い服を着てないと指摘された。

 

白い服がなくてもいいと平気な顔をしている陽子を憎らしく思った夏枝は放置した。見に来た母親たちは、陽子のことをヒソヒソ噂しあった。徹は学芸会を見に来た辰子に夏枝のことを話すが、辰子は気にしていない感じだった。

 

村井と夏枝が喫茶店で会っていたのを松崎が目撃。啓造に話した。夏枝は病み上がりでギラギラしたところがなくなった村井に興味が失せた。ひで〜な〜。

 

辰子は夏枝にわがまますぎると責めた。おー、辰子さんいい人。

 

中学生になった陽子。学校の月謝を払っていないことを先生に責められたので、夏枝に話しかけるもピアノ演奏に夢中で無視。

 

陽子は徹(野村宏伸さん。若いな〜)に相談し、新聞配達を始めた。辻口総合病院の娘なのにバイトなんて〜と新聞屋の夫婦が噂し合っているのを聞いた陽子。殺された娘の身代わりにもらわれた子だと言っていて、陽子はこれまでの生い立ちに納得した。

 

村井は医務室で見合いを勧められていた。聞いていた松崎は啓造の家に電話。啓造の子供を産みたいと話した。酔っ払った村井が辻口家を訪ねて、結婚すること、松崎が病院を辞めたことを話した。俺の結婚は一種の自殺だといい、松崎と寝たと告白。院長、院長とメソメソしている松崎を見ていたらムラムラした…はああ〜!? 夏枝以外の女性に失礼すぎる。

 

高木もまた夏枝を思い続けてか独身。上條恒彦さんなぜかいい歳した独身役が多いのね。

 

吹雪の朝。新聞配達に出かけた陽子を助けに行った徹。啓造と夏枝は陽子のことで言い争っていた。変な大人ばっかりだな〜。夏枝は陽子の将来を考えているといい、徹と結婚させると言い出す。ええ〜!? 夏枝は啓造の日記を読んで、陽子が佐石の娘であることを知っていたと告白。啓造はルリ子が殺された日に村井と浮気していたことを責めた。

 

啓造と夏枝の言い争いを聞いていた徹は部屋に行き、寝ている陽子の前で涙を流した。

 

何もなかったのように食卓を囲む辻口家の面々。徹はあからさまに夏枝を避けるようになり、それがまた夏枝が陽子を疎ましく思う理由になった。

 

徹は夏枝の父がいる茅ヶ崎に行った。大人になるという徹の言葉が気になる夏枝。

 

中学の卒業式で答辞を読むことになっていた陽子。啓造はオペがあり、夏枝が卒業式に向かった。陽子が用意していた答辞は真っ白。陽子に涙を流させたいという夏枝の策略だった。陽子は答辞が真っ白だったと正直に話し、中学の思い出をアドリブで話し始めた。意地悪する人がいたら仕返しじゃなく優しくしてあげたいなどとと話すと会場から拍手が起こった。答辞を橋の上から捨てる夏枝。

 

陽子は何となく夏枝のやったことだと感じ、自分は誰の子なんだろうと思った。

 

春、陽子は高校に進学。徹は札幌市内に下宿。高木が辻口家を訪れ、夏枝は陽子を佐石の子であることを知っていたと話した。

 

高木は陽子の部屋で少し話して帰って行った。

peachredrum.hateblo.jp

陽子は森の中で「嵐が丘」を読んでいた。徹が突然帰ってきて陽子が妹じゃない、女として好きだと告白。後ずさる陽子を追いかけて押し倒す徹。何だよ、やりたいだけ?(続)

 

正直、何度も映像化されるほどの話と思えないけど、明日、続き見ようっと。健全な朝ドラを見慣れてるとおかしな人しか出て来なくて、いや〜な感じ。これまで朝ドラで見た人も多いしね。野村宏伸さんは同時期に「教師びんびん物語2」に出てたのね。いしだあゆみさんは朝ドラ「青春家族」が始まったばかり。今も昔も人気者が同時期にいっぱいドラマに出てたんだね。