/#降旗康男 監督ファン必見の
— 日本映画専門チャンネル (@nihoneiga) August 31, 2020
傑作サスペンス‼️
\#松坂慶子 主演✨
「傑作推理劇場 藤本義一の嫉妬」全2話
◆9/2(水)・3(木)連日あさ10時~
[再]9/23(水)あさ10時より連続放送
銀座のクラブママ扶美子は心中事件を起こすが
相手は死亡し、扶美子は生き残った…😰https://t.co/bOdYaPRGsF pic.twitter.com/Rx8Szh3UnA
1982年3月4日~3月11日 テレ朝
あらすじ
銀座のクラブママ永井扶美子(松坂慶子)は心中事件を起こした。相手の野口高志(加藤潤)は死亡し扶美子は生き残った。高志の妻・志津子(松尾嘉代)は、夫が会社の金1億円を使い込んでいることを知らされた。
珍しく前後半ある話。
野口の妻・志津子が会社に電話をした。大阪出張と志津子には言っていたが、会社には休暇を取っていた。その後、静岡県警の刑事からの電話で、夫の高志が亡くなったことを知らされた。
高志の死因は自殺。胃の中に大量の睡眠薬が入っていたが、それでも死にきれず、手首を切っていた。しかも、扶美子という銀座のバーのマダムと心中で、扶美子は生き残った。
会社から高志が1億円もの金を使い込んでいることも発覚した。志津子は扶美子が野口高志の妻として死のうとしたことが許せなく、扶美子の顔を見に行った。そして、野村信枝として扶美子の店にホステスとして入店することにした。美人だから成せる技!
志津子は優しく声をかけてくれ、客やホステスたちには交通事故で休んでいたとうそぶいていた。初日から高志の同僚が来たが、岡村部長(高橋悦史さん)と、高志と変わって課長になれた池沢は「どこかで見た顔だ」とは言うものの気付かれなかった。
四十九日の法要後、高志の母からは籍を抜いてもいいと言われたが、まだ籍は抜きたくないと答えた。店に行くと、扶美子は酔っ払っており、他のホステスたちもいる前で好きな人の四十九日だったと言い、交通事故ではなく高志と心中したのだと話した。驚く志津子だったが、他のホステスたちは誰も本気にしていなかった。
酔っ払った扶美子をタクシーで送って、家に入って介抱したのは志津子は高志とのことを問いただすが、扶美子は本当に死ぬつもりだったとか好きだったと言い、眠ってしまった。
けたたましく鳴る電話。志津子がでると女性の声で、扶美子たちが泊まった部屋から出ていった男の姿を見たと言ってきた。声の主はそれをネタに脅そうとした仲居か?
別の日、扶美子を尾行し、ホテルのロビーで岡村の姿を見かけ、今度は岡村を尾行するとどこかの部屋に入っていった。しかし、池沢に見つかり、部屋に連れ込まれ性的暴行された。スマン、じゃねーよ! 「男と女って簡単にこんなことになるんですね」池沢は岡村部長のシッポを掴むため、志津子に協力すると言う。はぁ?!
やはり岡村と扶美子はただならぬ仲だった。わお! 色っぽい。
志津子は再び心中した旅館を訪ねた。前回部屋を案内してくれた初子という仲居は公休日で不在。初子は上京して、再び扶美子に電話をして500万用意するように言ってきた。ここまで前半。
初子は岡村が離れから逃げる時に落としたライターを所有しており、それをネタに強請っていた。店を訪ねてきた初子を更衣室に待たせ、初子に会いに行ったのは岡村。500万を渡すが、あくまでライター代だと言い、もっと金が欲しそうにするので初子の首を絞め殺した。
今日が休みだと言う志津子のロッカーを開け、そこに初子を隠し、閉店後、扶美子も知ることとなり、車で運んだ。扶美子だってお酒飲んでませんでしたぁ??
会社のトップの娘婿になった岡村と医大生に騙されて死のうとした扶美子が出会い、扶美子は生きる力をもらった部長に恩を感じていた。
初子の遺体は静岡で見つかり(そこまで運んだの?)、宿の女将と遺体を見ていた志津子は、刑事に話しかけられ、高志の件は心中ではなく殺しだと告げた。会社の使い込みもハメられたかも?と池沢から報告があった。したり顔で登場すんじゃねーよと池沢に嫌悪感。
ロッカーに入れていた衣装に血がついていたと店内で大声で話す志津子。岡村は衣装を買ってやると店を連れ出した。血のついた衣装を持ち帰り焼却炉で焼く岡村の前に志津子が現れた。
志津子は家に呼び出し、事情を話し始めた。「野口高志を殺したのはあなたね?」からの「私を抱いて」。外で車で待ってる志津子に見せつけるためかと思ったら本当にやっちゃってるよ!
志津子のキャラ変! 店でみんなの前で岡村に青山のマンションを買ってもらい、店も乗っ取ると扶美子に宣言し、扶美子にビンタされた。そのあと来店した池沢には罠が効きすぎたとは言ってたけどね。
扶美子の家を訪ねた志津子は、ついに野口志津子だとバラした。岡村の使い込みをごまかすために高志をハメ、ビタミン剤と偽り、睡眠薬を飲ませた。扶美子は本当に高志を好きになり、死ねたらいいと思った。高志さんも愛してくれたなんて言い出すもんだから、滅ぼしてやる!と怒りながら帰って行く志津子。
海で抱き合う部長と扶美子。このまま死んでしまおうと睡眠薬入りカプセルを口に含ませ熱烈キス! いい女に立て続けに「私を抱いて」と言われる岡村部長、すげえ!
池沢と志津子が店で話す。二人の心中は成功したらしい。志津子は店の鍵を池沢に渡し、二人の葬式を頼み、店を出ていった。(終)
池沢にお礼を言いながらグラスの酒を飲み出した志津子は毒入り酒でも飲んで死ぬのか?!と思ったけど違った。虚しさを感じ、どうでもよくなったのかな。高志の気持ちがイマイチ分からん。扶美子の誘いに乗るあたり、その気はあったのか。
高志に使い込みの罪を被せず、身もふたもないが最初から扶美子と岡村部長で心中しとけばよかったね。
↑これは高橋悦史さん主演となってるけど、今回の方が出番多いよ。