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【連続テレビ小説】純ちゃんの応援歌 (9)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

秀平(髙嶋政宏)は一人で興園寺家に残っていた。純子(山口智子)がどうするつもりなのかと問いただすと、秀平はつや(白川由美)に全てを打ち明ける。するとつやは、だまされたことを認めず出て行こうとする秀平を引き止め、今まで泊まった宿泊代を払えないなら家でただ働きをしろ、と命じる。純子が役場へお使いに行くと、友達の静尾(押谷かおり)が秀平に関心をもって純子にいろいろと聞いてくるのが、純子には面白くなく…。

ジョージ北川は去りました。どこに行ったのか。再び現れることがあるのかないのか。そして残された速水秀平は一体どうするつもりでいるのか。

 

純子は興園寺家の座敷に寝っ転がっている秀平に声をかけた。すぐに逃げた方がいいと言う純子に秀平はつやに本当のことを話そうと思うと、つやの所へ行きすべてを話した。つやはまず速水が日本語を話せることに驚く。秀平はジョージ北川もGHQというのは嘘で詐欺師だと告白した。だが、つやは騙されたことを認めようしなかった。

 

しかし、秀平が出ていこうとするのを見ると、2000円の宿代を払ってくれと言いだした。持ち合わせがないと言う秀平に払えないのならここで働くように言った。

 

でもまあ事が荒立たなくて純子はほっとしました。興園寺つやが秀平に向かって働いて宿泊費を払えと言ったことは少々ふに落ちかねることではありましたが。

 

純子はつやに頼まれて伐採届を出しに美山村役場へ行った。純子の友人・静尾が役場で働いており、秀平のことをいろいろ聞いてきた。静尾は遊びに行きたいと言い、純子に昼間は秀平がいないと返されると、夜出かけると母親がやかましいし…とシュン。

 

しかし、秀平のことは男前で大阪で勤労動員してた時に噂してた人よりかっこいいと嬉しそうに語った。

 

純子の心の中でちらちらっと小さな火花が散りました。友達の静尾が秀平に関心を持っていることが面白くなかったのです。

 

やっぱり民子タイプの友達だった…(-_-;) しかし、純子も結構秀平に対して自覚ありな感じなのね。

 

夕食時、サツマイモを食べながら純子が北川が帰ったことを話した。来週の日曜日に大尉がグローブを持ってくるかもしれないと言うと、昭は芋をつまらせながら驚いたが「インチキやないの」と疑ってもいた。リアル芝居で目が赤くなってない?

 

つやは久助に詐欺のことを話し、下手に騒ぎ立てて恥をかくだけだと言い、久助はそういうやつは他でも悪いことをしてるから熱いやいとをすえたると返した。つやはそんなに悪い人が出来る人だろうかとつぶやく。

peachredrum.hateblo.jp

ハマさんも「やいとをすえる」と言ってたね。

 

昭は学校で友達に進駐軍がグローブを持ってくる話をした。全員もらえるか分からないとなると、グローブを持たない者がもらえるのだろうと金太郎は自分のグローブを清にあげ、自分に一番の権利があると主張した。

 

秀平は山の仕事をした。うーん、いい体。

 

純子にお茶を出してくれる正太夫。いや、正太夫、いつも何してるの? それにしてもいつもセクハラ気味だよねー(-_-;)

 

裏庭の井戸の前で顔や体を拭きながら秀平が北川のことを純子に話した。北川は根はすごくいい人。北川の父は海軍中尉で兄弟全部海軍に入ったのに、北川だけが私立大学の文学部に入った。家の中では爪はじき。だから偉い人や威張ってる人が嫌い。そういう人を見るとからかいたくなり、わざと世間に逆らうような事をして楽しんでる節もある。アメリカで新聞記者をしていたと言うだけでスパイ容疑で引っ張られたこともある。本当は孤独な人かもしれない。

 

それを陰で聞いていたつや。北川にもらったシルクの赤い手袋を手にはめてみたが放り投げた。

 

純子ばかりか秀平もなかなかストレートな人間だね。