公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
翌年2月、卒業後は大工の修行を始める安吉(坂本修聡)や、建築家や弁護士を目指すという尚久(西翔平)や南(松田聡也)と違い、目的のない淳之介(生田斗真)。中学受験を控え晩ごはんも食べない淳之介を心配し、光代(星由里子)はあぐり(田中美里)にもっと子供に関心をもつように言う。毎晩出かける淳之介の行動を不審に思ったあぐりは、淳之介が毎晩安吉の家に通っていることを知り、安吉の母(宮地雅子)には感謝され…。
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昭和11年(1936)2月
学校の窓から外を見ている淳之介。雪が降り、今年は寒いねと言い合っていると、安吉が新潟はもっと寒いと言いだす。新潟に行って宮大工の修業をすると言う。尚久は父が建築家で自らも建築家志望。建築家になるためには学問が必要でいい学校に行けとうるさく言われている。南は弁護士。しかし、淳之介はまだ人生の目的がない。
光代とあぐりが夕食。ここのところ淳之介は南の家で勉強をしているとあぐりは言う。受験が迫っていることにあまり深刻でないあぐりに光代は「あなたそれでも母親なん?」。あぐりは「はい」と自信たっぷりに答える。これでいいのよ。淳の人生は淳のもの。
光代の話だと最近、淳之介は夕食を食べていないから一度お医者様に診せた方がいいということと、夜勉強してたら「どう? 進んでる?」とか「勉強大変ね」「頑張ってね」とマメに声をかける事が大事だとアドバイスされた。
とめは台所のお米や野菜がなくなるのでネズミ捕りを仕掛けようとしていた。そこに辰子に「新しい髪型を考えたので見てほしい」と言われ、見に行く。ちょうど淳之介が帰ってくるが、食欲がないから晩御飯はいらないと言った。
夜、淳之介が勉強する部屋に入って行って「どう? 進んでる? 勉強大変ね」と話しかけるあぐり。ちゃんと棒読みっぽく言ってるのがいい。
夜中。とめと沢子が台所で物音がするので箒で叩くと、そこにいたのは淳之介だった。
翌日の夕方。店に必勝合格のハチマキをした南が来店するが、淳之介は南の家で勉強してるのでは?と指摘を受けると、何も言わずに帰っていった。その会話を聞いていたとめと沢子が昨晩の事をあぐりに話す。
そしてあぐりは安吉の家に向かった。外にいたみねと話をすると、夕ご飯に誘われると自分が食べる分と言って米や野菜を持参して一緒に食卓を囲んでいた。
貧しい中にもぬくもりと明るさのある食卓。あぐりはなぜ淳之介が安吉の家に入り浸っていたのか、この時、少し分かったような気がしたのです。
結局、あぐりは淳之介に声はかけなかったんだね。その後、カフェ・セ・ラ・ヴィに行き、民子と話をする。「あの年で晩御飯はよそのうちなんてさすがエイスケさんの子よね」とからかう民子。あぐりは今までそんなに気に留めなかった、淳は家庭のぬくもりに飢えてる、もっとお互いを思いやるようなそんな家庭にしなくちゃ駄目だと反省。
民子はあぐりのうちみたいにみんなが自立して生きてるうちの方がすてきだと言うが、あぐりが「民ちゃんは子供がいないからそんな事が言えるのよ」とサラッと言ったねー。民子の離婚の話は進んでおらず、「帰って来い。もう一度やり直そう」の一点張り。民子に「婦人現代」の件で連絡が入っていると言うから、最終号は出したけど、その後、いろいろやってるのかな?
高山に「26日に淳の最初の試験があるの。せめてそれまでには淳の相談相手になってほしい」とエイスケに伝言を頼んで店を出た。
2月25日
こうしていよいよ淳之介にとって最初の受験の前夜がやって来たのでした。あぐりの伝言もむなしく結局エイスケはあれから一度も家へ帰ってはきませんでした。
光代、淳之介と共に夕食をとろうとしているとき、民子の夫が訪ねてきた。民子に話したいことがあるのですが、どうしても会ってくれないとしてあぐりに手紙を託して出ていった。
今週の話は割と覚えてるところが多いと思ったけど、エイスケさんのいない今日の回、あんまり覚えてなかった。
昭和11年2月26日といえば、朝ドラでもおなじみ
おしんは末っ子・禎の出産があったけど、割と一瞬で同日で3年が経過していた。
「澪つくし」では皇道派なんて言葉も使って説明してたけど、「あぐり」ではどんな説明をするだろうな。