公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
あぐり(田中美里)は、エイスケ(野村萬斎)からもらった自転車の練習で足をけがする。エイスケが学校まで送ると、生徒たちが騒ぎ、津島先生(佐々木功)は結婚について授業をする。あぐりは「結婚とはただそれだけの事」と答えるが、友人の民子(笹峰愛)は「結婚は闘争である」と挑発的な態度。民子が男子学生と一緒にいたと呼び出され、あぐりが心配していると、民子が駆け落ちした、と民子の母(谷村慶子)が押しかけてくる。
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玄関先で自転車を整備しているエイスケの脇を走り抜けて玄関へ入って行くあぐり。三味線の先生が来ているので慌てていた。
エイスケの「毎日大変だねえ。ねえ、この自転車使ったら? あげるよ」という言葉にそっけないあぐりだったが、「乗れないんだ」という言葉には反応。自転車登校は学校で禁止されてると反論するが、エイスケの挑発に悔しそうな顔。
三味線の稽古後、秘かに妻五郎と自転車の練習を始めたが、買い物帰りのしおや人力車にぶつかりそうになり…
あぐりが望月家に嫁ぎ、ひとつき半が経ちました。生まれ育った家とは違うしきたりや破天荒な夫エイスケとの生活。どれも戸惑いの連続でしたが、あぐりは持ち前の明るさで少しずつそんな生活に慣れはじめていました。
足を引きずったあぐりが朝食の席に着く。足の具合を聞かれ、「大したことありませんから」と答えたあぐりだったが、光代に「じゃ今日の踊りのお稽古は予定通りじゃな?」と言われると、急に痛がるそぶりを見せた。
でも学校には行きたい。給仕しているしおのおでこにでっかい脱脂綿が貼ってあった。あぐりにぶつかりそうになって転んだ時にできたもので、あぐりをにらみつけた。
足を引きずりながら歩くあぐりに自転車に乗ったエイスケが「乗れよ! 学校まで送ってやるから」と声をかけてきた。平気ですと断っていたあぐりだが、足の痛みに勝てず、エイスケの運転する自転車で学校へ。
「イヤッホ~! いや~皆さん、おはようございます!」と学校に入っていくエイスケは校庭をくるくる回りあぐりをなかなか降ろさない。先生たちも知るところとなり、山神は自転車の相乗りを厳重に処罰する!と怒っていた。
教室ではエイスケとあぐりの相乗りがさっそく話題になっていた。
「キャ~! エイスケさん。そんなに飛ばさないで!」
「しっかりつかまってるんだよ、あぐり…」
「エイスケさん、愛してますわ」
「僕もだよ、あぐり」(以上、女学生の妄想会話です)
で、キャーキャー騒いでる教室。まー、今の時代だって騒ぎになるよね。ああいう女子高ノリ楽しそう。
津島先生は何の教科か知りませんが、今日の授業は「結婚」について。
詩人ハイネ曰く「結婚…それはいかなる羅針盤もかつて航路を発見したことがない荒海である」かをるさんと惣吉さんみたい。
イギリスの作家ワイルド「男は退屈のために結婚し、女は好奇心のために結婚する。そして両方とも失望する」
結婚に関する名言が多い人だね。
フランスの文学者ヴォルテール曰く「結婚とは臆病者の前に用意されたたった一つの冒険である」
数々の名言を言いながら生徒たちに結婚について問う。そして、唯一の既婚者であるあぐりの言葉は「結婚とは…男と女が同じご飯を食べて…同じ部屋で寝て…それだけ」と答えた。あぐりの言葉を「結婚とはただそれだけのことである」と津島はまとめた。
民子は手を挙げ、「結婚とは…奪い合い、与え合うことであり、その愛は闘争だ」と答えた。授業が終わった後、声をかけたあぐりだが、民子はもうエイスケさんに興味はないが、あなたを許したわけじゃない、大嫌いと言われてしまった。何でじゃ?
布団に入っても民子の言葉が思い出されて眠れないあぐりにエイスケが「どうした? 眠れないのか? じゃあいいことしようか…」と屏風から声をかけてきた。
2人は布団の上でピーナッツをかけた花札を始めた。あぐりはなかなか才能があるらしく楽しそう。エイスケは活動写真を見に行ったら、民子を見かけたと言ってきた。男と手をつないで結構目立っていたと。
翌日、民子は山神に教員室に呼び出され、クラス中で民子が男と活動写真に行ったことや駅裏の旅館で目撃されたことなどが話題になっていた。あぐりはクラスメイトの会話に加わらない。
民子のことを心配するあぐりでしたが、今のあぐりには民子に声をかけることすら許されなかったのでした。そんなあぐりの不安が的中したのは、その日の夜遅くのことでした。
望月家を民子の母が訪ねてきて、民子が駆け落ちしたと言って泣き崩れた。
あぐりと民子が友達という方がおかしい。あんなに恋愛脳の女性だと同性の友達はできにくいんでは? まったく気にしないあぐりだから友達でいられたのか??
ツイッターの手厳しい感想は置いといて、あぐりの次週予告みたいに「英一郎です! 僕に子供ができただって!?」みたいな「澪つくし」バージョンの妄想次週予告は面白かった。サザエさん的登場人物の次週予告は朝ドラの伝統にしてほしいくらいだ。
ネタバレありなので今後の展開を楽しみたい人は読まないで下さい。
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