公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
かをる(沢口靖子)に双子の男の子が生まれて、上機嫌な久兵衛(津川雅彦)たち。「昭和」から昭彦と和彦、と名付ける。英一郎(鷲生功)が、自分も見合い相手と結婚する、と宣言すると、それは先方から断られた、と久兵衛が告げる。一方外川では、善吉(安藤一夫)が、松岸の遊郭に身を沈めたアミへの思いに苦しんでいた。とね(草笛光子)は善吉に、身受けの費用を出す代わりに、親と決めた相手と結婚するように、と条件を出す。

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昭和9年11月 かをると梅木に双子の男の子が産まれた。
昭和9年生まれは大活躍した芸能人が多いそうで、石原裕次郎さん、津川雅彦さんのお兄さん、長門裕之さんも昭和九年会のメンバーだそうです。
双子が生まれて…「手間が省けてええ。なあ流産した分取り返した。いっぺんに元取ってしもたわい」久兵衛の要らない一言。るいが「あなたなんて事を」と咎める人が一人でもいたからいいものの、毎日炎上だな!
双子の場合はあとから生まれた方が長男とかをるは言ってたけど、wikiによれば”1874年12月13日の太政官指令により「前産ノ児ヲ以テ兄姉ト定候(先に産まれた方を兄・姉とする)」と多胎児の兄弟姉妹の順が定められた。それ以後、少なくとも法令上は出生順により兄弟姉妹が決められている。ただし、この「後から生まれた方が兄(姉)」という考え方は直ぐには改められなかったようで、例えば明治25年(1892年)に生まれたきんさんぎんさんは後から生まれたきんが姉となっている。1898年10月12日には司法省民刑局長が「出生ノ前後」をもって順序を定めるように再度の通達を出している。”
昭和に入ってもまだ後に生まれた方が兄ってことにしてるのね。
久兵衛は、長男を昭彦、次男を和彦と名付けた。昭和。オープニングテロップは明彦になってたみたいですけどね。
律子から電報が届いた。知らせたのは英一郎で、文面は「フタゴ タンジョウ オメデトウ ワタシモ ガンバリマス リツコ」
英一郎も結婚すると言い出した。”深見のお嬢さん”なる人とお見合いをしたそうだけど、向こうから断られたそうで。美しすぎる小姑2人と義母がいる家ってちょっと怖いかも。英一郎の人柄が嫌われたんじゃないと思いたい。
落ち込みつつ笑顔を見せる英一郎を梅木が励ます。「まだあきらめるのは早い」とか、おめーは周りからお膳立てしてもらったんだろーが!! …結局、惣吉派にも梅木派にもなれなかったな。
一方外川には娼婦となったアミへの思いに苦しむ善吉がいた。
とねはどうしても一緒になりたいのなら出て行きなという。惣吉の相手だったかをるに親切だったのは、陸者というのがあっても「入兆」の娘という家柄的には問題なかったからというのもあるのかな…。
息子がうじゃじゃけてたら舟形になめられてしまう。
うじうじみたいなことか?
もう5年も松岸にいるアミのことをけじめをつけたいという善吉に身請けの費用300円を出すから、親の決めた相手と結婚しろというとね。うーん…究極の2択。苦悩の善吉。
しかし、300円って英一郎が先物商売で損したのが4000円だよ。英一郎に言ってたらもっと早く身請け出来たんではとか思ってしまうよ。4000円+5000円の持ち逃げでも店が潰れない「入兆」すごいな!
ある夜、久兵衛とるいの寝室に強盗が入った。包丁を突き付けられるも、落ち着いた態度で枕元の金庫からお金を取り出す久兵衛。かをるも寝室に来て恐怖におののく!
次から次にいろんなことが起こるね。