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【連続テレビ小説】純ちゃんの応援歌 (24)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

純子(山口智子)とつや(白川由美)が、正太夫笑福亭鶴瓶)のうわさ話をしていると、正太夫から電話がかかってくる。帰ってくるな、と言われて落ち込む正太夫。雄太(高岡俊広)の母親の尋ね人の手紙がラジオで読まれて、このままずっと小野家にいたい雄太は複雑。純子は雄太を優しく抱きしめ、あき(伊藤榮子)は「自分をお母ちゃんと思え」と言い、陽一郎(川津祐介)は「うちの子になった印」と大切にしていたミットを渡す。

興園寺家。純子はつやに秀平と清原が縁続きだったことを話した。秀平が捜していたおじいちゃんのお墓も清原が親戚に手紙で問い合わせてくれる。しかし、秀平はあと何日も日本にいられない状態。

 

つやは正太夫も秀平くらいしっかりしてれば…と言い、今に正太夫から電話か手紙が来ると予言する。

 

大阪の宿屋に相変わらずいる正太夫と北川。2人が机の上で作ってるのは紙巻きたばこ!? 正太夫は一遍帰ろうと思ってる、長男だから母親に溺愛されてるからお母ちゃんが悲しんでる。

太夫「あかん。お母ちゃんの嘆き悲しむ顔浮かんできたな」と電話した。

 

興園寺家に電話をかけた正太夫。つやは全然心配してないと言い、せっかく家出したんだから帰ってくることはないと電話を切った。見捨てられたと絶望する正太夫

北川「大丈夫、大丈夫。あのお母さんが君を見捨てたりなんかするもんか」と励ました。なんやかんや言って優しい人だ。

 

純子は昭、雄太、金太郎を相手にノックをしたが、雄太に予告しておいて金太郎にゴロが転がった。「何だよー」とぶーたれる雄太。しかし、秀平がやってきてノックをしてくれた。子供たちに大人気の秀平。一番素質があるのが雄太だと純子に言った。

 

小野家。昭と雄太は秀平のことを家族に話す。

昭「雄ちゃん、今日もやろな」

雄太「アッタリキシャリキや」←こういう言い回し、分かるよ。

 

ラジオの尋ね人の時間で雄太のことが流れた。

「お子さんの雄太君が捜しています。林昌代さん、または林昌代さんの消息をご存じの方は和歌山県日高郡美山村字御堂1026番地の小野陽一郎さんまでご連絡ください」

そういえば、「澪つくし」も元々紀州に住んでいた久兵衛たちが引っ越してきたけど、キッコーマンでは紀州・湯浅から千葉へという感じでした。

 

あき「お母さん、聞いてはるとええんやけどな」

純子「帰ってきてはるのやったらきっと連絡があると思うわ。お母さんが聞いてはらへんかっても知ってやる人がきっと聞いてやると思う」

雄太「でも…」

恭子「でも何?」

雄太「お母さんは俺を捜さないよ」

あき「雄太君」

雄太「だってお母さん俺を捨てたんだからさ!」

あき「雄太君、もう一遍言うてみ!」

キッとにらみつける雄太

あき「お母さんのことそんなふうに言うたらあかん」

陽一郎「雄太。お母さんがお前を捨てたかどうか、そんなことお母さんに会うてみんと分からんやないか。万一、お母さんがお前を捨てたとしても捨てられたお前より捨てたお母さんの方がつらいんやと思う」

 

校庭で野球をする昭たち。雄太は元気がない。

 

夜、風呂に入っている雄太に昭。

昭「なあ雄ちゃん。お母ちゃんから連絡あったらどないするんや?」

雄太「分かんねえよ」

昭「行くのんか? お母ちゃんとこ」

雄太「分かんねえってば。でも…行くだろうな。昭のとこだって俺が邪魔だろ?」

昭「ほんなことあらへん!」

雄太「どうして?」

昭「何でほんなこと言うんや!」

雄太「尋ね人の時間なんかに出すじゃないか!」

昭「…」

雄太「いいよ、俺は別に何とも思ってねえよ」

 

風呂あがり、ひとり廊下でハーモニカを吹く雄太。雄太のお母さんから連絡があるか話す恭子とあき。

雄太「連絡なんかねえよ」

純子「雄ちゃん…」

雄太「あいつが俺を捜すわけないもん」

あき「雄ちゃん、あいつって誰のことや」

恭子「あかんで。お母さんのことそんなふうに言うたら」

雄太「連絡があっても俺は会わないからね!」

陽一郎「雄太、ちょっと来い」

雄太「俺はいらないんだよ、お母さんなんて。満州でくたばってりゃいいんだよ、あんなやつ! 天罰を受ければいいんだ!」

あき「雄ちゃん!」雄太をビンタ「何言うの!」

雄太「何だよ!」

あき「もう一遍言うてみなはれ!」

庭に飛び出した雄太を抱きしめ続けた純子。あきたちは様子を見に行くが、一旦ふたりだけにした。8時過ぎから10時過ぎまでずーっと抱き締め続けた純子。

 

純子「ごめんな。お姉ちゃん、何も言うてあげられへん」

雄太「俺…」

純子「何?」

雄太「俺、知ってるもん。お母さんが満州の人のおじさんに預かってくれって頼んでるのを俺聞いたんだ。だからお母さん俺を捨てたんだ。俺が邪魔だったんだ」

 

あきが近づいてきた。

あき「おいで」

雄太「…」

あき「おいで!」

立ち上がった雄太の肩に手をかけるあき

あき「分かった。もうお母ちゃんを捜さんでもええ。ずっとここにおろう。なっ? これからはおばちゃんがお母ちゃんや。なあ雄ちゃん。おばちゃんがお母ちゃんやで。なっ?」

泣き出した雄太を抱きしめたあき。

 

陽一郎は大切にしていたキャッチャーミットを雄太に渡した。

陽一郎「今日からうちの子になったしるしや」

 

雄太、よかったね…。今週も来週も順調にあるぞーと昨日まで思ってたのに、今朝見たら今日だけ放送があって、あとは政見放送だのなんだので全然ないじゃないの! 酷い。だからこの枠嫌なんだよ。